昨日で108日間続けた #科研費のコツ はいったんお終いです。学振の締め切りまでに終わって良かったです。 これまでの投稿は以下にまとめてあります。 kakenhi.com/%e7%a7%91%e7%a… 学振シーズンが終わったら助成金についての情報発信を予定しています。引き続きどうぞよろしくお願いします。

#科研費のコツ 108 何度も書き足していくと、どうしても文章は肥大化し長くなりがちです。 いくつかのテクニックは#科研費のコツ101でもお示ししていますが、ここではもっと本質的に短くする方法を教えちゃいます。 kakenhi.com/tips_108/ pic.twitter.com/iFUsBdhmUf

#科研費のコツ 107 文豪ですら、推敲するのです。私たちが、一回で素晴らしい文章を書くのはまず不可能です。 見直し・推敲の時間を十分に確保するためにも早くから取り掛かりましょう。今ですよ！ kakenhi.com/tips_107/ pic.twitter.com/zZIbhkcptV

#科研費のコツ 106 申請書の完成度を高めるためには、書きあげた後の推敲は必須ですが、何度も推敲を重ねるとかえって迷いが生じます。 見直し・推敲は5-6回もすれば効果はほぼ飽和しますから、最後の最後は覚悟を決めて提出してしまい、他のことをした方がマシです。 kakenhi.com/tips_106/ pic.twitter.com/IGtHStZnrY

#科研費のコツ 105 内容的にまずい申請書は大抵この４パターンのどれか、あるいは組み合わせです。 1⃣ 扱う問題の重要性が低いパターン 2⃣ 着想に根拠がないパターン 3⃣ 着想・計画がくだらないパターン 4⃣ 研究計画があいまいなパターン kakenhi.com/tips_105/ pic.twitter.com/aErXHrBnQ5

#科研費のコツ 104 「少なめに研究費を申請すれば、ボーダーだった時に、予算残額の関係で優位になる…」 と考えていた時期がありましたが、実際はそうではありませんでした。 ほぼ全員が満額で申請していますし、減らされるときは少なく申請していようが一律です🥲 kakenhi.com/tips_104/

#科研費のコツ 103 人の印象は最初に見た数秒で決まると言います。申請書も同じです。全体の見た目と最初の数行で決まってしまった印象を覆すのは大変です。 チェックリストを用意し、徹底的に見直しましょう。 新潟大URAさまでは、👇こんなリストを公開してくれています。 kakenhi.com/tips_103/ pic.twitter.com/5NQFM4N65N

#科研費のコツ 102 それほど長くは書けない申請書なのに、表記ルールが統一されていないために、読みづらく・不格好になっている例は多いです。 細かい点かもしれませんが、細かいことに目がいく≒他のところまで気を配っている、ということなので気をつけたいところです。 kakenhi.com/tips_102/ pic.twitter.com/MCWeO4C7PQ

#科研費のコツ 101 あと数行でページ内に収まるのに… そんな時のテクニックです。上から順に試してください。 ・本文の見直し・修正（最優先） ・図の見直し・修正（大きく縮めるチャンス） ・文字間の調整（1～数行なら） ・行間の調整（最後の手段） kakenhi.com/tips_101/ pic.twitter.com/w56pclqMvs

#科研費のコツ 100 上級者でないなら、揃えられるところは全て揃えるようにすると間違いが少ないです（基本美しい）。 図表、図表と本文の関係、（本文の言葉遣い）など、思いつくところは全て対象です。 kakenhi.com/tips_100/ pic.twitter.com/qiHRgoIs5s

#科研費のコツ 99 大見出しの前には「必ず」、小見出しの前には「できれば」空行を挟むようにしましょう。 余裕があるなら0.5～1行、余裕が無くても0.3～0.5行あるとぐっと読みやすくなります。 申請書を通して統一のルールのもと運用してください。 kakenhi.com/tips_099/ pic.twitter.com/IkrwxWXCYi

#科研費のコツ 98 引き続きWordの使いかたです… テキストボックスを設定したら、上下左右の余白を0mmにしておくと何かと便利です。 メリットはいくつかありますが、例えば図とlegendをグループ化した時に本文との間が無駄に広くなることを防げ、1行節約できたりします。 kakenhi.com/tips_098/ pic.twitter.com/arjcohy7T1

#科研費のコツ 97 強調とは、下線や太字、枠囲みなど他とは違うことをして視線をそこに留めておくことで、内容にまで目を向けさせる行為です。 そのため、強調を使いすぎると黙読の流れが止まり、とても読みづらくなります。 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」使い過ぎに注意 kakenhi.com/tips_097/ pic.twitter.com/4IuLofTwFW

#科研費のコツ 96 ほとんどの人は申請書の作成にWordを使います。Wordの機能を使いこなせれば申請書を楽に美しく書くことができます。 ・テキストボックスのパディング ・図表のマージン ・本文および表の行間設定 などは覚えておいて損はないでしょう。 kakenhi.com/tips_096/ pic.twitter.com/vTl0f6cwlO

#科研費のコツ 95 申請書の限られたスペースに何十もの文献は引用できません。 審査員はまず原著論文を見ないので、これまでの研究に基づいた独りよがりではない研究計画であること、本研究に関連して申請者が貢献してきたことを示す文献を引用すれば十分でしょう。 kakenhi.com/tips_095/ pic.twitter.com/7vk6Xxyxv5

#科研費のコツ 94 「話すように書け」は嘘です。また、無駄に難しい言葉を使うとかえってバカっぽく見えます。 結局のところ、分野外の審査員でもわかるように、少し平易な書き言葉で書くことが唯一の答えです。 kakenhi.com/tips_094/

#科研費のコツ 93 学振では研究者を目指したきっかけを書くことがあります。その際に「自分（知り合い）が〇〇〇だったから」という理由だけだと微妙です。 たとえ最初のきっかけはそうであったとしても、科学や社会に貢献したいから、とアピールして欲しいところです。 kakenhi.com/tips_093/ pic.twitter.com/zlSyH5VacD

#科研費のコツ 92 研究のことをもっとも理解している申請者が弱気な態度だと、審査する側も、どの程度の自信があってそう書いているのかがわからなくなります。 「絶対に嘘を書きたくない」という思いが強すぎると過度に自信なさげな文章になり、それは語尾に表れます。 kakenhi.com/tips_092/ pic.twitter.com/HRmw08i7dv

#科研費のコツ 10 KAKENは様々な使い方ができますが、オススメは経験豊富な人の研究成果報告書を読むことです。 kaken.nii.ac.jp/ja/index/ 採択された申請書の背景・目的を成果報告書に使いまわしている方が多いので、どう書けば悩んでいる人には参考になるかもしれません。 kakenhi.com/tips_010/ pic.twitter.com/zY5kOTh9xS