世界の適切な保存 ひと言で説明できないけど 今生きている世界に 違和感を感じずにはいられなくなる… いやこれはすごい本だった 脳にこびりついた不確かな記憶が 蘇ってきて止まらなくなる もがいたりうなずいたり笑ったりしながら 記憶の沼に落ちていくような読書体験だった #１日１冊 1321冊 pic.x.com/2Lt1cg213Z

昔はおれと同い年だった田中さんとの友情 泣いた〜読みながら ぼろぼろ泣いてしまった ザ児童文学的な 孤独なおじいさんと わんぱく少年の友情ものだけど 誰かが決めつけた正しさが崩れて 世界がひっくり返る瞬間が 70年の時を超えてゆるくリンクしていくような とてもいい話だった #１日１冊 1320冊 pic.x.com/yIZusM4oqu

読んだら最後、小説を書かかないではいられなくなる本 アイデアはエンジン ガソリンに火をつけるために必要なのが違和感 テーマとは小石、波紋を広げる物 どうしてその小石を選んだかがモチーフ コンセプトはその小石の投げ方 伏線とフラグの違い 小説の構造を知るのにいい本だった #１日１冊 1319冊 pic.x.com/B4jaAU6zsG

Chat GPTのしくみと技術が〜 AIが言語をどう理解してるのか 言語をトークンという単位に分割して数値化して 仕組みはわかっても 実はどうしてここまでの言語能力を持ったかは 作ってる方もわかってないとういう衝撃 スケーリング則に貪欲法に 初めて聞くワード満載で刺激になる #１日１冊 1318冊 pic.x.com/dZf4TcmZKM

hink Fast,Talk Smart 人前で話して緊張するのは当たり前 ただ体への影響は 不安も興奮も大して変わらないらしく 緊張を興奮と捉え直すだけで いい作用にかわるみたいなので 次からそうする アドリブの才能なんかなくて うまく話すには入念な準備と訓練しかない もよくわかる #１日１冊 1317冊 pic.x.com/5kufsgd7c8

工場 目的なく働く虚無感とよくわからない圧迫感 改行なくぎっしり詰まった文字群もまた… 何とも得体が知れない 決定的なことが起きないホラーのような でも妙に気の抜けたおかしみもあって 一行空白があくと世界が変わる不思議な小説で 知らないうちに飲みこまれていた #１日１冊 1316冊 pic.x.com/4ihuf96dpm

母という呪縛 娘という牢獄 なんでこうなった… かなりつらくなる話だった ブラックジャックを読んで抱いた 医者になりたいという子どもの小さな夢が 母の強い願望になる それが呪縛に変わる 親に人生が支配される 逃れられない家族という名の地獄 しんどかったけど一気に読んだ #１日１冊 1314冊 pic.x.com/qb3sptapo5

ショートケーキは背中から 美食を語るのではなく ただ食べるという行為が 世界にあるのことに感謝を捧げるような 食賛歌エッセイ 好きが溢れすぎてて読んでて嬉しくなる 当たり前だけど言葉と感性はつながっていて リズムとしてそれが流れ込んでくる心地よさ ああ、お腹空いた! #１日１冊 1313冊 pic.x.com/cybolqomsd

きよう、ゴリラをうえたよ 基本は子どもの言い間違いをクスっと笑う ほっこりした本だけど なぜそんな間違いをするかに 実は言語形成の本質が詰まってるのでは？ という奥深い本でもあって よく考えると言葉という複雑なものを よくも自然に使いこなしているなと感心してしまう… #１日１冊 1312冊 pic.x.com/n8adcaph4o

教養として知っておきたい映画の世界 映画の歴史がざっくりと簡潔に でもわかりやすくまとまっていて 歴史を変えた10本とか偏りは感じつつも 映画を楽しむためにここだけは抑えてね がしっかり貫かれてて面白く読んだ なんと著者が同い年で 同じ大学で学科まで同じ!? に一番驚いた #１日１冊 1311冊 pic.x.com/jo5thegcot

失敗図鑑 作り方によっては ある意味説教っぽい良書になりそうなところを デザインがファンキーで 毒が盛ってある感じになっていて それがじつにいい効果を生んでる あちゃーっていう失敗が道を拓く ダメでいいじゃん!気にすんな! その方が人生楽しいじゃん が伝わって良い本だった #１日１冊 1310冊 pic.x.com/qabxcz046x

遺言 元官僚と経済アナリスト 考え方は対極にあるようだけど 共にがん宣告を受け 先は短い本当のことを言おうと 赤裸々にがんや経済、日本の未来について語る 日本は今空前のバブル真っ只中という見解は一致 でも問題認識の相違点など 会話を通して見えてくるのがよかった #１日１冊 1309冊 pic.x.com/5nxjobyfrh

冒険者たち 短歌集10冊目 1日1ページ4カ月程かけて読んだ 働く人の日常の歌 誰かが職場をさっていく切なさだったり 職場の違和感や小さなおかしみ 家族と離れた赴任先のこと おかしな社会のシステム 社会人の悲哀を感じさせつつ ユーモアもあって しみじみと読ませていただきました #１日１冊 1308冊 pic.x.com/rr9pd6vhlx

キャリア・スタディーズ 不確かな時代を生き抜くために これからどんなことを考えていけばいいか 仕事だけでなく自己成長や家族教育のことなど 広い意味でキャリアをとらえた本 変化が激しい世の中で 変わらないものを知ることが重要という メッセージがよかったです #１日１冊 1307冊 pic.x.com/xeih8fbvux

知るを最大化する本の使い方 本の使い方を図解化した本 アウトプット大全がきっかけで 少しずつ情報発信をはじめた方なんですね そのコツコツがここまで積み上がる 巻末のお勧めぶっくマップもわかりやすい 読書術の最も網羅的でわかりやすい本として この本があるのがステキでした #１日１冊 1306冊 pic.x.com/dtcmjot1br

アイヌもやもや テーマは広く決めつけと無関心による 見えない差別についての本 なぜそんな構図が生まれるのか すごくていねいに解説されている マジョリティは自分の属性を意識しない その優位性が見えない差別を生む 札幌の書店で何気なく手に取った本だけど すごくいい本だった #１日１冊 1305冊 pic.x.com/wtm3yjyqrr

人は、こんなことで死んでしまうのか! 2万体の死体を検死解剖した人の本 ゲップで人は死ぬ エコノミークラス症候群はファーストでも死ぬ 体温42度が数時間続くと死ぬ 鼻血でも死ぬくらい人は意外に簡単に死ぬ でも焼身自殺はなかなか死ねずそれがいかに地獄か 雑学が増える本だった #１日１冊 1304冊 pic.x.com/h0keu0ys30

海 初めて会う人との緊張感が やがてほぐれていくような ちょっとしたおかしみと なんとも言えない優しさがあって すごく好きな短編集だった 恋人の小さな弟と一夜語らう表題作 「海」の空気感がいい 海とラムネの臭いがした あと僕と老人の小さな冒険 「ガイド」もすごくよかった #１日１冊 1303冊 pic.x.com/sey7abf1t4

などらきの首 これシリーズ3作目であってるよね? これまでとは違って短編なので 読み口は軽めで でも比嘉姉妹に野崎に シリーズおなじみのの登場人物が しっかり絡んでくるし 真琴と野崎の出会いの話とかとてもよかったし もうすっかりハマってるということです 次も楽しみだなー #１日１冊 1302冊 pic.x.com/d8bq3yzmpw

本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む 未知に触れる面白さを追体験する 6倍くらいの時間をかけて いちいちつっこみながら読む 走れメロスで泣く 杜子春で興奮する 読むこと自体がエンタメになるような 読書の可能性が広がる本だった 応援上映ならぬツッコミ音読 面白すぎた #１日１冊 1301冊 pic.x.com/c2icbysihl

シン・短歌入門 1年以上毎日短歌を作ってきて つかんできたことの 答え合わせをする感じで読んだ 小さなことをシンプルに余白を残して書く は感覚として理解してきてて つかみかけてたことを やっぱりそうだよね って確認していくのはやっぱり楽しい まだ全然わかってないけど #１日１冊 1300冊 pic.x.com/hvwqeixncl

グレーな税金本 税理士一つで手元に残るお金が変わる 経営者もだけど 給与所得の人も可能な会社員をしながら 副業副業は毎年赤字にする方法だったり 保険の一次所得を利用したり 節税の上に資産運用にもなる ワンルームマンション投資だったり なるほどそんな方法があるんだ!だった #１日１冊 1299冊 pic.x.com/cean4apysf

泳げないカワウソの生きるヒント カワウソは生まれた時泳げない 本能で泳げると環境の変化に適応できない 親に教わる事で生きる場所に応じた泳ぎを覚える 本能ではなく知能が生存させる 遊びの本質や人間とAIの違いなど 生態を通して学びと生きるの本質を考える とてもいい本でした #１日１冊 1298冊 pic.x.com/e0r8v61s2q

ヨーロッパ・コーリング・リターンズ 2014年〜21年のヨーロッパの時評 財政貧困格差人種問題からコロナ禍まで 10年前からの問題は今でもそのままだったり でも政治に対し市民が声をあげる感じや コロナ禍の対応の日本との違いなど興味深く 大ボリュームを 移動中に少しずつ読んだ #１日１冊 1297冊 pic.x.com/rswo448xn1

30秒でモチベーションを上げる方法 すんごい読みやすい! どれも簡単に真似できそう で面白い! みんなそれぞれやり方が違って なるほどこんな方法も!? これは試したくなる 私が普段やってるモチベアップ法も 10個載せていただきました こんなこと人生初! ありがとうございました! #１日１冊 1296冊 pic.x.com/j0utwk5ov2

くもをさがす カナダで突然のガン宣告 しかもコロナ禍 嵐のように不条理な日常を しっかりと言葉にして残していく 失いながら受け取っていくものがあって カナダ人の言葉が関西弁で訳されたりする ユーモアに救われて 重くてでも美しくて なんだかすごいものだった #１日１冊 1295冊 pic.x.com/mzn8p3eusq

名前のない仕事 何者でもなかった人が 名前のない仕事を 名前のある仕事に変えて 名前だけの人に戻るまで 単純にすごく面白かった メモを取るのを忘れて夢中で読んでた やりきった。 けど、もっとできた。 どうやら、それが一生、続くようです この一言がすごく刺さりました #１日１冊 1294冊 pic.x.com/a8zh3hur76

素晴らしき世界 旅のエッセイが読みたくて 何気なく買って読んだのだけど 記憶の扉が開く本だった 子どもの頃長崎行きの飛行機でよく読んだ 翼の王国の連載 著者が長崎の人で 新宿パークハイアットの話とか… すごく個人的なことばかりなんだけど なんか勝手にシンクロしてしまった #１日１冊 1293冊 pic.x.com/af5g3naqfh

プロだけが知っている小説の書き方 わーなるほどこんな書き方があるのか これならもしかしたら書けるかも そんな気持ちになる本だった まず主人公の変化を考える 単純なプロットを出し肉付けしていく 順番にこだわらず頭に浮かんだとこから書く シーンを書く説明は書かない #１日１冊 1272冊 pic.x.com/lz7xdoc9du