遊んで暮らしたと 言われた10年は ガムシャラに 生きてたよ あなたの10年が 寂しかったからとはいえ それは 私たちの 終止符になった #拙い物書きの会

涙で編んだ着物を羽織りあなたの知らぬ涙を食べた #拙い物書きの会

酒の肴は 月がいい 喉に詰まらず 心に溜まる #拙い物書きの会

雨で濡れたアスファルト 踏まれた煙草の 淀みを浮かべ 重なる事なき 雲に霞む #拙い物書きの会

おはようは ただの挨拶 おはようが 言えない のは ただの では なくなったから #拙い物書きの会

涙を握りつぶした 日に 終わった 月 空白全てが 海になる #拙い物書きの会

見返りの月 街灯を滑り 私に落ちた #拙い物書きの会 pic.x.com/7sdsylgiy3

カタチの無い 小さなシンガー 私の目を覚まし 時には 私の目に安眠を もたらしてくれる 喉を潰さず 息を切らさず 歌い続ける 孤高のシンガー 私の推しは 私と暮らす #拙い物書きの会　『ミミナカシンガー』

あなたがそばに 居るだけで 正解でした と 伝えられずに ご飯食べてる #拙い物書きの会

わたしは 一人であり 一人でない 震える人を 撫でる優しさは ないけど 震える声を 呑み込む事は 出来ますよ 泣いてくれる人と 泣けばいい それは かっこいい #拙い物書きの会

貴女は死神に恋をし 逢いに行った 故に 紡がれた言の葉は 頷けない 香りがする #拙い物書きの会　『

夢は夕暮れ うたた寝をして 目を横に 吐いた陽炎 布団になった #拙い物書きの会

オレンジが わたしを包む オレンジを包むのは 海の香りの 王子様 海の言の葉 紡ぐ 王子様 #拙い物書きの会　『オレンジ色の王子様』 pic.x.com/x2evmo0ads

ネオン金魚が 影を求め 草葉の餌に 噛み付いた #拙い物書きの会 pic.x.com/d19rzaoqgh

足が抜けた蜘蛛 糸をたぐれず 波紋のような 遺恨を残す #拙い物書きの会

橙の外は だいたい 稀有 故に 健気 #拙い物書きの会 pic.x.com/djkmeskivv

鞄に詰まった くしゃくしゃの 空 屈託のない雲は 寝てる間に逃げ出した #拙い物書きの会