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#犀星犬猫展 ラストはカメチョロ 犀星が軽井沢で夏の間だけ借り、信州でトカゲを意味するカメチョロと名づけました。2年目の秋に東京につれて帰り「わしの猫だからわしが世話をする。皆はかまわんでいい。」と宣言しましたが、家族の手間が増えたのでした。 パネルのイラストは武藤良子さんでした。 pic.x.com/hvfmfaqkne
#犀星犬猫展 ジイノ 犀星といえば、火鉢に手を掛けて眠るジイノが有名。生後一ヶ月くらいの頃、室生家に迷い込んできました。初めて雪が降ったとき、窓から飽きもせずじいっと眺めていたそうです。九ヶ月の頃、恋の季節になり、蒸発してしまいました。 pic.x.com/jpeyicb1oa
#犀星犬猫展 クック 長女朝子が離婚して戻ってきたときに一緒に来た犬のクック。犀星は冷たいそぶりをしていましたが、朝子の目が届かないとき、「父はそっと裏口に行く。そしてクックの頭をなで、耳をひっぱり、髭をしごく。(室生朝子『父室生犀星』)」 pic.x.com/t4c10bvvok
#犀星犬猫展 おにいちゃま いつの間にか居ついたぶち猫。ミュン子の仔の世話をしていたので「おにいちゃま」と名づけられましたが、長女朝子が夜中に外で名前を呼ぶと、犀星に「ご近所の人に、出戻ったキミが気がふれたと思われる」ととがめられ、「チッチ」と改名しました。 pic.x.com/sr6fcvowhi
#犀星犬猫展 軽井沢で生まれ育った日本犬チイ。昭和8年秋、犀星が東京へ連れて帰りましたが3日後に逃亡、懸命の捜索もむなしく姿を消してしまいました。 チイから生まれた小説「山犬」「山犬続編」、童話「山の犬の話」は、苦労の末に軽井沢に帰還した犬の物語。 pic.x.com/qrmely77sf
#犀星犬猫展 昭和3年、金沢で見つけた黒猫のツマロ。東京大森の自宅に連れ帰って飼いました。犀星が黒猫好きになったきっかけは、若い頃から大切にしていた小さなブロンズ像「フレミーの猫」。つい最近、それがフランスの動物彫刻家フレミエの作品のレプリカと判明しました。 pic.x.com/8m03ik0vla
#犀星犬猫展 下宿時代、仔猫を拾います。 淋しい私の室にも、いつも小さな猫が永い間まちかねて、私が室にはひるとすぐにちよこちよこと走つてきて、ひと声だけ高く鳴いて、こんどは悲しげに足にまつはりつきながら泣いた。…「ああよしよし、いま御馳走をたべさせてやる。」(「地下室と老人」) pic.x.com/3ac9zxlskl