書を捨てよ 町へ出よう(1971年ATG) 冒頭の独白から映画の不穏さにのめり込んだ。音の暴力。多くの人を不安にさせそうな色彩と白黒の画面。覚めて欲しくない「悪夢」があるなら、この映画のことを言うのだろう。お勧めはできないけど、また見たい不思議な映画。キネ旬10位 #映画館で見た #目黒シネマ pic.x.com/ptymz8cdbm

日本のいちばん長い日(1967年東宝) 終戦記念日に、この名作を映画館で見られたことに感謝。8月14日からの24時間をサスペンス溢れる娯楽映画にしたのは、原作と脚本の良さ、計算され尽くした演出と撮影、豪華俳優陣の迫真の演技。緊張の連続の157分。キネ旬3位 #映画館で見た #川喜田映画記念館 pic.x.com/bjxozs7j84

けんかえれじい(1966年日活) 長年、見たかった映画。鈴木清順のはちゃめちゃな青春映画。手作りの喧嘩道具、喧嘩の心得が面白い。喧嘩指南役の河津祐介の快演、226事件の不穏な雰囲気、浅野順子の可憐さ、松尾嘉代の怪しさも良いが、見所はとにかく喧嘩シーン😆 #川喜田映画記念館 #映画館で見た pic.x.com/shatimdr6v

東京流れ者(1966年日活) 流行歌をモチーフにした歌謡B級アクション娯楽映画であると同時に、幾何学的セットと色彩を重視したアート系映画。水色の背広上下に白いエナメル靴の「不死鳥の哲」こと渡哲也が渋い。これぞ鈴木清順の様式美。当時の風俗も満載で楽しい😊 #映画館で見た #川喜田映画記念館 pic.x.com/caqew8euct

温泉シャーク(2024年ニチホランド) 温泉町暑海を襲うサメの大群。自衛隊、米軍、総理大臣、高機能メカも登場する低予算映画。意外に論理的で難解なストーリー。微笑ましい熱海市民エキストラ。手作り感が強く、いい意味でのチープさ豊富。サメ映画が好きにはお勧め #映画館で見た #横浜ムービル pic.x.com/grjmtzv1zj

関心領域(2023年米波英) アウシュビッツ収容所所長ヘスを主人公とした異様なホームドラマ。奇抜な設定、冒頭の暗闇と不穏な音楽、美しい庭園と邸宅、収容所から聞こえる叫びと銃声、立ち上がる煙。これほど不安を与える映画は稀。異常が日常化する恐怖を描いた傑作 #映画館で見た #港南台シネサロン pic.twitter.com/1ReEXdTkRX