#20250528nn「米議員『日鉄が黄金株』USスチール買収 取締役、政府管理も」黄金株については #20250527d、日鉄が米政府への譲渡を検討していることが明らかになった。黄金株の発行は米国政府と日鉄の間で結ぶ安保補償に関する合意事項に含まれるそうだ。この措置については「日鉄からの提案だった」。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」米国ビジネスはトランプ一族との距離の近さが勝敗を決める「縁故資本主義（クローニー・キャピタリズム）」に向かう。政治の腐敗は論外だが、経済システムもイノベーションを生む健全な競争環境を失うことになる。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」トランプ氏は第1次政権時にも、ホテル事業で海外政府担当者らから多額の資金を得たとして利益相反を批判された。今は祖業の不動産ビジネスでなく、取引の見えにくい仮想通貨ビジネスに重心を移している。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」サン氏はWLFにも7500万ドルを投資した。トランプ政権発足後の #202502m、SECはサン氏への訴訟を一時停止。サン氏は夕食会で「我々の産業へのトランプ政権の対応に非常に感謝している」などと述べた。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」夕食会に参加した1人は中国出身の大富豪、ジャスティン・サン氏。仮想通貨トロンの創設者だが、#2023y にはSECから市場操作などの罪で提訴されている。サン氏は #202501m から$トランプへの投資を開始。トランプ一族以外で最も多い約2200万ドル分を保有する。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」トランプコインを購入すれば米大統領への特別ルートが作れる。#20250522d の夕食会はその前例となった。そこには腐敗につながりかねない危うさがある。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」WLFは大量のトークンを発行して #202503m 中旬までに5億5000万ドルを調達。。同資金を使って仮想通貨のイーサリアムなどを大量購入した。トランプ氏は仮想通貨の国家備蓄構想を掲げているが、候補としてイーサリアムを名指ししている。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」一族の仮想通貨事業はミームコインだけではない。もう一つの柱は大統領選直前の #202409m に立ち上げた仮想通貨ベンチャー「ワールド・リバティー・ファイナンシャル（WLF）」。トランプ一族が関与する団体が株式の60%を保有している。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」トランプ一族の資産を #202503m 中旬に調査したステート・デモクラシー・ディエンダーズ・アクションによると、資産77億ドルのうち37%が仮想通貨関連だったという。うち18億ドル分は$トランプだが、値上がりでさらに資産価値が増す。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」$トランプの80%は「トランプ・オーガニゼーション」など一族関連会社が保有し、値上がりすれば一族の資産が増える。トランプ氏がコイン保有者の夕食会計画を発表すると、価格は一時1.9倍に上昇。コイン売買の仲介手数料でも巨額資金を得た。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」$トランプは決済などの実用性が全くない「ミームコイン」。投機にしか使えないが、政権発足2日前の #20250118d に発行され、直近の時価総額は25億ドル前後で推移。米コインマーケットの調査によると、仮想通貨の時価総額ランキングで40位前後につけている。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱」#20250522d、ワシントン郊外のゴルフ場にトランプ氏が現れた。待ち構えたのは仮想通貨「$トランプ」を購入した220人。保有量上位25人は特別に大統領と直接歓談する機会を得たという。そこには、2年前にSECの訴追を受けた中国の大富豪も交じっていた。

#20250528nn「トランプ一族 仮想通貨に熱『トランプコイン』時価総額25億ドル 米政権の接近ルートに」トランプ大統領の一族が暗号資産ビジネスへの傾斜。今や資産の4割が仮想通貨関連とされる。監視の目が届かない仮想通貨取引は政権にアクセスする裏口ルートに使われ、一族の資産をさらに押し上げる。

#20250528nn 日本経済新聞 朝夕刊 #nn