『世界マヌケ反乱の手引き書　増補版』ちくま文庫刊 『貧乏人の逆襲』を読んで以来、こちらも読まなきゃ読まなきゃと思いつつ、先延ばししてたら文庫になってしまった。他からのお下がりではなく、自分たちで面白い生き方をクリエイトする人たちの姿に、モリモリ力が湧いてくる本。 #買って読んだ2024 pic.x.com/LJBqIx8w72

『喫茶店案内』自費出版本 神保町ネオ書房アットワンダーさんにて購入。 書籍というよりも冊子ですが、面白かったので紹介します。瑞々しい写真に落ち着いた文体。紹介されている早稲田の喫茶店に行きたくなる。著者は8㎜映画を撮ってるようなので、見てみたい。 #買って読んだ2024 pic.x.com/ppvybovpzr

『映像技術解体』keys japan刊 映像がお手軽に撮影できるようになった今、つい忘れてしまいがちなことを思い出させてくれる前半。映像を撮り、見ることとはどういうことなのかをひたすら考えさせてくれる後半。「映像作品を作るとは、見とれてしまう映像を撮ること」にハッとする。 #買って読んだ2024 pic.x.com/zoe40hrmwn

『綺堂随筆　江戸に欠かせぬ創作ばなし』河出文庫刊 毎年一冊は必ず読む綺堂本、今年はこれ。後半の芝居の話は、知識が乏しいので少々しんどいが、前半の言葉遣いの話には、背筋が伸びる。収録怪談は、読んだことのあるものがほとんどだけど、何度読んでも面白いのが、綺堂怪談。 #買って読んだ2024 pic.x.com/vbmuhxoxry

『大阪・関西万博「失敗」の本質』ちくま新書刊 開催してしまったら、成功したという空気が醸成されるだろうから、今の内に言っておく、というまことに素晴らしいコンセプトの本。リングが繋がったからって、会場が完成したわけでは全くない。現場の地獄はその後にやってくる。 #買って読んだ2024 pic.x.com/okdm9r7mtt