下38・聖武天皇、孝謙天皇、光仁天皇、桓武天皇の治世で起きた様々な事件の話。編者景戒の自伝的内容を含む。景戒の見た霊夢と夢判断。下39・大和の善珠禅師が生まれ変わって親王になった話と伊予の寂仙菩薩が生まれ変わって親王となり、嵯峨天皇になった話。 #日本霊異記

下32・大阪沖で難破し妙見菩薩の加護で助かる話、下33・稲を乞う僧を打って報いを受ける話、下34・首の腫物が経典を読み平癒した話、下35・火君が地獄で不正役人が責苦を受けるのを見る話、下36・藤原永手が悪行の報いを受ける話、下37・佐伯伊太知が閻魔の裁きを受ける話。 #日本霊異記

下26・女金貸しが報いを受け牛と人の混じったものに化けた話、下27・髑髏の目から出た竹の子を取り報いを受ける話、下28・貴志寺で観音がうめく話、下29・子供が遊びでつくった仏像を壊した男が報いを受ける話、下30・観音像を製作中亡くなった僧が生き返る話。下31・女が石を生む話。 #日本霊異記

下20・法華経を写経する女を咎め口が曲がる話、下21・盲目の僧が金剛般若経読誦で見えるようになった話、下22・地獄から戻った蝦夷の話、下23・地獄から戻った忍勝の話、下24・東天竺国大王が白猿に生まれ変わり社の神となる話。下25・紀伊から淡路を漂流し助かった話。 #日本霊異記

下13・鉱山事故で経に願をかけた人が脱出できた話、下14・経を唱える者を打って報いを受ける話、下15・乞食僧を打って報いを受ける話、下16・多情な女が報いを受ける話、下17・未完成の仏像がうめく話、下18・写経師が邪淫で報いを受ける話、下19・肉塊から生まれた女が仏法を修める話。 #日本霊異記

下7・観音像が藤原仲麻呂の乱に加担した者を救う話、下8・弥勒菩薩が奇跡を示し財を援助する話、下9・藤原広足が閻魔に遭う話、下10・法華経が火に焼けなかった話、下11・盲目の女が薬師仏に帰依して見えるようになった話、下12・盲目の男が日摩尼手を唱えて見えるようになった話。 #日本霊異記

下2・敵対する者同士が狐と犬に生まれ変わり殺し合う話。下3・僧が十一面観音を敬い、船の親王から援助を受ける話、下4・僧が婿に海に落とされるが方広経の力で溺れなかった話、下5・妙見菩薩が盗品を鹿に変える話、下6・僧が食べようとした魚が法華経に変わる話。 #日本霊異記

中42・貧しい女に千手観音が富を与える話 下巻：序・正法五百年／像法千年／末法万年。釈迦涅槃後1723年を経て、この世は末法に入る。欽明天皇の時仏教が伝来(552年)してから236年(延暦六〔787〕年)。下1・髑髏に舌が残って法華経を唱え続ける話 #日本霊異記

中35・宇遅王が法師を打って報いを受ける話、中36・観音像の首が切れて戻る話、中37・仏像が火災から飛び出した話、中38・欲深な僧が毒蛇になった話、中39・薬師仏が砂に埋もれ叫ぶ話、中40・橘奈良麻呂が悪事の報いを受ける話、中41・女が蛇に魅入られる話と母が子に愛執する話。 #日本霊異記

中29・行基が猪の油を塗った女に気づく話、中30・行基が前世の恨みを母に持つ子を捨てさせた話、中31・生まれた子が仏舎利を握っていた話、中32・酒を借りたまま死に牛に生まれ変わった男の話、中33・女が婿を偽った鬼に食い殺される話、中34・孤児が観音を奉じ奇跡が起きた話。 #日本霊異記

中22・尽恵寺の仏像が盗まれ像が叫ぶ話、中23・葛木尼寺の仏像が盗まれ叫ぶ話、中24・閻魔の使いが捕えた男の賂を受け放す話、中25・閻魔の使いが男の馳走を受け恩を返す話、中26・未完成の仏像が叫ぶ話、中27・怪力の女が船を引きあがる話。中28・貧乏な女が大安寺の金を得る話。 #日本霊異記

中16・爺婆を厭い蠣を救い相応の報いをを受けた話、中17・水中の仏像を鷺が示す話、中18・法華経を唱える僧を嘲り報いを受けた話、中19・般若心経を美声で読む優婆夷が地獄に行く話、中20・娘の悪夢を見て読経で奇跡が起こる話、中21・金鷲寺の神像が奇跡を起こす話(東大寺の成り立ち)。 #日本霊異記

中9・牛に生まれ変わった男の話、中10・鳥の卵を食べて報いを受けた話、中11・僧を咎め邪淫を行なった報いを受けた話、中12・蛇の嫁になるのを蟹に救われた話、中13・吉祥天に愛欲を起した話、中14・吉祥天を敬い報いを受けた女王の話、中15・法華経が元で牛に生まれ変わった母を知る話。 #日本霊異記

中巻：序、中1・長屋王が仏罰を受けた話、中2・烏の邪淫を見て世を厭う話、中3・母を殺そうとして罰を受けた子の話、中4・女の力比べの話、中5・牛殺しの罰を受け放生の恩で救われる話、中6・経箱が延びた話、中7・行基に嫉妬した智光の話、中8・蛇に魅入られ蟹と蛙に救われた女の話。 #日本霊異記

上27・悪僧が報いを受ける話、上28・役行者の話、上29・托鉢僧を苦しめ報いを受ける話、上30・家族が地獄の責苦を受けるのを見た広国の話、上31・観音を信仰し富貴を得る話、上32・聖武天皇と鹿の話、上33・仏画が焼け残った話、上34・妙見菩薩の霊験の話、上35・盗まれた仏画が鳴く話。 #日本霊異記

上19・経を読む人を嘲り報いを受けた話、上20・僧が牛に生まれ変わる話、上21・馬を酷使して報いを受けた話、上22・玄奘の弟子道照の霊異の話、上23・母に孝養を尽さず狂う男の話、上24・母に孝養を尽さず狂う女の話、上25・大神高市万侶の奇跡の話、上26・多羅常の霊験の話。 #日本霊異記

上11・漁師が殺生の報いを受けた話、上12・髑髏の報恩の話、上13・女が霊草を食べ仙人になった話、上14・般若心経の霊験の話、上15・托鉢僧を迫害し報いを受けた話、上16・兎の皮を剥いで報いを受けた話、上17・唐の捕虜となった兵が観音の効験を受けた話、上18・法華経と前世の縁の話。 #日本霊異記

上巻：序、上1・雷を捕えた話、上2・狐を妻とする話、上3・雷が授けた子の話、上4・聖徳太子の不思議な言動の話、上5・仏教を敬い生き返った人の話、上6・異国で観音に縋った話、上7・亀を助け恩返しされた話、上8・方広経のご利益の話、上9・鷲に攫われた子の話、上10・牛と話す僧の話 #日本霊異記

遣(や)りて]とあり、まだ成人していない　#揚げ巻髪　の少年も田仕事に動員されていたことがわかる。草刈りも子供の仕事であった。[#草刈る小子(わらわ)](万葉集1291蕃)は、農村の日常的な風景である。他には[#日本霊異記　にほんりよういき]には、#牛飼い　として子供が登場する。 　子供は、その--