洋画家・藤澤健二さんの最新作。最初は猫の顔も描き込まれていましたが、見る人に表情を想像してもらいたいと上から塗りつぶされています。同様に猫の身体も普段以上に抽象化が推し進められ、輪郭線も太くシンプルにと、写実的な描写は慎重に避けられています #藤澤健二 pic.twitter.com/DxnAykCLd0

藤澤健二、猫。母猫と思しき猫が二匹の仔猫を振り返っている物語性のある作品。暗く彩度の低い画面の中に普遍的な暖かみを感じる一枚です。 #藤澤健二 pic.twitter.com/NNGR4BJlJt

洋画家・藤澤健二さんのスケッチ。何気ない猫の姿が柔らかなタッチで描かれています。 #藤澤健二 pic.twitter.com/lhLN4NBP9E

この絵は過去に美術雑誌にも掲載された藤澤さんの代表作の一つで、NY時代のモダンで華やかな空気と古典的な雰囲気が混在する素晴らしい一枚。画面はビニールで包装されたままですが、赤や黄、オレンジといった暖色中心の色彩とトーンの美しさはシリーズでも随一だと思います。 #藤澤健二 pic.twitter.com/lu3teCHRES

これも藤澤さんの作品で、餌に集まる五匹の猫が描かれています。画面上の猫がやや俯瞰気味に描かれているのと、地面と思しき背後の色面が起き上がっているように見えるのが合わさって、皿を中心に時計盤でも見るような面白い構図になっています。 #藤澤健二 pic.twitter.com/1dIQY3Ja0s

藤澤健二、サーカス。クラシックな色合いの赤と黄色のサーカスシリーズに比べて、こちらは　　ベタ塗りに近い赤と黒の色使いが鮮烈な印象を残します。宙返りでもしているのか、オーバーなほど丸みが強調された二人の人物が一輪車の円と対応して画面に星座のような円の三角形を作っています #藤澤健二 pic.twitter.com/B9jkZfdgbz

洋画家・藤澤健二さんの作品。人形のように無機質な人体（或いは人形そのもの？）と花が対照的な作品。左胸に掲げられた花は心臓や心を暗示するのでしょうか？それとも見る人に差し出されているのでしょうか？色々な意味を考えさせられるいちです #藤澤健二 pic.twitter.com/0RRGwEj1HM

藤澤健二、三匹の猫。まだ未完かも知れませんが、今回の絵では背景と猫が半ば同化して画面全体に透明感があり、藤澤さんの興味も猫のフォルムより顔や内面に移っている気がします。ちょっと人間味のある猫達が可愛い一枚です #藤澤健二 pic.twitter.com/sjYyZkGioH

洋画家・藤澤健二さんのサーカスの連作の一つ。恐らく大きなサイズの作品を描く前のエスキース的に描かれたものではないかと思いますが、丹念なマチエールや大胆な色面の構成といった藤澤さんの特徴はここにも見て取れます。 #藤澤健二 pic.twitter.com/1vbngwF8RM

藤澤健二、サーカス。四人のピエロと馬の鼻先、馬の後ろ足の付け根（薄い円がある）にある全部で6つのボールが見る人の視線を誘い、お手玉のような動きの円環を成しています。空中に投げられたボールは心地良い浮遊感を画面に与え、現実とは切り離された夢のような時間の流れを感じます #藤澤健二 pic.twitter.com/rRmBVf79Xe

洋画家・藤澤健二さんの作品。まだ描き始めの段階と思われますが、部分的に色の強弱がつけられ、猫のフォルムもよく捉えられています。白やクリーム色を基調とした薄塗りの画面はとても柔らかく、完成したら穏やかな雰囲気の絵になりそうですが、果たして？ #藤澤健二 pic.twitter.com/vg7khT2XSP

藤澤健二、サーカス。一見して派手な配色の絵ですが受ける印象はむしろ静かで、黄色い色面の中の黒い馬の優美なシルエットが際立ちます。画面左の白い馬の首の影は、同時に黒い馬の「見えないはずの尻尾」も感じさせるダブルイメージになっている気がします。 #藤澤健二 pic.twitter.com/QF1YE2ucy7

藤澤健二、道化師。美しいブルーのアーチの中に佇む道化師がイコンのように静謐な表現で描かれています。ルオーが好きだという藤澤さんらしい絵です。 #藤澤健二 pic.twitter.com/qSyfpymsOH

ルオーが好きだという藤澤さん。道化師の顔に近寄ってみると、藤澤さんこだわりの厚いマチエールがはっきりと見てとれます。荒々しくも丹念に塗り重ねられたその表情には、見る人を強く引き止める何かがあります。 #藤澤健二 pic.twitter.com/JZmdfhPntc

洋画家・藤澤健二さんのカーニバルの連作。猫シリーズやサーカス・シリーズとはまた違った趣の明るく楽しげな一枚です。かわいらしくも不気味な道化師達の姿はどことなくティム・バートンのクレイアニメーションのキャラを思い起こさせますね。 #藤澤健二 pic.twitter.com/81sVXQ1PDy

藤澤健二さんの猫の連作。これも一見簡潔に見える絵ですが、三匹の猫の配置とそれが生み出す隙間の形には厳格さが漂います。ベーコンの絵のように体毛を剥がれたような猫達の姿は、その下に浮かぶ筋肉や肉のたるみまで感じさせ、かわいらしさとは違う猫のリアルな存在感を感じさせてくれます #藤澤健二 pic.twitter.com/rVGEG3PMDe

マチエールに強いこだわりを持つ藤澤さんにしては薄塗りの部分が目立つ作品ですが、背景に残されたタッチと厚く塗られた猫が響き合い、清明な魅力を放っています。マチエールへのこだわりを捨てたというより、より深く表現の可能性を模索しているように感じられる一枚です。 #藤澤健二 pic.twitter.com/ms5E5w64Ca

洋画家・藤澤健二さんのアトリエに飾られた一枚。バイオリンを奏でるピエロとそれに合わせて踊る二匹の象が隙のない構図と彩度の低い色彩によって描かれていて、濃密な画面を作っています。藤澤さんを代表する一作です。 #藤澤健二 pic.twitter.com/QFLvR3LGtj

藤澤さんのサーカスの連作はNYで生活していた頃に描かれたもので、赤と黄色の明るい色調が華やかな空気を感じさせます。この絵も一見素朴に見えて馬やピエロ、色面が巧みに配置されていて見飽きないんですよね。しとり自身も大好きな絵です。 #藤澤健二 pic.twitter.com/K06mZ9LWSR

藤澤さんの絵の特徴の一つは丹念に塗り重ねられたマチエールへのこだわり。時間を掛けて重ねられた肌合いは一見荒々しく見えますが、受ける印象は不思議と軽やかでもあります。 #藤澤健二　#拡散希望 pic.twitter.com/j87n53jfEY

藤澤健二さんの猫の連作。シンプルな構図ながら色の響きや猫の実在感がしっかり出ていて見飽きないです。猫の顔を見た友人が「ターンXだ」とか言ってましたが（笑）、線一つで顔の向きまで感じさせるかなり計算された顔だと思います #藤澤健二 #拡散希望 pic.twitter.com/ZYqil1k4nq

藤澤さんは現在は猫の連作に取り組み中。細かい描写は避けながらも如何にも猫らしい柔らかさや存在感が表現されてて、「猫だ～！😆」ってなっちゃいますね。シンプルながら見飽きない画面の構成や色調も勉強になります #藤澤健二 pic.twitter.com/uZNzN0kP29