岩崎家と縁の深い道具も展示されています。 《御所丸茶碗 黒刷毛》自体も良いものですが、岩崎小彌太が色紙に描いているのも面白いですね。 展示されている色紙は原本は失われて後に制作された複製だそうです。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/bn6pta6b3p

《唐物瓢簞茶入 稲葉瓢簞》 静嘉堂所蔵の茶道具の中で曜変天目は別名稲葉天目と呼ばれるように旧稲葉家蔵ですが、この茶入も稲葉家が所蔵していたものです。 瓢簞茶入でも上がわの膨らみが無い形が特徴的です。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/5a3wxhphra

同じような台が4つ並んでいますが、猿回しが描かれた《猿曳棚》で、右端が本歌で他は後に作られた写しです。 多くの写しが作られたことでも有名な道具だったことがわかります。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/f5b7e9vbcz

《青磁鯱耳花入（砧花入）》 龍泉窯のこのような色の青磁を「砧青磁」と呼ぶのはこの花入が始まりだそうです。 この手の花入れを「砧」と呼ぶのは、一般的には槌の形に似ているからと説明されますが、「ヒビ」を「響き」とかけたという説があります。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/36emd0hdr6

《膳所瓢簞茶入　銘 白雲》 瓢箪型の茶入で銘は釉の白い部分から来ていると思われます。 今回の展示ではできるだけ次第一式を展示しているのですが、小さな茶入ひとつに箱から仕覆までこれだけのものが付属していて、大切に扱われていたことがわかります。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/mebl6562dc

《唐物茄子茶入 付藻茄子》 有名な茶入ですね。 大阪城落城の際に破片となっていたものを修復したもので、見た目にはわかりませんが表面はほぼ漆で形成されたもので、このなかに本物の破片が埋め込まれています。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/upnaxpygpi

道入作《赤樂茶碗　銘 ソノハラ》 釉薬がぽつぽつと固まって模様となっている面白い茶碗です。 「釉調にホウキの如き形」があることから箒木と呼ばれるヒノキがある園原にちなんだ銘だそうです。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/unnpyzuwku

《油滴天目　附：堆朱花卉天目台》 静嘉堂所蔵の天目の中でも稲葉天目と並んで有名なものです。 実物を見ると大きさからくる迫力がありますね。 ただ、これでお茶は飲みづらそうです。 #静嘉堂茶道具の粋 #静嘉堂文庫美術 pic.x.com/diflonsyc9