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#現代詩自由気儘製作協会 #なぜか最果 書いた詩をスライスしたり 背後にポトンと落とすロブで 読者を右へ左へと走らせ 呼吸を狂わせ 息を切らせ 沼にハマらせる 落ちている枯れ枝を顔の前にやって 助けると見せかけて だが絶対助けない 沼にハマったまま死んでもらう ↓ pic.x.com/FLBQsib31p
#現代詩自由気儘製作協会 #気の毒な人 顔面陥没しても大丈夫だ 金の価格が過去最高でも 金山は軒並み閉鎖したから大丈夫だと わけの判らんことを 酔って口走るのは 僕の友人の詩人です 気の毒な人で ほそぼそバイト暮らしなのですが 酒飲みで趣味はパチンコ 場外馬券も買ってます 困った人です ↓ pic.x.com/yin4pOLURC
#現代詩自由気儘製作協会 #詩人A氏 詩人A氏は 現代詩を代表する詩人だそうで 最近も詩の商業雑誌に特集され 凄いとか 天才とか 持ち上げられ 座談会まで 当の詩人を交えて 開かれている 凄い 朔太郎や賢治などと 比肩しうる詩人だとか何とか 称賛されて それを聞いて 詩人A氏は嬉しいだろうか
#現代詩自由気儘製作協会 #昔の人 外国人観光客らが 日本人外国旅行客らみたいに 旗を片手で立てて 先頭を行くハゲのおっさんの後ろに列になり きょろきょろ歩いてついていく なんと恥ずかしい ベトナム人か中国人か その列を突っ切り僕と 七海さんは老舗の宇治茶舗で pic.x.com/6c4nU1S0UT
#現代詩自由気儘製作協会 #その男 その男の死は 一つの時代の終焉を告げた その男は常に 最前線に立ち続けた主導者であり 絶えざる内面の探索者 同時に時代の審判者たろうとした が男は生前は 煙たがられ敬遠されてもいた 欲する処にしたがい 欲する時に 欲するように死ぬ #1 ↓ pic.x.com/nAlrALCouc
#現代詩自由気儘製作協会 #シ・マムダ 四万十川の 四万十の語源の一つに アイヌ語のシ・マムダがあると 川崎洋の詩 「長大な美女はうるんでいた 四万十川沿岸遡行之記」にある シ・マムダとはアイヌ語で 「非常に美しい」という意味だという アイヌの人達が シ・マムダ！と感嘆したことから ↓ pic.x.com/QqMLDmxuTa
#現代詩自由気儘製作協会 #中也のサーカス 詩人なんて今の時代にはいない 詩人という概念そのものが 時代遅れだ もし詩人がいるとしたら サーカスだろう 中也もサーカスを詠った 幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました pic.x.com/0wVPJZvQRq
#現代詩自由気儘製作協会 #全盲の写真家 ✻ テレビを観ていたら、街を歩きながらデジタルカメラで写真を撮っている、生まれながら目の見えない男性が出ていて、その現像した写真も、見ることが出来た。 ✻ 男性は、歩いていて前に電柱が立っているのを感じ取り、避けることも出来たらしい。 ↓
#現代詩自由気儘製作協会 #嘘吐き場 おお 東の京から なんて素敵な嘘が昇るのでしょう 最近は 嘘は東から昇るの？ そうだよ やっぱり東の京から昇るよ 嘘吐きばかりの 嘘吐き場から 嘘が昇るよ 嘘ばかりを 嘘吐き達が 徒党を組んでもう 手の施しようもない ジミ・ヘンはギターを叩きつけて ↓
#現代詩自由気儘製作協会 #漁港 女の髪の色やスカートの 色のことなどわからないが 女の憂愁の内部を 色はかなり表わしているだろう 駅から漁港までの道で 風に吹かれ 溢れ出てくるこころの色は 何色だろうか 溜め息色は どんな色なのか 深い寂寥と 悲哀に満ちた 風に吹かれる女の横顔
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