される人する人共に今詠みぬ万葉になしとふ介護の歌を（磯前　睦子) #朝日歌壇 4/28 #高野公彦 選から。 介護をされる人も介護をする人も、ともに介護をテーマに歌を詠む……。フラットな関係性がこの作品から伝わってきました。 #tanka #短歌 asahi.com/articles/ASS4V…

大銀杏（おおいちょう）結えぬ青年けが押して大阪制す「よぐ、けっぱった」（椿泰文） #朝日歌壇 4/21 #高野公彦 選から 「先日の大阪場所で優勝した五所川原市出身の若き #尊富士 を讃える。津軽弁を引用し、生き生きとした歌になった」と選評に。 #tanka #大相撲 #短歌 asahi.com/articles/ASS4M…

難波津の葦はミモザの花となる三月八日の朝日の題字(山添聖子) 東西で新聞題字の背景が違うと気づく移住五年目(山瀬佳代子) #朝日歌壇 4/14 #高野公彦 選から ｢国際女性デーを記念して当日の題字の背景は色刷りの美しいミモザの花。題字の背景は東日本では桜、西日本では葦｣ asahi.com/articles/ASS4D…

異国にて老いゆく苦労知るゆえか日系二世は親に優しも（アメリカ）中條喜美子 行きちがう顔みなわたしに解（かい）さがすくちぶえ達者な幼と歩けば（スイス）岸本真理子 #朝日歌壇 4/7 #高野公彦 選から。 海外から投稿された２首が並びました。 #tanka #短歌

「脚はもうないのに足が痛む」と言うベッドの上のウクライナ兵(篠原俊則) #朝日歌壇 3/31 #高野公彦 選から 〈戦火で失った手や足に痛みを感じることを「幻肢痛」という。戦争の悲劇の象徴のようなもの。井上ひさしの戯曲「きらめく星座」にこの幻肢痛のことが出てくる〉 asahi.com/articles/ASS3Y…

自らを「死神」と言いしオッペンハイマーはヒロシマ、ナガサキ訪わざりき(畠山時子) #朝日歌壇 3/24 #高野公彦 選から 「原爆製造を指導したこの物理学者は、来日しても被爆地には行かなかった。やはり後ろめたかったのだろう」と選評に #tanka #短歌 #オッペンハイマー asahi.com/articles/ASS3Q…