#映画覚書 『シュリ』 今から25年前に韓国映画の面白さを世に知らしめた記念碑的作品。朝鮮統一問題を背景にエンタメ要素を盛り込んだエネルギッシュな映画で、その力強さが後の韓国映画を引っ張って行った。だが、今でも人々の心を掴んでいるのは哀しいラブストーリーとしての側面に違いない。 pic.x.com/cgdjexdswh

#映画覚書 『花様年華』 マギー・チャンの艶っぽさにうっとり、トニー・レオンの色っぽさにうっとり、常に絵になる構図にうっとり、画面の中の色遣いにうっとり、素敵な衣装にうっとり、麗しい音楽にうっとり。観客は映画的な快感に身を委ねて、最初から最後までただただうっとりしていればいいのだ。 pic.x.com/yor0cariva

#映画覚書 『ヒドゥン』 次々と人間に寄生して極悪非道の限りを尽くすエイリアンと、追いかける謎のFBI捜査官。秀逸な設定に様々なアイデアをぶち込んだエンターテイメントのごった煮でめちゃくちゃ面白い。カイル・マクラクランの不思議な魅力は『ツイン・ピークス』の原型になっている。 pic.x.com/zznsnr69rq

#映画覚書 『グロリア』 子ども嫌いのマフィアの情婦と殺された親友の息子の逃避行。成り行きで道連れになったはずが、引き返せないことが分かっていて銃を撃つ瞬間にこの映画の勝利は決まった。全編を貫く哀切な空気が胸を締め付ける。タフな女、ジーナ・ローランズの一世一代の当たり役。 pic.x.com/oksyx2xwjw