おはようございます☀️ #本日の鹿本 あさのあつこ「バッテリー」 中学入学を目前に岡山県へと引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持つ巧は、同級生の永倉豪とバッテリーを組むが…。 児童書の枠を越えた青春小説の傑作✨ 最初は只々生意気だった巧の成長に胸が熱くなります🦌 pic.x.com/roknnw7tj1

おはようございます☀️ #本日の鹿本 佐藤賢一「王妃の離婚」 15世紀末の仏、時の王ルイ12世が王妃に起こした離婚訴訟。王の思惑通り進む不正だらけの裁判に憤った中年弁護士が、王妃の弁護に立ち上がる…。 法廷劇としての面白さに加え、燻り続けていた男の再生物語としても秀逸✨オススメです🦌 pic.x.com/imkmp7h4cg

おはようございます☀️ #本日の鹿本 乃南アサ「凍える牙」 現在では女性刑事が主人公のミステリーは数多くありますが、自分の読書歴で初めて読んだ"女刑事モノ"が本作でした✨ 作品が発表された約30年前は今より更に女性刑事が異端な存在であり、それゆえ主人公・音道貴子の孤高ぶりが光る傑作です🦌 pic.x.com/mjhirq47yf

おはようございます☀️ #本日の鹿本 東野圭吾「仮面山荘殺人事件」 8人の男女が集まる山荘に、逃亡中の銀行強盗が侵入。外部との連絡を断たれ脱出も困難な中、ついに1人が殺されてしまう…。 30年以上前の作品ながらトリックや構成の巧さは色褪せない名作✨ 東野圭吾ビギナーの方にもオススメです🦌 pic.x.com/qyoko0zny3

おはようございます☀️ #本日の鹿本 アガサ・クリスティー「アクロイド殺し」 ミステリ史上最も有名なトリックの１つが仕掛けられた、ポアロ・シリーズ３作目。 英国小説史でおそらく初の、麻雀をするシーンがあることでも有名🀄 未読の方は間違いなく読んで損のない、古典ミステリの傑作です🦌✨ pic.x.com/2mvrqchld3

おはようございます☀️ #本日の鹿本 恩田陸「六番目の小夜子」 とある地方の高校で、三年に一度"サヨコ"と呼ばれる生徒が選ばれる。 "六番目のサヨコ"が選ばれる年、美しく謎めいた転校生・津村沙世子がやってきた…。 不穏な空気と青春の煌めきが見事に融和された恩田先生のデビュー作✨名作です🦌 pic.x.com/hvsktaedxz

おはようございます☀️ #本日の鹿本 佐藤究「Ank:a mirroring ape」 2026年、京都で突如、多数の人間が殺し合いを始める"京都暴動"が勃発。発端は〈アンク(鏡)〉と名付けられたチンパンジーだった…。 壮大なスケールに終始圧倒されながらも一気読みした傑作！ 読者を飽きさせない構成が秀逸です🦌✨ pic.x.com/b9s4c65an0

おはようございます☀️ #本日の鹿本 田中啓文「落下する緑 / 永見緋太郎の事件簿」 天才テナーサックス奏者を探偵役とした全７編からなる連作短編集。 ジャズと日常系ミステリーが見事な融合を見せており、特にオススメなのが表題作の「落下する緑」✨ あの鮎川哲也先生が絶賛した傑作短編です🦌 pic.x.com/wwm2v39gwj

おはようございます☀️ #本日の鹿本 ジョン・ダニング「死の蔵書」 稀覯本取引に絡む殺人事件。 被害者は腕利きの古本ハンター。 事件を追うのは古本マニアの刑事…。 まさに古本好きにはたまらない傑作ミステリー✨ 個人的には、続編の『幻の特装本』も合わせて読んでいただきたい作品です🦌 pic.x.com/1zhlpsuxpf

おはようございます☀️ #本日の鹿本 高田大介「まほり」 とある村にまつわる都市伝説をめぐる民俗学ミステリーの傑作。 途中の古文書解読パートは学術書のようで読むのに苦労しましたが、終盤の怒涛の展開は圧巻。そして予想外のラストに鳥肌😨 全てを知った上で表紙を見ると、背筋が寒くなります🦌 pic.x.com/t920mokxhv

おはようございます☀️ #本日の鹿本 首藤瓜於「脳男」 江戸川乱歩賞の受賞作は毎年必ずチェックしておりますが、これまでで最もインパクトのあったタイトルが本作でした⚡ 連続爆弾犯のアジトで見つかった"心を持たない男"の物語はタイトルに見合う異質なもので、乱歩賞随一の怪作だと思います🦌 pic.x.com/4cdxlfyhtf

おはようございます☀️ #本日の鹿本 米澤穂信「氷菓」 【古典部シリーズ】１作目✨ 友人から「凄い面白いラノベがある」と薦められ本作を知ったのは15年近く前のことですが、青春ミステリーとして予想以上のクオリティの高さに驚嘆！ 米澤作品のファンになるきっかけとなった、思い出深い１冊です🦌 pic.x.com/zpiihxkxhn

おはようございます☀ #本日の鹿本 石持浅海「あなたには、殺せません」 罪を犯すか悩む人々が相談にやってくるNPO法人を舞台にした、新感覚の倒叙ミステリ短編集。 犯行計画を聞いた相談員は計画の"穴"を次々と指摘。それを受けた相談者たちの行く末が多様で面白い✨️ 読みやすさも魅力的です🦌 pic.x.com/ctst05sygp

おはようございます☀️ #本日の鹿本 湊かなえ「落日」 新人脚本家の甲斐真尋は、注目の映画監督・長谷部香から新作の相談を受ける。香は、かつて真尋の故郷で起きた殺人事件を題材に映画を撮りたいと言うが…。 イヤミス度低めでタイトルが秀逸✨ "事実"と"真実"は違う、という言葉が胸に響きました🦌 pic.x.com/borp7smr0r

おはようございます☀️ #本日の鹿本 桐野夏生「OUT」 深夜の弁当工場で働く４人の主婦たち。その中の１人・弥生の夫殺害がきっかけとなり、彼女たちの人生の歯車が狂っていく緊迫のクライム・ノベル。 間違いなく、日本の犯罪小説史に残る大傑作✨ 初めて読んだ時の興奮は、今でも忘れられません🦌 pic.x.com/hoaielkbct

おはようございます☀️ #本日の鹿本 知念実希人「ムゲンのi」 若き女医が眠りから醒めない奇病や猟奇殺人に挑む超大作。 序盤は予想外のファンタジー要素に戸惑いつつも徐々に緊迫感が増す物語に引き込まれ、最後には感動までした贅沢な作品✨ 出来るだけ事前情報なしで読むのをオススメします🦌 pic.x.com/w8anz2oka4

おはようございます☀️ #本日の鹿本 島田荘司「斜め屋敷の犯罪」 【御手洗潔シリーズ】の２作目にあたる傑作長編。 本作最大の魅力はやはり、ミステリーファンには有名すぎるあの豪快かつ鮮烈なトリック！ 綾辻行人先生が影響を受けたというのも頷ける、"館モノ"ミステリー屈指の名作です🦌✨ pic.x.com/vkyelbbwuj

おはようございます☀️ #本日の鹿本 呉勝浩「スワン」 巨大ショッピングモール〈スワン〉で起きた凄惨な無差別銃撃事件。半年後、事件の中のある１つの"死"の真相を明らかにするため、生き残った５名が集められる…。 重厚な語り口と構成の巧さが光る傑作。 生き延びた者たちの思いに胸が詰まります🦌 pic.x.com/uqpsuw74gh

おはようございます☀️ #本日の鹿本 西村賢太「暗渠の宿」 デビュー作『けがれなき酒のへど』を併録した私小説集。 臆病者のくせに気は短く、暴力を振るい金にも女にも汚いクズ男。 そんな主人公の"私"に、何故か強烈に惹き付けられてしまう西村先生の"私"小説…。 これぞまさに劇薬です🦌 pic.x.com/q1rszhrstb

おはようございます☀️ #本日の鹿本 宿野かほる「ルビンの壺が割れた」 かつて恋人だった男女がSNSで邂逅を果たし、メッセージのやり取りで進行していく一気読み必至の衝撃作。 ネットなどで賛否の"否"の声も小さくはなかった作品ですが、個人的には大好物の一冊✨ あの"結末"にはヤられました🦌⚡ pic.x.com/z6ccdvndxp

おはようございます☀ #本日の鹿本 森村誠一「高層の死角」 森村先生がホテルマンだった経歴を活かし執筆した、江戸川乱歩賞受賞作。 ホテルでの殺人は早々に犯人が絞られ、メインとなるのは鉄壁のアリバイ崩し。 舞台設定の昭和40年代をリアルに知らない自分にとっては、新鮮な驚きがありました🦌 pic.x.com/x8f2jyemvo

おはようございます☀️ #本日の鹿本 道尾秀介「雷神」 一筋の雷撃を発端に、過去と現在で繰り広げられる"罪と罰"の物語。 ダークな道尾ワールド全開で、伏線の張り方と回収は流石の巧さ。 ただ、ラスト二行があまりに切ない。 読者にとってはこの"真相"こそが雷撃なのかもしれません🦌 pic.x.com/svqynxd4zo

おはようございます☀ #本日の鹿本 織守きょうや「彼女はそこにいる」 人が居つかない"いわくつきの家"を舞台にした、全３話構成のホラーミステリ。 ホラーとしての怖さは勿論、読み進めていく内にまた違った感情も湧き、先の読めない展開に翻弄されながら読了。 個人的にはかなり楽しめました🦌✨ pic.x.com/3azgwc2ppq

おはようございます☀️ #本日の鹿本 貫井徳郎「被害者は誰？」 頭脳も美貌も態度も規格外のミステリー作家・吉祥院慶彦が迷宮入り寸前の難事件を解き明かす全４編収録の短編集。 貫井先生には珍しいコミカルな雰囲気が楽しい１冊。 とはいえ、４編通して最後はしっかりと読者を騙す巧さは流石です🦌✨ pic.x.com/bw3uiblq9x

おはようございます☀️ #本日の鹿本 北方謙三「檻」 小さなスーパーを経営する元ヤクザの男が、ある揉め事をきっかけに再び修羅の世界へと戻ってゆく傑作ハードボイルド。 元は純文学を書かれていた北方先生らしい一切の無駄を削ぎ落とした文章がとにかく鮮烈✨ これまで何度となく読んだ一冊です🦌 pic.x.com/gojecx8hph

おはようございます☀ #本日の鹿本 M・W・クレイヴン「ブラックサマーの殺人」 〈ワシントン・ポー〉シリーズ２作目は、最凶のサイコパスである獄中のカリスマ・シェフがポーを罠に嵌め追い詰めていく物語。 絶対不可能と思われるトリックをどう暴くか―タイムリミット型の構成にも興奮必至です🦌✨ pic.x.com/szjmzxv3l4

おはようございます☀️ #本日の鹿本 島田荘司「暗闇坂の人喰いの木」 さらし首の名所・暗闇坂に立つ樹齢二千年の大楠。人間を呑み込むと噂されるこの巨木の謎と怪事件に御手洗潔が挑む…。 複数の奇怪な謎・事件を大胆すぎるトリックで一気に解決するシリーズ屈指の傑作✨ 石岡君がいい味出してます🦌 pic.x.com/8fd31kbhss

おはようございます☀️ #本日の鹿本 湊かなえ「白ゆき姫殺人事件」 化粧品会社に勤める美人社員の殺害事件。容疑者として浮上したのは、行方不明になった被害者の同僚だった…。 ネットの匿名性に潜む悪意や無責任な週刊誌報道について考えさせられる社会派ミステリー。 人間の"闇"が垣間見えます🦌 pic.x.com/lfjna1hxpy

おはようございます☀️ #本日の鹿本 船戸与一「山猫の夏」 古くから殺し合いの絶えないブラジルの小さな町に〈山猫〉と呼ばれる謎の日本人が現れる…。 吉川英治文学新人賞と日本冒険小説協会大賞を同時受賞した冒険小説史に残る大傑作✨ 〈山猫〉こと弓削一徳の強烈なカリスマ性に心を奪われます🦌 pic.x.com/hnv5arac9h

おはようございます☀️ #本日の鹿本 百田尚樹「永遠の０」 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか…。 涙なしでは読めない戦争小説の傑作。 宮部久蔵の生き様は、安易な戦争の否定だけでなく、人間の矜持や絆、愛の重要性を改めて教えてくれます🦌 pic.x.com/juzch56ona