【速報】昨夜の殺傷事件で逮捕された五郎時致の事情聴取が、午前8時頃から行われています。首謀者は曽我十郎祐成（22）、五郎時致（20）兄弟の2名のみ。動機は怨恨によるものでした。取り調べは源頼朝直々に行われ、助命も検討されましたが、最終的には斬首に決する見込みです。 #曽我物語

曽我兄弟の兄、幼名一万、元服して曽我十郎祐成。弟、幼名箱王、元服して五郎時致。 #曽我物語

兄弟の没後40余年にわたってその菩提を弔った十郎祐成の恋人虎御前は、春のある夕暮れ、桜の小枝に十郎の幻影を見て、駆け寄ろうとして倒れ、それ以来次第に衰弱していって64才で世を去ったという。真名本『曽我物語』のこの終わり方が、好き。 #曽我物語

十郎祐成討死。（25/30） 安藤広重画『#曽我物語 全』 〈風俗／絵巻〉図画刊行会錦絵部発行 大正6年（1917） #安藤広重 #曽我物語 #安藤広重画曽我物語 pic.x.com/66QQQAwjT3

日本三大仇討ちといえば、伊賀越の仇討ち、赤穂浪士の討ち入りと、この曽我兄弟の仇討ちだ。 #曽我物語

兄弟が敵討ちを遂げた旧暦5月28日といえば、今の暦の6月下旬の梅雨ど真ん中。雨雲が垂れ込めて月も星も見えず、日が落ちたら真っ暗闇になったはず。いわゆる「五月闇（さつきやみ）」。くれぐれも「五月病み」ではないからご注意あれ。 #曽我物語

光陰惜しむべし。時人を待たざる理、隙行く駒、繋がぬ月日重なりて、一万は十三歳になりにける。…密かに元服して、継父の名字をとり、曽我十郎祐成とぞ名乗りける。 …祐成は、人知れず元服したという。 #曽我物語 巻四・十郎元服の事

仮名本の巻五後半に伝わる時致の悲しい恋のお話。 　　あふと見る夢路にとまる宿もがな 　　　つらきことばにまたも帰らん …富と権力に流された恋人、化粧坂の遊女にあてた別れの一首。しかしこの歌により、十六歳の彼女は出家を遂げてしまう…。罪な男よ、五郎時致。 #曽我物語

惟喬・惟仁の位争いの説話（巻一）では、空海の弟子真済と比叡山の恵亮との壮絶な法力争いが語られる。押し込まれた恵亮が、独鈷で自分の頭を突き砕き、脳髄を取り出して護摩壇で焚いて祈祷したところ形勢逆転っ…って、そんなのアリなの？！ #曽我物語

こなたへ向き候へや、時致。飽かぬ顔ばせ見参せん。 巻九・悉達太子の事 #曽我物語

「死したる親（＝父）のみにて、生きたる我（＝母）は親ならずや。」（巻四・小二郎語らひ得ざる事） 兄弟に敵討ちをやめさせようとする母のことば。これはヘヴィだ…。 #曽我物語

建久四年（1193）、頃は五月二十八日の夜半の事なれば、雨は沃（い）に沃て降る、暗さは暗し…（真名本・巻九） 「沃に沃て降る」というのは、ザーザー降りのことだな。 #曽我物語

惟喬・惟仁の位争いの説話（巻一）は『平家物語』にも引かれるけれど、争いに敗れて隠棲した惟喬親王のもとをあの在原業平サマが訪れるエピソードは、『伊勢物語』と『曽我物語』で読めるぞ。う～ん、雅びなり。 #曽我物語

「兄じゃ、みんなに言ってやってくれよ。朝比奈殿と草摺引きの力くらべをした時の、『少しも働かず』を誤解しないでくれって。あれは微動だにしなかったって意味だって…。 「うーん。まぁ実際我々、仕官とかしてないからなぁ…。 「兄じゃ～っ！（泣 巻六・朝比奈と五郎、力くらべの事　#曽我物語

五郎はいづくにあるぞや。祐成、すでに新田が手にかかり、空しくなるぞ。…死出の山にて待ち申す。 （巻九・十郎が討ち死にの事）#曽我物語

斬って斬って斬りまくれーっ！　十番斬りじゃーっ！ #曽我物語

「酒は、忘憂の徳あり」う～ん、名言。 巻二・酒の事　#曽我物語

じつは我々、大河ドラマにも出ています。あの伝説の大河『#草燃える』第27～29回。29回のタイトルはズバリ「曽我兄弟」！　1979年7月の放送でした。祐成役に三ツ木清隆、時致役に原康義。頼朝暗殺説に寄せた演出でしたが、石坂浩二演じる頼朝に「孝道の鑑」と片付けられました…。(+。+)　 #曽我物語

【続報】今夜遅く、富士裾野で開催されていた巻狩の宿所にて、曽我十郎祐成・五郎時致兄弟による仇討ち事件が発生。十郎祐成は、敵討ちを遂げたあと、現場で新田四郎忠常によって斬り伏せられたという情報が入ってきました。 （建久4年（1193）5月28日） #曽我物語

静岡県富士市も我々の事を調べておる…。 #曽我物語 city.fuji.shizuoka.jp/kyouiku/c0403/…

恋愛祈願・成就で有名な音無神社様⛩️ youtube.com/watch?v=8yYHU7… #音無神社 #伊豆 #伊東 #静岡県 #豊玉姫命 #音無町 #源頼朝公 #八重姫 #ロマンス #安産 #縁結び #鎌倉殿の13人 #パワースポット #曽我物語 #日暮八幡神社 #伊東祐親 #マイナスイオン #恋愛成就 #デート #感謝

和田義盛「祐成殿、男前すぎてずるいでござるよ。」 #曽我物語

兄祐成と大磯の遊女虎とのムフフ♡なシーンもある。 もちろん想像力をフル回転させないといけないけど。 #曽我物語

「酒は、忘憂の徳あり」う～ん、名言。 巻二・酒の事　#曽我物語

#曽我物語 はもちろん曽我兄弟の物語なのだけれど、物語冒頭では源氏の始祖となる惟喬惟仁の位争いを延々と語ってなかなか兄弟が出てきません。けれども、こうして源氏の「超」正統性を語っておくことが、兄弟の物語全体にある種の「呪い」のように関わってくるのでお付き合いくださいお願いします。

御近隣にお住まいの一般の方々へご案内いたします。 建久4年（1193）5月15日より、右大将賴朝様が富士野の御旅館にご滞在なされてます。間もなく大規模な巻狩が開催される予定ですので、不用意に狩場をうろつかないようご注意ください。流れ矢にあたります。繰り返します… #曽我物語

一番武蔵国大楽平右馬助、二番横山党愛甲三郎、三番駿河国岡部三郎、四番遠江国原小次郎、五番御所黒弥五、六番伊勢国加藤弥太郎、七番駿河国船越八郎、八番信濃国海野小太郎幸氏、九番伊豆国宇田小四郎、十番日向国臼杵八郎…。こいつら、我等兄弟で討ち止めた十人よ。 巻九・十番斬りの事 #曽我物語

『#曽我物語』を読むなら④　大妻文庫3～5『曽我物語 上中下』　新典社 前半に大妻女子大学蔵の十一行古活字本影印を収め、後半に漢字をあてて読みやすくした翻刻が載る。これに注釈がついてたらなぁ…。 shintensha.co.jp/product/%e6%9b…

仇討ちへの執着を物語るエピソードとして、「眉間尺が事」ってのが挟まれてるんだけど、眉の間（眉間）が一尺（およそ30㎝）って…。こわくない？（巻四） #曽我物語

曽我兄弟十番斬。（24/30） 安藤広重画『#曽我物語 全』 〈風俗／絵巻〉図画刊行会錦絵部発行 大正6年（1917） #安藤広重 #曽我物語 #安藤広重画曽我物語 pic.x.com/uf63A8m9Ok

五）兄じゃ、我々のプロフとヘッダーの画像を御覧あれ！ 十）神妙なり、五郎！　芦ノ湖越しの箱根権現と富士の山とは。…ところで、ソレガシは元々器量よしとして、五郎殿は少々男前になっておるまいか？ 五）えへへ。加工を頼んだでござる。 十）イマドキよのぉ～。あははは。 #曽我物語

「兄じゃ！　これ見て。「無垢行縢」だって。 「なになに？　「赤沢山の露ときへし河津三郎が行騰にやと、夢心におもひぬ」…。なんと父上の行縢が妖怪になったか！ 「父上の… さぁ、「むくむかばき」で今すぐ検索！ #曽我物語

「昨日こそあさま（浅間／朝間）は降らめ今日はまたみはらし（三原／見晴らし）給へ夕立の神」梶原源太景季 五「…おやじギャグじゃん。 十「掛詞と言ってあげなされ。 （巻五・三原野の御狩の事） #曽我物語

「今日出でてめぐり会はずは小車のこの輪のうちになしと知れ君 祐成、生年廿二、後の世の形見」（巻七・勘当許す事） #曽我物語

「御辺の手より賜はつて候ふ刀ぞかし。ただ今返しぬるぞ、たしかに受け取り給へ。取らずと論じ給ふな」とて、柄も拳も通れ通れと刺すほどに、あまりにしげく刺しければ、口と耳とひとつになりにけり。（巻九・祐経にとどめをさす事）#曽我物語

他人の夢を買い取って幸福を手にしたというのが、かの北条政子。この夢の売買の直後、あの源氏の御曹司頼朝サマに交際を申し込まれたんだと！ なんでも、妹が見た夢の話を聞いて、「そんな恐ろしい夢は誰かに売りつけないとひどい目に遭う」って脅して買い取ったらしいよ。手鏡と小袖で。 #曽我物語

「殊にはじめの言葉には似ず。思へば恐ろしさに、辞退し給ふか。…獣（けだもの）だにも、分に従ふ心はあるぞとよ。面（おもて）ばかりは人に似て、魂は畜生にてあるものかな！」助太刀を拒んだ与一を罵倒する時致。怒っちゃダメよ。キレちゃダメ。 巻五・三浦与一をたのみし事 #曽我物語

兄祐成と大磯の遊女虎とのムフフ♡なシーンもある。 もちろん想像力をフル回転させないといけないけど。 #曽我物語

建久四年（1193）、頃は五月二十八日の夜半の事なれば、雨は沃（い）に沃て降る、暗さは暗し…（真名本・巻九） 「沃に沃て降る」というのは、ザーザー降りのことだな。 #曽我物語