【正解】❌ 弁済の費用について別段の意思表示がないときは、その費用は「債務者」の負担となります。 また、債権者が住所の移転その他の行為によって弁済の費用を増加させたときは、その増加額は「債権者」の負担となります。よって後半は正しいです。 485条要チェックです。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 弁済の費用について別段の意思表示がない場合には、債権者と債務者の双方が等しい割合でその費用を負担するが、債権者が住所の移転その他の行為によって弁済の費用を増加させたときは、その増加額は債権者が負担する。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 判例によれば、土地の賃借人がその土地上の建物を賃貸している場合において、建物の賃借人は、その土地の賃料について、土地の賃借人の意思に反しても弁済をすることができる。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 判例は、譲渡禁止の特約がある債権を、悪意の譲受人が更に善意の第三者に譲渡した場合においては、債務者はこの第三者に対し右特約を対抗することができない旨判示しています。 よって、Bは、Dに対し、譲渡禁止を理由として債務の履行を拒むことが「できない」となります。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 承諾の相手方について、判例は、「譲渡人」又は「譲受人」のいずれに対してなされてもよい旨を判示しています。 今回の問題は、なぜか「〇」の肢で出題されると意外と迷う問題です。意識して押さえておきましょう！ #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 債務者が債権譲渡を承諾した場合は、それが譲渡人又は譲受人のいずれに対してされたときであっても、譲受人はその債権譲渡を債務者に対抗することができる。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 AのBに対する売買代金債権甲に譲渡禁止の特約がある場合 【問題】 債権甲が譲渡された場合には、Bは、債権甲の全額に相当する金銭を供託することができる。 #森T問_民法

【正解】❌ 連帯保証人が、債権者に対してした「債務の承認」は＂相対効＂のため、主たる債務者に影響を及ぼさず、主たる債務についての消滅時効は更新されません。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 主たる債務者から委託を受けて連帯保証人となった者が、債権者に対して保証債務を承認したときは、主たる債務についての消滅時効は更新される。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 物上保証人と求償権の事前行使の可否について、判例は「債務者の委託を受けてその者の債務を担保するため抵当権を設定した者(物上保証人)は、被担保債権の弁済期が到来したとしても、債務者に対してあらかじめ求償権を行使することはできない」と判示しています。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 判例によれば、債務者Aの委託を受けてAの債務を担保するため抵当権を設定したBは、当該抵当権の被担保債権の弁済期が到来したとしても、Aに対し、あらかじめ求償権を行使することができない。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 今回の問題は「条文の規定(449条)」ほぼまんまからの出題でした。なかなか目にしない条文かと思いますが、本試験で肢のひとつに紛れ込んでいると正解率が下がります。念には念で押さえておきましょう。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 制限行為能力を理由に取り消すことができる債務を保証した者は、保証契約締結時にその取消しの原因を知っていたときは、主たる債務の不履行の場合又はその債務の取消しの場合においてこれと同一の目的を有する独立の債務を負担したものと推定される。 #森T問_民法

【正解】❌ 判例は、主債務者がその有する債務について時効の利益を放棄した場合、その保証人に対してその効力を生じない旨判示しています。よって、主債務者がその債務について時効の利益を放棄したとしても、なお保証人は主債務の時効消滅を援用することができます。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 AのBに対する金銭債務について、CがBとの間で保証契約を締結した場合 【問題】 判例によれば、AのBに対する債務につき消滅時効が完成した場合において、Aが時効の利益を放棄したときには、Cは、もはや時効の援用をすることができない。 #森T問_民法

【正解】❌ 保証人は、その保証債務についてのみ、違約金又は損害賠償の額を約定することができます(民法447条2項)。  これは、保証債務の履行の確実性を高めるためのものであり、保証債務の内容を主たる債務より重くさせるわけではないため、保証債務の付従性にも反しません。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 AのBに対する金銭債務について、CがBとの間で保証契約を締結した場合 【問題】 AのBに対する債務に関して違約金の定めがなかった場合、BC間の保証契約において違約金の定めをすることはできない。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 相対的連帯免除の場合には、連帯の免除を受けた債務者Cの債務だけが負担部分の額(100万円)に縮減され、残りの連帯債務者BDの債務額には影響せず、BDは、依然として連帯して300万円の給付義務を負うこととなります。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 Aに対し、BCDが等しい負担部分で300万円の連帯債務を負っている場合において、AがCについて連帯の免除をしたときでも、B及びDは、Aに対し、300万円の連帯債務を負う。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 「債務を承認」することによる時効更新の効力は「相対的」であり、他の連帯債務者には及ばないこととなりっます。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 連帯債務者の一人が債務を承認したことによる時効更新の効力は、他の連帯債務者には及ばない。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 不動産の譲渡が詐害行為取消権を主張する債権者の債権成立前にされている場合には、債権成立後に所有権移転登記がされても、当該不動産の譲渡行為及び所有権移転登記は、いずれも詐害行為とはならない。 #森T問_民法

【正解】⭕️ ※以前（6/5）出題した論点【正解率：44.3%】を若干聞き方を変えて再出題してみました。 債権者代位権の要件について、判例は、債権者代位権を行使するためには、被保全債権が代位行使される債権よりも先に成立している必要はない旨判示しています。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 債権者代位権を行使するためには、被保全債権が代位行使される債権よりも先に成立している必要はない。 #森T問_民法 #おさらい問

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 【債権者代位権】 金銭債権の債権者Aが、債務者Bの第三債務者Cに対する甲動産の引渡請求権を代位行使する場合、Aは、Cに対し、Aの債権額にかかわらず、Aに甲動産を引き渡すことを求めることができる。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 判例は「債務者がすでに自ら権利を行使している場合には、その行使の方法又は結果の良いと否とにかかわらず、債権者は、債務者をを排除し又は債務者と重複して債権者代位権を行使することはできない。」と判示しています。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 債務者が既に自ら権利を行使している場合には、その行使の方法又は結果の良否にかかわらず、債権者は、その権利について債権者代位権を行使できない。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 債権者が被代位権利を行使した場合であっても、債務者は、被代位権利について、自ら取立てその他の処分をすることを妨げられません（民法423条の5前段）。 よって本問の場合、債務者は被代位権利を行使することが「できる」となります。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 【債権者代位権】 債権者が被代位権利の行使の事実を債務者に通知した場合であっても、債務者は被代位権利を行使することができる。 #森T問_民法

【正解】❌ 被保全債権の成立時期について、被保全債権やその発生原因は、代位行使される債務者の権利よりも前に成立している「必要はない」と解されています。 ここは「詐害行為取消権」の論点とごっちゃになりがちですので気を付けましょう！ #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 【債権者代位権】 債権者が債務者に属する権利を行使するためには、被保全債権がその権利の発生の前の原因に基づいて生じたものでなければならない。 #森T問_民法

【正解】❌ 金銭の給付を目的とする債務の不履行の損害賠償については、債務者は「不可抗力」をもって抗弁とすることができません。 よって、債務者は、その不履行が不可抗力による場合でも、その責任を「免れない」となります。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 金銭債務の不履行による損害賠償については、債務者は、その不履行が不可抗力による場合を除き、その責任を免れない。 #森T問_民法

【正解】⭕️ 債務の不履行又はこれによる損害の発生若しくは拡大に関して債権者に過失があったときは、裁判所は、これを考慮して、必ず過失相殺を行い、場合によっては損害賠償の責任自体を否定することもできます。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 債務不履行に関して債権者に過失があった場合には、裁判所は、これを考慮して損害賠償の責任自体を否定することができる。 #森T問_民法

【正解】❌ 不法行為に基づく損害賠償債務の遅滞の時期について、判例は「不法行為に基づく損害賠償債務は【損害の発生と同時】に、なんらの催告を要することなく、遅滞に陥る」と判示しています。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 不法行為による損害賠償債務は、加害者が被害者から請求を受けた時から遅滞に陥る。 #森T問_民法

【正解】❌ 債権の目的が数個の給付の中から選択によって定まるときは、その選択権は、「債務者」に属します（民法406条）。 #森T問_民法

🌈森Tセレクト問🌈 《民法》 債権の目的が数個の給付の中から選択によって定まるときは、その選択権は、債権者に属する。 #森T問_民法