当局側は、国内国際一体調査への移行で移転価格単独での深度ある調査が少なくなっている印象。少額の寄附金課税でまとめるケースが増えているのかも。 長い時間をかけて更正したとしても、近年、国内争訟で負け続けているという状況もこの事態に拍車をかけているのかもしれませんね。 #移転価格　#考察

移転価格コンサルやってて思ったのはIGS対策（文書化やreasonableでtimelyな移転価格改定等）は、リスク認識した上で対応が後回しになっていることが多いってことでした。アフターコロナの税務調査で、コロナ禍のオンコール部分を寄附金課税されて重い腰を上げる企業も多かったみたいです。 #移転価格

有りよりの有り。 TP業務と税務調査立ち会いのJDで、マスト要件に税理士資格は珍しい。話だけでも聞いておこうかな。やっぱり海外売上比率高めのメーカーはよい。 #移転価格　#求人動向チェック pic.twitter.com/XwrBWGxZ9I

税務リスクの解放って、時効か税務調査是認しかないから、時効まで7年間ある移転価格リスクを事前に潰すことができるBAPAは、やはり順番待ちしてでも申請する価値あるよなぁ。 会社としては ・移転価格リスク許容 ・APA対応&アドバイザー費用 を比較衡量して判断するしかないですよね。 #移転価格

移転価格業務の本質は、措置法・施行令・通達・事務運営要領・判例及びOECDガイドラインの深い理解、企業のビジネスモデルの理解そして税務当局対応にあると思うけれど、クライアントの御用聞きの側面が強すぎて当局目線でみると穴だらけの成果物になるのはかなり不満だった。 #移転価格　#サービス業

移転価格は、その名のとおり、国外関連取引の「価格」に影響を及ぼす課税なので、その影響は、課税年分のみならず未来に向かって半永久的に（当該国外関連者との取引が無くならない限り）生じます。また、課税されれば国際的二重課税が生じ、その是正にはものすごく労力を要します。 #移転価格　#影響

あとは、主要論点じゃないかもだけど、やはり製造機能で独自の機能（超過収益の獲得に寄与する独自性）を認定するのはハードル高いのだな、と。会社側が色々、製造機能の独自性あり、と反論しているけれど、ことごとく、「通常の製造会社の有する機能に留まる」と判断されていた。 #移転価格

だけど、「市場の状況」を市場占有率と製品需要に更に細分化して、比較可能性を検討しているところがエグイなと。同じタイで活動している法人（しかも日系企業向けのビジネスという類似性もある）をコンパラに選んだだけで、市場の類似性はクリアにしてほしい。少なくとも実務上はその程度。 #移転価格

このうち、「市場の状況」以外の要素については、営業利益率に重要な影響を与えない、と結論づけていて、納得感あり。価格や粗利までには重大な影響を与えうる差異があるけれど、OMまでブレークダウンするTNMMまでぼやかせば、比較可能性あるでしょう、ということだと理解。 #移転価格

判決文で、比較可能性の諸要素は、通達66の4(3)-3の諸要素を検討すべきとして、「事業の内容」、「製品の特徴」、「当事者の遂行する機能」、「市場の状況」、「経営の効率性」を検討するとしていて、このアプローチは納得感あり。 #移転価格

どうしても当局目線で考えてしまいますが、TNMMでここまで細分化して比較可能性を比較しなければならないのであれば、もう更正する手段なくない？と思います。RPSMでも敗戦つづきだし。 #移転価格

今年のCbCRの変更点と懸念点を税理士法人と共有してるはずなのに、気にするのはデジタル課税のpillar2のことばかり。 単なるCbCRなら気にならない点も、適格CbCRに適用できるようにしようとすると意外と簡単にはいかない。 #移転価格

【移転価格の入門～中級の解説書】『現場で役立つ「移転価格」入門』は、税務調査が来訪した際の対応に加え、より専門的な移転価格手法の適用などについても解説しています。 #PwC #税務 #移転価格 pwc.moe/486QIID