「……何でその発想になるんです！」 すかさずツッコミを入れるララ娘さん。 「仕方ないだろ。この年頃の悪ガキなんてご近所が制覇できたら 世界制覇も夢じゃないと思っちまうんだよ」 「おバカ！」 肩を竦める猫娘さんに対し、ララ娘さんは堪らず罵倒を叩き込んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/nzemZlZqL6

「何でその発想になるんです！」 すかさずツッコミを入れるララ娘さん。 「仕方ないだろ。この年頃の悪ガキなんてご近所が制覇できたら 世界制覇も夢じゃないと思っちまうんだよ」 「おバカ！」 肩を竦める猫娘さんに対し、ララ娘さんは堪らず罵倒を叩き込んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/OrMn4Z4Zfw

「待って下さい。確か近所の悪ガキと拳で語りあっている内に、 気付いたらご近所制覇してたみたいな話じゃなかったでしたっけ？」 慌てて以前聞いた話を確認するララ娘さん。 「うん。というか私も悪ガキの一人だったしな。 で、そのノリで拳で天下を取ろうって流れになった」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/e8Fe2zLQfh

「ぇーと……それはどういう？」 意味が分からずに考え込むララ娘さんに猫娘さんは補足説明する。 「……正しくは町内を足掛かりに制覇を始めた……だな」 「何の？」 「複数の街区。というか町全体……つまり聖都全域の制覇」 その返答にララ娘さんの目が点になった。#FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/dcD9LXqZsn

「……それに馬鹿な事なら昔から散々やってたしな」 珍しく反論せずに受け入れる猫娘さん。 「あぁ確かご町内を制覇したんでしたっけ？」 昔話の一端を思い出したらしく訊ねるララ娘さん。 「それ微妙に違うぞ 町内を制したのはあくまで始まりだ」 猫娘さんは間違いを指摘した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/NJyeujW9M1

「……そういうおねーさんはどうなんですか」 お馬鹿と断言されたララ娘さんが聞き返す。 「んなの決まってんだろ。 ARKとかの話聞いてたら分かるだろ？」 「あー……何とかの一つ覚えみたく延々レスキルされつつデスマラソンしてましたもんね」 ララ娘さんはフテ腐れて言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/ibVMry9vbH

「ぬぁぁぁあ。 たまに気付くと居間に瞬間移動してたのはそういうオチですかぁぁあ」 頭を抱えるララ娘さん、 どうやら回収されていた事にすら気付いてなかった様子。 「……あの熱中ぶりはどう見てもお馬鹿以外の何者でもないと思うぞ」 猫娘さんはため息と共に断言した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/KOFz0aAiu1

「アレは高尚な趣味。趣味なんですよ……！」 頑張って言い訳するララ娘さんだが猫娘さんは先手を打った。 「居候時代にアリんこ観察に熱中し過ぎて、 庭先どころか通りにまで転がってくお前を毎回毎回回収してたのは誰だと思ってんだ……」 猫娘さんは決定打を打ち放った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/y6tl162QGs

「そういう所だっての。自覚ない証拠だろ？」 ため息と共に呆れたように告げる猫娘さん。 「それにな。陽がな一日アリんこの巣眺めてたり、 日暮れまでダンゴムシと戯れてるのはたぶん馬鹿の部類に入ると思うぞ」 猫娘さんの決定的な証言の前にララ娘さんは膝から崩れ落ちた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/3fcJJu5Ir7

「ただ……なんです？」 言葉を濁した猫娘さんに対し、先を促すララ娘さん。 「……お前自身が、 お前が言ってる本物の馬鹿じゃない保障は無いんだぞってな」 「……はぁ？何言ってるんですか。 何で私がバカ扱いされなきゃならないんですか！」 ララ娘さんは本気で怒鳴った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/QwmTyyoVeg

「おじーちゃん達は……本物では無さそうですよね。 分かっててバカやってるというか」 しれっとアウラ娘さんも馬鹿の内に含めるララ娘さん。 「……まぁ自覚はあるだろうな。好きでやってるみたいだし。 ……ただな」 そこまで言うと猫娘さんは言葉を濁した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/qTFWd3tFhb

「……どういう事だ？」 イマイチ意味が掴めず聞き返す猫娘さん。 「いえ、自覚があってもバカを止められないのが性格バカなら、 自覚無しでバカな事やってる頭悪いのが本物なのかなと」 「あぁうん……そうだな……」 身も蓋も無いララ娘さんの言い分に猫娘さんはただ頷いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/GfPYt7FlPo

「しかも連中、自分が馬鹿やってる自覚があるクセに 分かってて馬鹿やるから余計タチ悪いんだよな」 日頃の鬱憤が溜まってるのかうんざりと呟く猫娘さん。 「ぁー……つまりバカがバカだって分かってないのが本物のバカって事ですね」 ララ娘さんはさも当然のように言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/bphtn69OOS

「しかも連中、自分が馬鹿やってる自覚があるクセに 分かってて馬鹿やるから余計タチ悪いんだよな」 日頃の鬱憤が溜まってるのかうんざりと呟く猫娘さん。 「ぁー……つまりバカがバカだって分かってないのが本物のバカって 事ですね」 ララ娘さんはさも当然のように言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/c2A23YUT62

「しかも連中、自分が馬鹿やってる自覚があるクセに 分かってて馬鹿やるから余計タチ悪いんだよな」 日頃の鬱憤が溜まってるのかうんざりと呟く猫娘さん。 「ぁー……つまりバカがバカだって分かってないのが本物のバカ って事ですね」 ララ娘さんはさも当然のように言った。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/7nlwqafQp5

「なのにバカなんです？」 意味が良く分からず猫娘さんに問い返すララ娘さん。 「そりゃアイツは性格が馬鹿だからな」 「……あぁなるほど。 バカな行動が性に合うというか自然体がバカというか。 死んでも直らないのはそういう」 何だかんだでララ娘さんも容赦が無かった。#FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/tR4UqkMOzT

「なのにバカなんです？」 意味が良く分からず問い返すララ娘さん。 「そりゃアイツの場合は性格が馬鹿だからな」 「……あぁなるほど。 バカな行動が性に合うというか自然体がバカというか。 死んでも直らないのはそういう」 何だかんだでララ娘さんも容赦が無かった。#FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/GorBq8voHD

「はぁ……やっぱりおじーちゃんも信用できないじゃないですか。 というかおねーさん、おじーちゃんバカ扱いしてませんでしたっけ？」 やる気無さそうに転がりつつ問うララ娘さん。 「いや、別にアイツ地頭自体は悪くないだろ。悪知恵働くし。 確かに行動は馬鹿ばっかだけど」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/Ik7ekoAYu5

「まぁアイツの場合、本気で一緒に暴走を楽しんでる所はあるけどな。 どっちにしろフォロー出来る範囲内で止めてるハズだぞ」 何か思い当たる節があるのかララ娘さんは難しい顔で唸りだす。 「ぐぬぬ……これが手の平の上で踊らされてた感ですか！」 ララ娘さんは頭を抱えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/1wf40XpGQG

「まぁアイツの場合、本気で一緒に暴走を楽しんでる所はあるけどな。 どっちにしろフォロー出来る範囲内で止めてるハズだぞ」 何か思い当たる節があるのかララ娘さんは難しい顔で唸りだす。 「ぐぬぬ……これが手の平の上で踊らされてる感ですか！」 ララ娘さんは頭を抱えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/ae1TBDzJdP

「まぁアイツの場合、本気で一緒に暴走を楽しんでる所はあるけどな。 どっちにしろフォロー出来る範囲内で止めてるハズだぞ」 何か思い当たる節があるのかララ娘さんは難しい顔で唸りだす。 「ぐぬぬぬ……これが手の平の上で踊らされてる感ですか」 ララ娘さんは頭を抱えた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/0XkIFejj9c

しょげ返るララ娘さんに慰めるように猫娘さんが声を掛ける。 「そりゃアイツの場合、お前をワザと暴走させてるんだから当然だよ」 「……余計にタチが悪いじゃないですか」 「暴走してヤケドするのも経験の内って事だ。 保護者付きで暴走なんて普通は中々出来ないだろ？」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/fDMkFSAzI5

しょげ返るララ娘さんに慰めるように声をかける猫娘さん。 「そりゃアイツの場合、お前をワザと暴走させてるんだから当然だよ」 「……余計にタチが悪いじゃないですか」 「暴走してヤケドするのも経験の内って事だ。 保護者付きで暴走なんて普通は中々出来ないだろ？」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/aRf5p5llKn

「なんかしょっぱい扱いだな」 果物ナイフ扱いに猫娘さんは不満気な声をあげる。 「それだけ気楽に付き合えるって事です。 おねーさんなら私が間違ってたら無理矢理でも止めるでしょう？ おじーちゃんは一緒になって暴走するだけですから」 ララ娘さんは盛大にため息をついた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/RZEoppUvbr

「加減が効かない……切れ味の鋭過ぎる刃物みたいな感じです。 私がちゃんと扱わないと意図しない事になる。 だから扱い慣れてるけど油断は出来ないに近いのかも。 おねーさんは逆にどう扱っても怪我しない先の丸い果物ナイフみたいな感じですね」 ララ娘さんは自論を展開した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/ImzGFUugZf

「ジジイはどうなんだ？ お前にとってアイツはそれなりに信用出来るだろ？」 ララ娘さんの断言を不思議に思い訊ねる猫娘さん。 「ぅーん……おじーちゃんは信用出来過ぎると言うか…… 私に寄り過ぎるんですよね。 迂闊に扱うと制御が難しいというか扱いに神経を使うと言うか」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/OBxw0bfEdY

「そんな必死で却下する事なのか……？」 自分の事ながらふと疑問に思った猫娘さん。 「当然です。このメンツの中だとほぼ唯一と言って良い 無警戒で信用して良い相手ですよ！ 言わばおねーさんは私にとっての癒し担当です！」 ララ娘さんは自信満々に踏ん反り返って断言した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/nyqn5sEQSH

「……それはどうなんだ」 呆れ顔で猫娘さん。 「あの人への嫌がらせという観点だけの手です。 からかう対象が居なくなってしまえばあの人はつまらない！ ただ、これは全員にとってつまらない結果になるので却下です。 私が許しません！」 ララ娘さんは断固たる態度で却下した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/LgeSdEwZ0R

「……厄介な点は解決方法が少ない事ですよね。 一番良いのはおねーさんが力技で溶岩島を攻略してしまう事ですが……」 「出来たら苦労しないぞ」 「ですよねぇ。 ……あとは消極的な方法ですがARK自体を諦めて止めてしまうとか」 ララ娘さんは耳を疑うような提案を出して来た。#FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/wftvdPcqCq

「……やっぱりか」 ララ娘さんの言葉にガックリと肩を落す猫娘さん。 「というか…… たぶんあの人、火山島って言い出した辺りで既に狙ってますよ。 こうなるのが分かってて仕込んだって所ですね」 「クソがっ！！」 猫娘さんはストレートに何の捻りもなく罵倒した。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/g0NLUkqG1Z

「……アイツを喜ばせるのは癪に障るんだよ」 不機嫌そうな顔で唸る猫娘さん。 「でも引かずにズタボロに死にまくっても それはそれであの人喜びそうですよ？」 「だよなぁ…」 「ぅーん……これどっちに転んでもあの人には楽しめる状況ですね」 ララ娘さんは容赦なく告げた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/aMxdCyWoBA

「アイツ……ぇーと、アウラおねーさんの事です？」 一瞬誰か分からず確認するララ娘さん。 「そそ」 「あぁ……うん。こうすっごくイヤらしい顔で”結局諦めるんだ？”とか 煽ってきそうですよね」 「……だろ？」 猫娘さんは盛大にため息をついた。#FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/22WOEv8713

「それも考えたんだがなぁ」 浮かない顔で返事をする猫娘さん。 「ぁー……アレですか？ 難易度の高い溶岩島でのスタートにあくまで拘ってる的な」 「まぁそれも多少はあるかもだけどな。 ……アイツがどんな顔するか想像してみろ」 猫娘さんはすこぶる嫌そうな顔で尋ねた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/MPmT3LPxYH

「制約多いのは仕方ないだろ。 資材どころか、考えてる時間すら溶岩島に居ると無いんだ。 比較的安全な海でも徐々に体力失って溺死するしな」 ヒートアップしそうなララ娘さんに冷や水を浴びせる猫娘さん。 「むぅー……いっそ他の場所で資材を準備してから溶岩島に挑んでは？」 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/l3GHo81CzS

「いっそ、海底に足場作って上までハシゴを延ばすとか？」 割とゴリ押しな意見を出すララ娘さん。 「結構、水深深かったぞ。 底まで息が続くか怪しいし、そんな資材用意できそうにない」 だが、猫娘さんは即座に却下。 「ぬぐぐ……制約が多いです！」 ララ娘さんは叫んだ。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/uISgzAlraG

「ぅーん……絶壁を登るならロープかハシゴが欲しい所ですよね」 とりあえず断崖絶壁攻略の糸口を探る二人。 「そもそもロープは上に一度登らないと掛けれないし、 ハシゴも掛けれる場所があるか怪しいぞ」 「ぐぬぬ……足場が無いとダメって事ですか」 二人は早速煮詰まった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/Www0RSST56

「最終的におねーさんも絶壁を登れなかったという事は、 敵も早々登れない点で防御には向いてそうです。 問題はまずは防御側が登れないと話にならない点ですね」 「うん。更に小島に行くまでに体力を使い切るのも問題だな」 猫娘さんとララ娘さんはお互い問題点を述べていった。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/y1zEPLxPmA

「なるほど……妙に粘ってたと思ったらそういう事でしたか」 猫娘さんから溶岩島の詳細を聞き、何やら納得するララ娘さん。 「つまり最後の方は本島への上陸は諦めて、 付属の小島に目標を切り替えてたって感じです？」 「……そうだな」 ララ娘さんの要約に猫娘さんは頷いた。 #FF14 #ARK #ARK爺記 pic.x.com/ze8iadaxgr