人間が言葉を覚える時は、必ず聴いたことがある単語を言葉として覚えて、それを話し始めます。 だからアドリブを覚えるという事は、飽くまでも聴いたことがあるフレーズを言葉として覚えて、それを自然に話し始めるプロセスである筈なのです。 #オフビートで思考する語学

何故、日本中で縦乗りミュージシャンが増えるのだろう。 ─── ただ単に、音楽を聴かないで音楽を習う人が増えたからではないか。 音楽を聴かないで音楽を読む人ばかりがいるから、読んだものがそのまま事実だと思い込むのではないか。…

それは知の限界を表しているのではなく、単に勉強家と研究者の違いでしかない。勉強家は本を読んで勉強するだけだが、研究者は本を読む勉強で飽き足らず、自分の目で観察して、新しい理論を構築する。

音楽に知識だけで理解しようとする人の本質には『人間』という決して知識だけでは理解し得ない存在に対する、敬意の欠落がある。

もし聴くという行為が音楽を形作るのだとするなら、譜面を読む人は音を読んでおり、聴いていない。

相手の話を聴くという事は、会話の最も基本となる動作。 全てはそこから始まる。

耳コピできない音は弾けない。