#論文マラソン が一区切り着いたので、過去に紹介した論文をわかりやすく解説する #論文ウォーク を始めます！今までの論文マラソンはどちらかと言うと自分の備忘録的な意味合いも強かったのですが、こちらは情報発信ベースです！ またまた不定期投稿ですので、お付き合いくださいませ。

(352/347) #論文マラソン 高齢者に対して監督下運動 VS 監督なし運動 34件のRCTから2830人を分析。 どちらも安全性は変わらず、参加率も同様であった。 監督下運動は膝伸展筋力、椅子立ち上がり時間、TUGT、歩行速度、除脂肪量、健康関連QOLがよかった。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38647999/

(351/347) #論文マラソン インスリンとグルカゴンのバイホルモンフルクローズドループの効果は？ 1型糖尿病成人71人に1年間の多施設前向き単群介入試験 TIR：55.5％→80.3％ PAID：30.0→10.0 780GのFCLが70％ということを考えるとかなり高いですね。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38443309/

(350/347) #論文マラソン スタチンで血糖値が上がって糖尿病になる？ 19のRCTから12万人を分析 スタチン治療は新規発症糖尿病を10%増加させ、スタチンの強度に比例して増加した。 平均HbA1cは0.06-0.08％増加した。 診断ギリギリ手前の人が診断された様子。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38554713/

(349/347) #論文マラソン 24時間のうち活動と心代謝系の健康および血糖の関連は？ 2388人を分析。 24時間の最適構成 座位：6h（5h40m-7h10m） 立位：5h10m（4h10m-6h10m） LPA：2h10m（2h-2h20m） MVPA：2h10m（1h40m-2h20m） 睡眠：8h20m（7h30m-9h） pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38656371/

(349/347) #論文マラソン 24時間のうち活動と心代謝系の健康および血糖の関連は？ 2388人を分析。 すべてのアウトカムを考慮した24時間の最適構成 座位：6h（5h40m-7h10m） 立位：5h10m（4h10m-6h10m） LPA：2h10m（2h-2h20m） MVPA：2h10m（1h40m-2h20m） 睡眠：8h20m（7h30m-9h）

ここから始まった #論文マラソン がとうとう347本達成しました。 とりあえず、一区切り。。。な気分ではないので、これからもよろしくお願いいたします！ 論文マラソン一覧はこちら twitter.com/search?q=muscl…

(348/347) #論文マラソン 週２日の食事制限 VS 週２日運動(HIIT/筋トレ)の効果は？ 約100名ずつRCT 12週 食事群は対照群よりA1c値を有意に低下 運動群は有意差なし 運動群は筋肉維持において優れていた。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38638032/

(347/347) #論文マラソン 運動後24時間の低血糖のリスク要因は？ 251名の１型(年齢14歳 A1c7.1%) 低血糖は罹病期間が短くHbA1cが低い患者で多かった。運動直後および12～16時間後において、運動中のグルコース低下が大きいほど運動後の平均グルコース値が低かった。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38412033/

(346/347) #論文マラソン 1日の歩数と死亡率の関係を座位時間レベル別に検討 72,174名を6.9年解析。 2200歩/日と比較して、全死因死亡に対する至適量は9000～10500歩/日の間であった。CVD発症は約9700歩/日で最も低いリスクが観察された。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38442950/

二年以上走り続けて、遂にゴール間近。 【有言実行】凄いです。 #論文マラソン

(345/347) #論文マラソン インスリンのうち忘れは血糖値にどう影響を与える？ スマートインスリンペンとCGMを用いて解析 １回ボーラス忘れると TIR:-1.7% GMI:+0.1% １回ベーサル忘れると TIR:-2.8% GMI:+0.2% スマートインスリンペン１日使うと TIR:+0.5% pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38569055/

(344/347) #論文マラソン コレステロールの摂取は糖尿病と心血管病の発症に関係するか。 20万人弱を解析。 BMIで調整した後、コレステロールの摂取は糖尿病および心血管病の発症とは関連していなかった。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38593324/

(343/347) #論文マラソン 肥満(BMI>30)の人、運動をいつすれば効果的？ 平均年齢62.2歳の肥満成人29,836人を7.9年追跡。 加速度計でMVPAを評価 運動なしと比較すると、夕方のMVPAが最も全死亡リスク、心血管病死リスク、細小血管障害が低かった。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38592034/

(167/347) #論文マラソン うつ病治療、薬剤VS運動 重度ではないうつ病を対象にした25 件の研究2551人を解析 運動と抗うつ薬で治療効果に差はなかった。 脱落率は運動療法で高かった。 少なくとも抗うつ薬の補助には運動はよさそうですね。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36113975/