冷泉為恭が春日大社の神職・内記朝臣を描いた作品です。為恭の筆遣いも見事ですが、周りを囲む文章、これは注文主の伴林光平によるもので、師と仰ぐ内記朝臣を朝夕敬い奉るために為恭にその姿を描かせたと記しています。いつの時代も憧れの人への情熱はすごいですね。７/21まで展示中　#館蔵品展 pic.twitter.com/F5tKWhYpVi

博物館で開催中の館蔵品展ですが、当館に来たことある方はご存知のとおり、展示スペースとケースに限りがあるため、今回は掛軸を一部平置き展示してみました。やってみて、悪くないかな？と思っています。市民の方からも「いつもより作品を近くで見られていいわね♪」と言ってもらえました。 #館蔵品展 pic.twitter.com/ZJZfkpu4uy

江戸時代の絵師・森狙仙は猿の絵で有名ですが、リアルでいきいきとした描写が魅力です。本図は藤の蔓を上る親子猿です。落っこちないように頑張る子どもを見守る、大人猿の親心を感じる素敵な作品です（目線を確認すると親猿はちゃんと子猿を見ているのです）。７/21までの展示。#館蔵品展 pic.twitter.com/Cf1nIP8lIY