ジキル (2007)JEKYLL　１５１　製作総指揮脚本スティーヴン・モファット、出演ジェームズ・ネスビット、ジーナ・ベルマン、デニス・ローソン。監督表記がないのだがなぜなんだろう。途中で降りたんだったらアラン・スミシーにすればいいのに。主演の顔芸がすべて。　#１日１映画

ラスト・ナイツ (2015)LAST KNIGHTS　今年鑑賞１５０作品目　忠臣蔵を中世ヨーロッパに翻案した監督紀里谷和明のハリウッド・デビュー作。出演クライヴ・オーウェン 、モーガン・フリーマンで日本興収1億1000万円、世界興収2億円。どうしてこの人はいくら爆死しても作品作れるんだろう。　#１日１映画

津軽のカマリ (2018)　１４９　津軽三味線の巨匠故初代高橋竹山の人生を、周辺の人々特に二代目高橋竹山を通して大西功一監督製作撮影編集で描く。古臭く妙な映像表現が多い。題材良いのにドキュメンタリー映画としては落第。じっくり演奏とインタヴューを構成してくれたほうが。　#１日１映画

ザ・テリブル (1996)TRILOGY OF TERROR II　１４８　恐怖と戦慄の美女1975の続編は20年ぶり。主演女優がいっしょの3部構成で最後の一つは旧作と同じ話。人形の小道具が良くできてる。監督ダン・カーティス、主演リセット・アンソニー。そろそろⅢは出ないのだろうか？　#１日１映画

エイリアンＶＳ. プレデター (2004)ALIEN VS. PREDATOR　１４７　ＳＦ映画史上最強キャラクターを戦わせるというコンセプトが良いしポール・Ｗ・Ｓ・アンダーソン監督作としてはもっともよくまとまっている部類。リドリー・スコットが権利調整に失敗するくらいなのによくできたな。　#１日１映画

貞子ＤＸ (2022)　１４６　貞子とIQ200天才ヒロインの対決、というプロットは良いのに、あの話題になって映画化もされた近づいてくる呪いをパクったことで内容がボロボロになってしまった駄作。良コンテンツを大切にせずコメディを舐めているのが気に入らない。解決法で脱力必至。　#１日１映画

クー！キン・ザ・ザ (2013)KU! KIN-DZA-DZA　１４５　セルフリメイクをアニメでやるゲオルギー・ダネリア監督。人物以外はCGアニメでその卓越したビジュアルを実写の前作より堪能できる。テーマや大筋は前作と同じ。92分なのでサクサク観られる。　#１日１映画

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986)KIN-DZA-DZA　１４４　ユルいストーリィと展開、レトロフューチャーなメカデザイン、登場人物はそろいもそろって不思議ちゃんばかりというのに、テーマは階級と支配、人種差別、搾取、とすこぶる重い。傑作だけど途中ダレるくらい長い134分。　#１日１映画

渡り鳥北へ帰る1962　１４３　渡り鳥シリーズ18作目、監督斎藤武市、脚本山崎巌、撮影高村倉太郎、出演は小林旭、浅丘ルリ子、白木マリ。冒頭から銃撃戦、遺言と共に逝った親友の故郷に遺骨を届ける渡り鳥が、よせばいいのに地元のいざこざに首を突っ込む。凡作。　#１日１映画

プレデター２ (1990)PREDATOR 2　１４２　近未来でほぼ内戦状態のロスから話が始まるが、あまり意味はない。監督スティーヴン・ホプキンス、主演はシュワルツェネッガーが降りてダニー・グローヴァー。ルーベン・ブラデス、ビル・パクストン、アダム・ボールドウィンなど脇役が揃ってる。　#１日１映画

２０２０　世界終焉の日 (2019)INVASION PLANET EARTH　１４１　幻想と現実がごっちゃに表現されるので序盤は訳が分からず面白いのだがCGの質が悪く台無し。天変地異と核戦争と宇宙人襲来とゾンビがほぼ同時に世界を襲う。終盤意味が分かってもやはり駄作。➀　#１日１映画

プレデター (1987)PREDATOR　今年鑑賞１４０作品目　2月に観たのにまた観てしまった。最初に殺される通信士ホーキンス役シェーン・ブラックはリーサル・ウェポン(1987)の脚本で認められ、若いマクティアナン監督のお目付け役で加わったそう。アイアンマン３ (2013)の脚本・監督。　#１日１映画

切り裂き魔ゴーレム (2016)THE LIMEHOUSE GOLEM　１３９　連続ビル・ナイ。ヒロイン重いので、演じるオリヴィア・クックの力量が作品のレベルになってしまった。監督フアン・カルロス・メディナ、脚本ジェーン・ゴールドマン。撮影、プロダクションデザイン、衣装デザインは良い。　#１日１映画

生きる LIVING (2022)LIVING　１３８　生涯ベストの黒澤明監督の名作をノーベル賞作家カズオ・イシグロの脚本、オリヴァー・ハーマナス監督でリメイク。中途半端さを感じる部分とリメイクに工夫を感じる部分が７：３というところ。志村喬とビル・ナイの演技を比べる日が来るとは。　#１日１映画

地球最終戦争ロボット・ウォーズ (1993)ROBOT WARS　１３７　荒廃した未来の観光用武装多脚メカを視察中の将軍が占拠する。地下に隠してあった人型メカを差し向ける主人公。監督アルバート・バンド、製作原案チャールズ・バンド。ロボット同士の戦闘シーンがすべて。　#１日１映画

恐怖と戦慄の美女 (1975)TRILOGY OF TERROR　１３６　若い頃ビデオか深夜テレビで見た記憶が。3話のオムニバスで主演女優は共通してカレン・ブラック。現在でもDVDは手に入るので根強いファンはいるのかもしれない。3話が一番面白いし、その後のホラーに影響が。　#１日１映画

警官の血 (2022)THE POLICEMAN'S LINEAGE　１３５　佐々木譲のベストセラーを韓国で映画化、日本でもTVMになったことがある。3代の警察官の群像を手堅くまとめている。監督イ・ギュマン、主演のチョ・ジヌンとチェ・ウシクがとても良い。　#１日１映画

ガーゴイルズ　生きていた怪獣 (1972)　考古学者と娘が砂漠の骨董品屋に呼び出され謎の骨を見せられる。監督Ｂ・Ｗ・Ｌ・ノートン、出演コーネル・ワイルド、悲鳴役ジェニファー・ソルトガーゴイルはバーニー・ケイシー。若きスコット・グレンが小さい役ながら存在感を見せる。　#１日１映画

ガーゴイルズ　生きていた怪獣 (1972)GARGOYLES　１３４　西欧で多くの彫刻となっているガーゴイルが実在したという当時のTVムービーにしてはよく出来た造形と被り物。良いシーンはあるのに、ストーリィは終盤一気にどうにもならなくなってしまう。　#１日１映画

オオカミとライオン (2021)LE LOUP ET LE LION英題THE WOLF AND THE LION　１３３　監督ジル・ドゥ・メストル、出演モリー・クンツ、グレアム・グリーン、チャーリー・キャリックによる動物モノ。本当に題名通りの動物が同居する。良い話にしようとして凡庸に。　#１日１映画

人情紙風船 (1937)　黒澤明のどん底1957に強い影響がみられる。監督が従軍中に書き続けたノートに遺書が記されていた。 『人情紙風船』が山中貞雄の遺作ではチトサビシイ。負け惜しみに非ず。 （中略） 最後に、先輩友人諸氏に一言　よい映画をこさえて下さい。以上 　#１日１映画

人情紙風船 (1937)　１３２　天才と言われた山中貞雄監督のモノクロ映画。この映画の公開日に召集令状を受け取った監督は日中戦争で戦病死したため遺作となった。わずか5年間の監督キャリアで26本の時代劇映画を撮ったが現存鑑賞できる3本のうちの1本。　#１日１映画

ヘルレイザー：ジャッジメント (2018)HELLRAISER: JUDGMENT　１３１　あの名作を基に新キャラを加えて罪と罰をテーマにしたOV。監督脚本ゲイリー・Ｊ・タニクリフ、クライヴ・バーカーの原案をうまく掌編にている。ビデオなのにゴアシーンおとなし目。変なドラマ入れすぎ。　#１日１映画

フランキーの宇宙人 (1957)　今年鑑賞１３０作品目　地球に全員同じ容貌のフランキー星人が襲来するもそっくりな男が地球人にもいたことで大騒動に。監督菅井一郎、原案キノ・トール脚本棚田吾郎。プロットの良さをフランキー堺が14役の大活躍で展開。敵星ではみな違う顔だったけど。　#１日１映画

ダーク・シャドウ (2006)The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde　１２９　監督脚本ジョン・カール・ビュークラー。主演のトニー・トッド変身後より怖いんだが。変身CGの質悪く興ざめ。ストーリィの工夫でジキルハイドが同一人物であることを後半明かす。刑事役美女がポンコツ。　#１日１映画

デッドヒート (2020)PAYDIRT　１２８　監督クリスチャン・セスマ、主演ルーク・ゴス、ヴァル・キルマーの犯罪モノ。５年前に行方不明になった麻薬資金の強奪計画と追う保安官。主演の二人は逆のほうが良かったのでは。ヴァル・キルマーの出番が多いのは無理なんだろうけれど。　#１日１映画

ＨＹＤＥ　ハイド (2005)Jekyll + Hyde　１２７　当時大流行のSAW風ジャケットが痛々しい。化学の力で理想の人間を探究する若き医学生が投薬によって殺人鬼となる。ハイドの時のことは全く覚えていない気弱な若者をブライアン・フィッシャーが好演。監督ニック・スティルウェル。　#１日１映画

アルピニスト (2021)　本人や恋人でクライマーのブレット・ハリントン、映画「フリーソロ」のアレックス・オノルドらへのインタビューを通して、前人未到の崖や山を登っても報告は近しい知人のみ、純粋に登ることしか興味がない主人公を描く。最後は当然の結果が待っている。#１日１映画

アルピニスト (2021)THE ALPINIST　１２６　ドキュメンタリー映画監督ピーター・モーティマーがうわさから天才クライマーに出会う。彼はSNS等の発信を行わず名声名誉にも興味がなく、断崖絶壁を命綱なしで求道的に登り続けるマーク＝アンドレ・ルクレールだった。　#１日１映画

DR. JEKYLL AND MR. HYDE(2002)　１２５　同年に同じ題名のジキルハイド、こっちの主役好演なのに作品がポンコツのためか邦題もついていない。監督脚本主演マーク・レッドフィールド。尺109分で変身までに35分。最初は猫目コンタクト演技ジキルでだんだんメイクが強くなる。　#１日１映画

銀座カンカン娘 (1949)　１２４　監督島耕二、撮影は名カメラマン三村明。出演は高峰秀子、灰田勝彦、笠置シヅ子、古今亭志ん生、浦辺粂子。序盤がんがん歌うので面白かったのだが失速。題名の割に途中で笠置の存在感がなくなってしまうのが残念。断片的に志ん生の落語が見れる。　#１日１映画

ジキル博士とハイド氏 (2002)　変身薬は飲んだり注射だったり。特殊メイクはせず演技と持ち物が変わるのみで変身回数は多い。同一人物のジキルとハイドは直接会って会話もする。主役の演技が今一つ。TVMでも後に円盤リリースされるのだから、それなりに人気はあるのかも。　#１日１映画

ジキル博士とハイド氏 (2002)DR. JEKYLL AND MR. HYDE　１２３　監督モーリス・フィリップス、 出演ジョン・ハナーのTVM。変身が解けると自分がハイドであることを忘れる系。リトアニアで撮影されたためスコットランド人俳優比率が高くて独特の雰囲気を持つ。　#１日１映画

アステロイド・シティ (2023)　ジェイソン・シュワルツマン、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー。　#１日１映画

アステロイド・シティ (2023)ASTEROID CITY　１２２　隕石クレーターが唯一の観光名所の田舎町で開催されるジュニア宇宙科学賞に集まった５人の天才少年少女とその家族の大騒動。ウェス・アンダーソン監督はもう飽きたと言いたいが、流石最後までシニカルなセリフとビジュアルで面白い。　#１日１映画

タイガー＆ドラゴン　伝説降臨 (1999)　妻をアジア人に爆殺され復讐に立ち上がった男がカンフー修行して戦う。フグは未処理では腹で膨張して危険とか漢方薬をめったやたら飲むとスーパーパワーを得るとかトンデモ映画にしか見えない。漢方薬ジキルハイドっていうこと？　#１日１映画

タイガー＆ドラゴン　伝説降臨 (1999)DR. JEKYLL AND MR. HYDE THE PROPHECY OF THE TIGER　１２１　これも邦題にジキルハイドの文字無し、かつカンフーモノとして売り出されてる。主演フルメタル・ジャケットのマザー役アダム・ボールドウィンが髭長髪。　#１日１映画

アンビュランス (2022)AMBULANCE　今年鑑賞１２０作品目　監督マイケル・ベイ、主演ジェイク・ギレンホール、ヤーヤ・アブドゥル＝マティーン二世。エイサ・ゴンサレスが凄く良い。久しぶりに破壊の限りを尽くすカーチェイスあり。137分でなく100分程度に収められれば佳作だったろうに。　#１日１映画

プロフェッサー／完全犯罪 (1998)　実在するジキル島の話。主要人物に華がなく流れが遅いので観るのがつらいくらい退屈。ブライオン・ジェームズ、エヴェレット・マッギルと、脇役は良い役者。爆破2回、強盗、保安官気絶させて教授職続けてるのは無理がありすぎるし邦題も頓珍漢。　#１日１映画