「鹿を仕留める 「詩を止めちゃうの？ 「鹿肉が食えるからね 「詩か肉か、 「食うならどっち？ 「そりゃ肉だなあ 「なら、まずは狩りだ 「仮？ 「仮の話だろ？ 「虎になって鹿を狩る 「身を潜めて瞬間をとらえる #10秒で書く詩

まず身近な人にやさしくできているか、 つぎに気にかけている人にやさしくできているか、 あとはわりとどうでもいい、 これを鏡にすると まず身近な人にやさしくされている。 つぎに気にしている人にやさしくされている。 あとはどうでもいい対応をされている。 #10秒で書く詩

例えば、しぼんでいく風船のように 私の胸はしぼみ 俺の玉はしぼみ ぱいはしわ たまはしわ パイパイ皺皺 タマタマ皺皺 触れてもいいのですか 触れてもいいのですよ ああ老男女よ 皺皺を合わせてしわわせになれ！！ #10秒で書く詩

レベルという言葉を使うのはあまり好きではないけど、商品レベルに達している作品だとしても、流行るか流行らないかは別のはなしになる。 注目されること 注意をひくこと 目立つこと 蛙や蝉は音を鳴らし 花や孔雀は色を魅せ 人の作品は何をすればいいのか #10秒で書く詩

連翹の 穏やかな橙色 肩の高さに咲き 菫の 慎ましやかな青紫 踝の高さに咲き 散り際の雪柳 掌に受けて 心臓より大きく 綻ぶ薔薇の蕾 見上げる桜 身体から遠く あれは、 #10秒で書く詩

それなりのもな それなりのもに それなりのもぬ それなりのもね それなりのもの へのへのもへな へのへのもへに へのへのもへぬ へのへのもへね へのへのもへの #10秒で書く詩