「地元産業の発展に寄与するのがこの銀行の経営理念だろ！おまえのやってることはそれに反してるんじゃないのか！」 社長が叫ぶ。自分が儲けたいだけだろ！口の先まで出かかった言葉を飲み込む。 銀行なんて所詮ただの金貸しだ。志を持っていた入行当初の自分をぶん殴ってやりたい。 #陰湿金融文学

私は学生のOB・OG訪問が大嫌いだ。面接用のアピール材料がほしいだけ。自分の人生と本気で向き合わず、ゲームか何かと勘違いして、無自覚に他人の時間と人生を軽んじる。そんな大人を舐めくさった学生が大嫌いだ。銀行員になって3年目の春、私はある学生の訪問に応じた。 #陰湿金融文学

そんな中、支店に役員がやってきました。「この支店はフィーを稼いで素晴らしい！業績表彰してあげよう！そして来年度はノルマを2倍にしよう！」 おしまい🌸 #陰湿金融文学

銀行はどこも古くさい日本の会社の慣習が詰め込まれている。銀行、支店のことを考えた前向きな発言でさえも上司と対立する意見を言うのであればただの生意気な部下という評価になるだけ #陰湿金融文学 x.com/toyosubk88/sta…

おもしろい。 #陰湿金融文学

私は360°評価を許さない。この制度によって同期を一人失った。何も知らなかった私は部下が上司を評価できる民主的な制度だと思っていた。実態は上司への忖度ができない不届き者を炙り出すための悪魔のツールだった。銀行の360°評価とは現代における踏み絵であり魔女狩りである。 #陰湿金融文学

「これは大問題だよ。営業推進部に報告させてもらう。今のうちに反省文を考えることだな。」 何一つ悪くないはずの俺がなんでこんな目に遭うんだ。完全に事故だ。それもこれも全部前任のクズ野郎が全て隠したまま辞めていったせいだ。 #陰湿金融文学

自分の仕事に加え、管理職を見据えた仕事を与えられた人(男性)がミスして減点 管理・推進面の仕事は任されず、自分の仕事だけを無難にこなした人(女性) 後者が昇進して、空気が一変 そして前者の男性はその夜豹変した #陰湿金融文学 pic.x.com/ey9kdndf0k

吾輩は目標未達行員である。人権はまだ無い。どこで生まれたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でフィーフィー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで初めて支店長というものを見た。あとで聞くとそれは役員候補という支店長中で一番獰悪な種族であったそうだ。 #陰湿金融文学

銀行勤めもこれで10年を超え、新しい店に配属されて早1か月。人事部の臨店があった。 人事部の臨店とは、人事部が答え合わせに来ることを指す。 支店あるいは本部部署で年1回人事評定がつけられる。この評定は入行以来ずっと累積していくのである。 #陰湿金融文学