#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《胸の中の棺》** 胸の奥に　棺を抱き 誰にも見せぬ　その中身 微笑むたびに　鍵をかけ 泣く夜ごとに　蓋が開く それでも今日も　笑うのは 君の遺した　笑顔ゆえ 生者とは　遺された者の名なり

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命より軽きもの》** 命よりも　軽きもの 嘘か、沈黙か、それとも約束か 交わした言葉は　風に散り 残された背に　影一つ この命が　踏みにじられても あの日の嘘だけは　許せぬの ――たとえ、愛していても

#毎日執筆 21日目　2000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《ひとしずくの命》** ひとしずくの　命落ち 石の上にも　芽は出でず されど掌（てのひら）に　受けしもの 温かくして　愛しきかな 流れ去りゆく　無数の雫 その一つを　すくい上げ 名を与えて　微笑んだ それが朕らの　生きた証よ

#毎日執筆 20日目　1000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《再び花を》** 焼け野の果てに　種は落ち 灰の中より　芽吹きけり 失（う）せたと思うな　希望の芽 命はまだ　眠っているだけ 涙で潤す　土あらば 幾千の花　咲かせようぞ 誰が決めたか　終わりの時 朕の命は　これより春なり

#毎日執筆 19日目　300字 設定煮詰めてました。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《痛みを知る者》** この傷　誰ぞや癒せん 深く抉れし　過去の影 けれど知る　痛みを知る者の手は どこまでも　優しきことを 他人（ひと）の涙に　心寄せ 己の傷と　重ね見て 語らずとも　届くもの 痛みを抱きし　命こそ 救いの灯を　持ち得るか

#毎日執筆 18日目　3000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《祈りの器》** 掌（たなごころ）にて　命すくいし 小さき灯（ともしび）　風に怯え 何を信じて　祈るのか 誰のためとて　泣くのかよ 朽ちた神にも　すがりたし 願いは罪か　贖いか 命の器　割れてなお 水を運ばんとする者あり

#毎日執筆 17日目　200字 物理的に書けない日もある。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《生き延びし者の憂い》** 倒れし背を　踏み越えて 命拾ひし　我ひとり 喜びなど　どこにある ただ風ばかりが　胸を叩く 生きねばならぬと　歯を噛めど 笑えぬ夜に　咽ぶばかり 命とは　斯くも苦しきか

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《千切れた赤い糸》** 赤き糸など　見えぬまま 指絡めしは　夢か幻か 共に歩むと　誓ふ夜 星は黙して　嘲笑へり けれど今なお　手に残る そのぬくもりの　痕だけは 確かにあった　命の証

#毎日執筆 16日目　3300字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《鳥籠の唄》** 金の檻にて　歌を学び 空の広さを　知らぬまま 与へられし　餌の甘さに 命の野性　錆びてゆく ある日ふと　窓の彼方に 群れ飛ぶ影を　見上げては ひと声　細く震へ鳴く 「これも自由と　呼べるやら」

#毎日執筆 14日目　1000字 15日目　2000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《眠る者たちの祈り》** 白き花咲く　無言の丘に 寄り添ふ影の　指重ね 「またね」と言へば　夢の中 命は眠る　時の舟 忘るなかれと　風が詠ひ 灯火そっと　揺れてゐる 生ける者らの　祈りこそ 逝きし者らの　呼吸なり

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《最後の贈り物》** 指の先まで　冷たくとも その手に残る　ぬくもりは さよなら言えぬ　優しさか それとも未練の　名残火か 最後に君が　遺したもの それは命を　繋ぐ意志 今も心の　真中（まなか）に灯る

#毎日執筆 13日目　1000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《 夢に燃ゆる命》** 幾夜焦がれて　筆と踊る 紙の向こうに　夢を見て 命を削る　音がする トントン、カリカリ、嗚呼また朝 一度きりでも　花咲けば それが我が命の証 夢よ、我を喰らえども 決して悔いなど　あるまじき

#毎日執筆 12日目　500字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命の継ぎ木》** 枯れた幹にも　芽は宿る 他所の枝より　命を得て 誰が咎めん　この芽吹き たとえ似ぬ葉を　広げようと 継ぎ木の痛みは　沈黙の中 互いの命を　受け入れて 新しき春を　咲かせましょうぞ

#毎日執筆 １１日目　1000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命を売った日》** 欲に迷ひて　命を売る 銀の契りに　頬染めて 代償問わず　笑む者よ 夜の静けさに　膝を抱け 咎の重さは　誰が量る 心の傷は　誰が縫う 金は満ちても　空腹に似た 命の痛み　沁み渡る

#毎日執筆 10日目　1000文字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《人形の心》** 糸に操られし身ながら まなこに映る　人の影 笑みの形を　真似すれど 胸に宿るは　風ばかり されど一度の　手のぬくみ 火種のごとく　胸焦がし わたしは問う　誰でもない己に 「これは心か、ただの錯覚か」

#毎日執筆 9日目　2500字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命を背負う者》** 命ひとつを戴きて また命ひとつ　背に負うや 灯火（ともしび）絶えぬようにと 我が身焦がして　歩む道 告げぬ後悔　語らぬ罪 ただ手を伸ばし　温もり探す 重さは慣れず　慣れぬゆえ 人の命は　重くある

#毎日執筆 ７日目　死んでた ８日目　5000字

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命を奪う者の孤独》** 斬りし命の　重み抱え 夜毎に濯ぐ　血の記憶 咎とは知れど　赦しなど 我に縁なき　道を行く ただ一人　己が命をもて 報いる術を　探しおる

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命の贄》** 守るべきもの　ひとつあり されば我が命　惜しからず 剣を抜く手の　迷いなき 微笑は　死を拒まず 命を捧ぐる　これぞ誇り 贄と化しても　己は残る

#毎日執筆 6日目　5000文字 それはそれとして書いていた。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《死者の願い》** 塵と果てたる　我が命 なほ願い　風に乗せ 声なき声が　君を抱く 忘るるなかれ　名を 花を供えてくれぬとも 君が笑えば　成仏ぞ

#毎日執筆 ５日目　100文字 夜勤明けは無理。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《間引きの記憶》** 風に消えた　名もなき声 生まれずして　命果つ 誰も知らぬ　小さき影 誰かの胸に　残りけり 咎にあらずと　百の声 されどひとつの　心裂け あのとき名を呼べばよかった

#毎日執筆 4日目　2500文字 昨日呟くの忘れてた。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《命を託す》** もはや吾　歩めぬ道に 幼き手を　伸ばし託す 涙は後で　存分に 今はただ　君を信じて 命は水に似て流れ 壺を越えて　世を潤す 朽ちゆく朕も　しあわせじゃ 君という未来に　託せたゆえに

#毎日執筆 ３日目　1000文字 眠るまで今日は終わらない（二度目） 今から寝ます。

#毎日執筆 #詩 #創作 #哲学 **《夢に燃ゆる命》** 幾夜焦がれて　筆と踊る 紙の向こうに　夢を見て 命を削る　音がする トントン、カリカリ、嗚呼また朝 一度きりでも　花咲けば それが我が命の証 夢よ、我を喰らえども 決して悔いなど　あるまじき