#読書ノート　(4)-107 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 　天皇.政府.議会 　とはいえ、天皇制と立憲制をいかに接合するかは、明治政府にとって長年の難問であった。 　その結末を見ておくと--- 　帝国憲法4条の(天皇は国の　#元首　にして　#統治権を総攬し、この憲法の条規によりこれを--

#読書ノート　(4)-106 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 　#国民統合　の　#象徴 　では、なぜ #憲法発布 とともに国家祭典が始まったのか。憲法を制定して議会ができた以上、(我々人民はもはや無権力.無責任なる国民ではない)、(政治上固く結びて一体をなしたる)( 日本国民)は--

#読書ノート　(4)-104 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 　憲法祭と　#万歳 　大帝国憲法が発布された明治22年(1889)2月11日、新築の皇居大広間で　#明治天皇　が　#黒田清隆総理大臣　に憲法を手渡した午前10時35分、#近衛兵　の撃ち出す101発の号砲を合図に烟火(はなび)が上り、100を--

#読書ノート　(4)-103 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 　#立憲制と近代天皇制　(続) 　　伝統をつくる 　1880年代はまた、近代天皇制の基盤が整備された時期だった。天皇の存在をアピールする　#地方巡幸は、明治18年に終わった。経費は国が出すと通達したが、町村長は他地域に負けない--

#読書ノート　(4)-102 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 #立憲制と近代天皇制 　議会開設の前に(続) 　それでも、政府は市制.町村制をはじめ土地収用法、#裁判所構成法、#民事.#刑事訴訟法　などの重要な法律を議会開設前に公布してしまった。 　さらに、#皇位継承　などに関する--

#読書ノート　(4)-101 #日本の歴史　小学館版 #帝国憲法体制の成立 #立憲制と近代天皇制 　　#議会開設　の前に 　この間、伊藤の盟友.　#井上馨外務大臣は　#条約改正問題　に取り組んだ。井上は関税自主権を棚上げし、外国人の国内旅行や商業活動を認め、#外国人裁判官　も採用するなど、大幅に--