#英語授業研究学会35回全国大会 二日間のプログラムには、国語教員として驚き感心することが多かった。英語の教科指導・授業の中で（あたりまえに）意識され、共有され、実践されていることが、言葉の本質に根差し、言葉の力につながっている。これは国語教育にも重要な示唆をあたえてくれる。(12/n)

#英語授業研究学会35回全国大会 あいも変わらず選択肢のなかから「正答」と思われるものを出題者の意向に沿って「あてる」問題を解くテスト訓練を積ませているだけなのではないか。手を挙げ「国語教員です申し訳ありません」と謝罪したくなる衝動にかられてしまった。(11/n)

#英語授業研究学会35回全国大会 国語は、文学趣味に陥った授業、学習者の読みを無視して教師の正答を押しつける一問一答式の授業、生徒の表現力を伸ばそうとしない授業により、話す力や書く力の衰退、古典学習への関心度の著しい低下、生徒の多様化に応じられていない現状を招来させてないか。(10/n)

#英語授業研究学会35回全国大会 シンポジストの見解から翻って、「思考の基盤を育成する母語」の「運用能力の発達」を期するはずである国語科はいったい何をしているのだろうか考えずにはいられない。国語で自由な思考力、論理的・検証的な批判カ、豊かな創造力を育てているといえるのだろうか。(9/n)

#英語授業研究学会35回全国大会 シンポジウム「英語教育の目的とは」三浦孝先生は「英語力育成」とは「人格形成」と適合・両立するものでなくてはならない、と人間形成重視を主張され、「外国語」は英語に限ったものではないとまで踏み込んだ考えを示されていた。(8/n)

#英語授業研究学会35回全国大会 シンポジウム「英語教育の目的とは」大津由紀雄先生は、明確に「母語」教育と一体となって母語の効果的運用（思考・産出・理解）を支援する、ということを述べられたし、直山木綿子先生は「ことばへの気づきを充実させるためには国語教育と共同することが必要だ」(7/n)