『 Lullaby 』 石畳の街が好きだ コツコツと響く足音で 生きてる自分を聞けるから 暮れていく空が好きだ 暗いからこそ輝く星が視えるから 今日を終える事が出来る幸い そんな日もある だから 明日がまた輝く 街が囁いた 今夜はぐっすりと おやすみ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『安らぐ』 ウォンバットを見ると いつも幸太郎君を思い出す 無骨で喋らないけど 隣にいるとホッとした 信頼 という言葉を喋らずに教えてくれた奴だった きっと今もそうだろう 家族は幸せだな #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『デッカくなあれ』 カッパ： 雨あめ降れふれ‼︎ モット降れ〜‼︎ 雨さえ降れば百人力だーッ‼︎ ワン公： やばい‼︎ カッパくんがどんどん巨大化してる！ この季節は 樹が大きくなるけど 気も大きくなるんだよね〜カッパくんの #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『緑燃ゆ！』 フェニックス じゃないのよ フラミンゴで ゴミンナサイなのよ 緑の季節は恋の季節なのよ いつもより多めに赤くなっております！ なのよ〜！ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『ギブアンドテイク』 ワン太 　烏のカー吉は友達 僕はご飯を分けてあげ、カー吉は空から見てきた世界を教えてくれる カー吉 　朝イカしたプードルの子を見かけたゼ 明日オイラの後をついてきな ワン太 　カー吉、君はなんてステキな奴なんだ！ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『緑の精』 緑の美しい季節には 必ずあの娘（こ）を思い出す 透き通るような肌に 吸い込まれそうな瞳 命というものは 危ういものだ あの娘を見る度に 何故か心が騒ついてそう繰り返した 儚い美しさ とは こういう事を言うのだろう そして儚いほど 面影は永遠に残る #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『愛を聴く』 どんな時にも 皆が会いたくなるのは 聞き上手な人だ その人といると 知らず知らずのうちに 宝石のような言葉が溢れ出すから そしてそんな言葉は 決して色褪せないと 知っているから 語っている人も 聞いているその人も 愛を語ろう #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『3年2組・地球くん』 僕には愛しい人がいます 彼女はそれを知りません 何故なら 伝えたことがないから いつも教室の隅で そっと見守るように見つめているだけ 幸せを願いながら 友達は僕に言います 「まるで地球みたいだね」って。 愛ってそういうものでしょ？ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『泣かないで』 聞いたことはないんです でもわかるんです 彼女はきっと ハスキーヴォイス 聞くと誰もが泣くんです お酒のせいだと言い訳しながら サビの歌詞はきっと 「泣かないで」 #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『雨に歌えば』 雨 というのは不思議です 耳を澄ますと 花が歌っているのを教えてくれるの 窓の外で 内側で 優しく身体を揺すってハミングしてる 花の調べが聴こえてくるの 貴方もいつか 試してみるといい #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『解ける』 一直線に 貴方を目指します 温かな海のような 貴方を 冷たい干渉も揶揄も わたしと貴方を 邪魔することは出来ないと 知っているから みんなはいつか わたしをこう呼ぶでしょう 沈まぬ太陽 と。 #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『地図はポケットの中』 内緒にしよう そう思っていても きっとみんなには分かってしまうだろう ニヤニヤ笑いが隠せなくて 幸せを手に入れた時は 大体そういうものだ そう独り呟いて わたしは胸元のポケットに手を当てた 春の匂いがして 温かかった #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『優しい一日』 泣いてるんじゃない そう言った途端に 雨は強く降り始めた きっと一人じゃない 分かっているのに 寂しい心が 勝手に窓を閉ざしてしまう日 仄かに 夕暮れがやって来て 手を伸ばせば そこに愛が待ってるよ と 微笑んだ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『Märchen』 今宵のように 桜色の月が昇る夜 シンデレラは 馬車を走らせていたに違いありません それをそっと入江から 涙を流し見つめる瞳があることも知らずに 泣くのはおよし 人魚姫 いつの夜もお伽話 嗚呼、 王宮に 時が溶けていく 水面に漂う 儚い泡のように #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『幻夜』 チクタク・チクタク 夜は更け行く この世とあの世 過去と未来と夢現つ ピンクムーンの出づる夜は 宇宙（そら）が汝（なんじ）を試す時 瞞しの月に踊らされ 真の月（恋）を見逃し賜うな はて 今宵 汝（そなた）は愛を射抜くだろうか 月が囁いた 笑うのは誰だ？ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『今日の日記』 レモンスカッシュの香りがする午後でした 知らず知らずのうちに わたしはスキップをし しまいにはかけ出していました 柔らかい陽射しが作ったわたしの影が ふわふわと後を追って来るのが楽しくて 〝わたしは地球に愛されてるな〟と思いました　まる #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『夜に誘われて』 確かここを曲がった筈なんだ！ 彼を追って 入った二つ目の路地は 見知らぬ街に繋がっていた 海から吹く潮風が 〝コッチへ来いよ!〟 と囁いて耳を擽る 靴音だけを残して 彼は消えた 口笛と チューインガムの似合う奴だった #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『輝く人』 キラキラと 光り輝いているのは この街？ それとも貴方？ 心踊らせて生きる人になったその時 貴方はきっと気づくでしょう 自分の住む街が いつか 光り輝く場所に 変わっていることに 夢見るように生きてください #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『海の見える家』 どんなに苦しい時でも あの場所を思い出すだけで 僕の心は落ち着きを取り戻し 優しくなれるのです 覚えていますか？ そう 優しい風の吹く庭先で いつも貴方と座って語り合った 光の子ども達が 歌い 踊る あの美しい 海の見える家ですよ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『ツンデレネコ君』 どう？ 驚いた？ あのさ… 仲直りしよ 知らなかった？ 〝君なんか大嫌い〟って言ったのは つまり 君が大好き ってことだよ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『見えない約束』 いつも待ってるの。 〝もう諦めたら？〟 って、時々言われるけど きっと見つけてくれる って分かってるから わたし 諦めないよ あの子と ずっとずっと遠い昔 約束した そんな気がするんだ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『月夜に吼えろ！Miss wolf』 草食系？ そんなこと言ってる場合じゃないのよ！ 「男は皆狼だ！」 ってアレ、 嘘じゃん！ 8年待ったわよ！ 待ってても来ないなら、こっちから行ってやる！ アナタ！ 待ってなさい！ 今夜ワタシは狼よ！ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『属性：ヒーラー』 彼の名前は ナンダロくん いじけた人とか 心細い人の前に ふと現れます 唯やってきて 側にいてくれます 餌はいらないです 気がつけば あなたは元気になってます そんだけ〜 #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『幸せ注意報』 春です！ 皆さま お気をつけください 今巷に流行っています 予感　はいつか 直感　に変わり やがて実感になります いわゆる これが〝恋の病〟 もたらされる症状は 綺麗になる！ #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『みんな違ってみんなイイ』 ワタシ 「仲間になりたいんですが 何か必須なことってありますか？」 グループ代表 「合格です」 ワタシ 「え？ 　何故受かったんで 　すか？」 グループ代表 「アナタがちょっと 　変 　だからです」 ワタシ 「⁈」 #好きな絵に詩のようなものを贈る #掌の詩

『愛に満ちる』 雨が降った 花びらが降った 灯が降った それらはみんな愛の雫 心を鎮めて耳を澄ませば あなたの中に降り注いだ 沢山の優しさに驚くことでしょう 視ようとして 聴こうとした者に それらは現れるのです #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『私の円（まど）』 窓辺を飾っているのは 唯の花じゃない 命だ 鮮やかに咲き誇る者だけではなくて まだ芽の出ない じっと時の来るのを待っている彼らも 私に生きる力をくれる 今日もまた私は スクラップノートを開いて 一歩ずつ ゴールを目指す #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『美味しい命』 気がつけばこの地上は 手を伸ばして受け取ることが出来る 〝 果物 〟 という贈り物で溢れている 彼らは 頑張らない 唯 命を輝かせ 自分であることで 私たちのお腹を満たし 心を満たす 願わくば私も ありがとう と 喜んで生きる 美味しい人でありたい #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『光の射す部屋』 優しくなりたい と思えたら幸せ だって それはもう 君が優しくなり始めている証拠だから ほら、 丁度この絵のように #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『遊ぶように生きろ』 日々の暮らしに 疲れたら 僕の街においでよ 昨日と今日が 同じじゃなきゃならない なんて思わなくなるから 同じ地面に建っていたって 全然違う窓の色してるんだぜ？ きっと君も 自分の色を思い出す 簡単さ 切符を握って 電車に飛び乗ればいい #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『晩餐／湖』 今宵は 月を食べた。 家も 木々も 雲さえも ゆらゆらと優しく美味しく揺れながら 私の中に溶けていった 月は最後に シュワシュワと 小さな泡を立てて 囁いたが あれはなんと言っていたろう？ 静かに木立を吹く風が とても気持ちのいい夜だった #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『空も飛べるはず』 〝カッパ君が浮かれてる〜‼︎ 〟 って聞いたけど 〝浮いてる〜‼︎〟の間違いだったのね〜 そいえば スピッツの歌、 いつも口ずさんでたもんねぇ…奇跡って起こるものなのね… #好きな絵に詩を贈る #掌の詩

『答えは風の中』 カメ 「カッパくーん 飛ぼう！は 無謀！　だと思ったけど 遂にやったねー！ ケド 何処へ行くの〜？」 カッパ 「知らないよ〜 風にきいてくれ〜」 #好きな絵に詩を贈る #掌の詩