A39.a 深部静脈血栓症は深部静脈系に血栓が生じ、静脈閉塞を起こす疾患。 治療は血栓に対する抗凝固療法、血栓溶解療法、血栓除去術、合併症の肺血栓塞栓症の予防で下大静脈フィルターなどである。 類題…108H32 #第119回への挑戦

A38.c 閉塞性血栓血管炎は別名をBuerger病と呼び、若年男性で喫煙者に発症しやすい。閉塞性動脈硬化症と病態は似ている。 よって治療は禁煙、抗血小板薬、血管拡張薬、疼痛緩和に交感神経切除術、腰部交感神経ブロックとなる。 類題…101G24 #第119回への挑戦

A37.c 椎体前面では前方より大動脈弓・上大静脈、気管、食道となる。 交感神経幹は後縦隔内を脊柱に沿って走行する。 横隔神経は心膜に沿って走行する。 類題…109B10 #第119回への挑戦

Q39.深部静脈血栓症の治療として適切でないのはどれか。(C14)#第119回への挑戦

Q38.閉塞性血栓血管炎への対応として誤っているのはどれか。(C13)#第119回への挑戦

Q37.大動脈弓の高さにおける解剖学的位置関係で正しいのはどれか。(C12)#第119回への挑戦

A36.a 選択肢aは初期には駆出率は代償的に保たれている。 それ以外の選択肢は全て心エコーでみられる。 類題…91B21 #第119回への挑戦

A35.d 感染性心内膜炎〈IE〉をきたしやすい疾患は僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁狭窄症・閉鎖不全症、肺動脈弁狭窄症、心室中隔欠損症、動脈管開存症、Fallot四徴症などがある。一方、心房中隔欠損症、僧帽弁狭窄症はジェット血流が生じにくくIEをきたしにくい。 類題…90B24 #第119回への挑戦

A34.b 急性心膜炎の原因で多いのは特発性、ウイルス性(コクサッキーB群ウイルス)であり、それに対する治療は経過観察である。もし胸痛があれば鎮痛薬としてNSAIDsを投与する。 類題…107A33 #第119回への挑戦

A33.a 拡張型心筋症の薬物治療として、慢性心不全に対してβ遮断薬やアンジオテンシン変換酵素阻害薬などがあり、血栓予防にワルファリンがある。 根治するには心移植しかない。 類題…106D59 #第119回への挑戦

A32.b 心臓粘液腫は心臓原発の良性腫瘍の50％を占め、IL-6を分泌する有茎性でゼラチン状の腫瘍である。合併症は肺うっ血や塞栓症があり、突然死のリスクがあるので、早急に外科的に摘出する。 #第119回への挑戦

Q36.閉塞性肥大型心筋症でみられないのはどれか。(C11)#第119回への挑戦

Q35.感染性心内膜炎について誤っているのはどれか。(C10)#第119回への挑戦

Q34.急性心膜炎の治療薬として適切なのはどれか。(C9)#第119回への挑戦

Q33.拡張型心筋症に対する薬物治療として誤っているのはどれか。(C8)#第119回への挑戦

Q32.心臓粘液腫について誤っているのはどれか。(C7)#第119回への挑戦

A31.c 大動脈弁狭窄症の臨床三大症状とは狭心痛、失神、心不全であり、無治療だと平均余命はそれぞれ5年、3年、2年となる。 ちなみに、選択肢cは大動脈弁閉鎖不全症に現れ、Quincke徴候という。 類題…110A20 #第119回への挑戦

A30.d 心破裂が起きると心タンポナーデや血圧低下、心不全を引き起こす。心タンポナーデには心膜穿刺で、心破裂自体には穿孔部縫合などで対応する。血液循環のためにPCPSを施行する。 IABPは内科的治療抵抗性の急性心不全、心原性ショック、急性冠症候群に適応がある。 類題…95C45 #第119回への挑戦

Q31.大動脈弁狭窄症について予後不良の症候でないのはどれか。(C6)#第119回への挑戦

A29.d 全ての選択肢で1〜3度房室ブロックの心電図所見を以下の通りに説明できる。 選択肢aー1度房室ブロック 選択肢bーWenckebach型2度房室ブロック 選択肢cー3度房室ブロック(完全房室ブロック) 選択肢dーMobitz Ⅱ型2度房室ブロック #第119回への挑戦

A28.d 高心拍出性心不全は末梢組織の酸素需要の増大を受けて心拍出量が増加するが、十分に酸素需要を満たせていない状態である。 ビタミンB1欠乏症では解糖系が動かなくなり、酸素需要が低下する。 肺血栓塞栓症は左心系の血流も低下し、低心拍出性心不全となる。 類題…104I27 #第119回への挑戦

Q30.心破裂に対する処置として誤っているのはどれか。(C5)#第119回への挑戦

A27.a 選択肢aは低カルシウム血症ーQT時間延長が正解となる。他に、低K血症にもQT延長がみられる。 類題…88B29 #第119回への挑戦

Q29.次のうちMobitz Ⅱ型2度房室ブロックに当てはまる心電図の所見はどれか。(C4)#第119回への挑戦

Q28.高心拍出性心不全をきたさないのはどれか。(C3)#第119回への挑戦

A26.a 心音のⅢ音は拡張早期に心室へ流入する血液による衝撃音である。健常な若年者でも聴取することがあり、左側臥位で増強する。 ちなみに、Ⅰ〜Ⅳ音の中で高音なのはⅡ音で、それ以外は低音である。 類題…110H6 #第119回への挑戦

A25.a 肝移植の適応はそれ以外の治療法では救命できないもの、またはそれで長期生存が可能なものとなる。適応外には感染症、肝細胞癌以外の悪性腫瘍などがある。 類題…110E22 #第119回への挑戦

A24.b BT-PABAは膵から分泌されるキモトリプシンによってPABAに変化する。そして、小腸・大腸に吸収され、肝臓で抱合され、腎臓で排泄される。 よって、胆嚢はBT-PABAには関係がない。 類題…102G18 #第119回への挑戦

A23.c 膵乳頭部癌は胆管癌と比較して予後が良好で、男性に多い疾患である。生検で病理組織診断を行い、治療は膵頭十二指腸切除術が一般的。 #第119回への挑戦

A22.a 自己免疫性肝炎では肝逸脱酵素(AST、ALT)は上昇するが、胆道系酵素(ALP、γ-GTP)は正常か軽度上昇である。自己抗体ではIgG上昇、抗核抗体・抗平滑筋抗体陽性がみられる。 類題…98H36 #第119回への挑戦

Q27.血清電解質異常と心電図所見との組み合わせで誤っているのはどれか。(C2)#第119回への挑戦

こちらも参考になれるかと思います。10月下旬でマッチングの結果発表があるので、ここで病院を決めて国試勉強を有利に進めましょう！ e-resident.jp/events (2/2) #第119回への挑戦

【医学科6年生や第119回医師国家試験受験予定者へ】 お疲れ様です。6月上旬にマッチング参加を登録し、6月までには希望の研修先の病院へ応募をする予定になるかと思います。まだ候補を決めていない方は下のリンクをご参考によろしくお願いします。 residentnavi.com/rnfair (1/2) #第119回への挑戦

A21.d 本問での質的評価とは嚢胞構造の詳細な観察を指す。ここでは、超音波内視鏡検査が適する。 類題…112D25 #第119回への挑戦

Q26.心音のⅢ音について誤っているのはどれか。(C1)#第119回への挑戦

Q25.肝移植の適応でないのはどれか。(B13)#第119回への挑戦

Q24.BT-PABA試験で異常値とならないのはどれか。(B12)#第119回への挑戦

Q23.膵乳頭部癌について正しいのはどれか。(B11)#第119回への挑戦

Q22.自己免疫性肝炎の検査所見として考えにくいのはどれか。 ※d…IgGー3,348mg/dL(基準960〜1,960) (B10) #第119回への挑戦