アクチン線維(－)端のファロイジンまたはDNaseI結合状態での構造解析 ファロイジンは(－)端のアクチンの構造をモノマー型から重合型に変化させ、分子間のポケットにはまって線維を安定化する一方、DNaseIは分子間の衝突を誘導して脱重合を促進していた #BNTNJC nature.com/articles/s4146…

出張につき明日から1週間お休みいただきます🙏🏻 #BNTNJC x.com/benenen12345/s…

魚も自分の体のサイズを理解できる 鏡の中の像を自分と認識するミラーテストに合格したホンソメワケベラは、体長の小さい個体の写真には攻撃する一方、大きい個体の写真の前では消極的になり、何度も鏡を見直すという、体サイズを理解することを証明する行動を取った #BNTNJC nature.com/articles/s4159…

ラボ主宰者(PI)になるために必要な要素 25000人の研究者を解析し、PIになる研究者の傾向として、IFの高い雑誌への論文出版、筆頭著書論文の多さ、論文の引用数と出版先の雑誌のIFとの比率の高さなどの要素を見出した #BNTNJC sciencedirect.com/science/articl…

上海ガニの病原菌スピロプラズマ感染への防御機構 感染に伴い一種のmicroRNA産生量低下を介してエンドサイトーシス制御因子Rab7の発現量が上昇し、スピロプラズマをファゴリソソームに送っていた Rab7の抗菌作用として、細菌アクチンMreB3との相互作用も検出した #BNTNJC sciencedirect.com/science/articl…

大腸菌の細菌チューブリンFtsZをMRSAにも有効な阻害薬PC190723感受性にする 大腸菌FtsZではPC190723の結合ポケットにいくつか塩橋が形成されており、それを欠損させると大腸菌がPC190723に感受性を示すようになった #BNTNJC onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.10…

Nanoporeでタンパク質の配列を1アミノ酸レベルで読む ATPを使ってタンパク質を端からほどくClpXを組み合わせ、2アミノ酸ステップでの読み込みを達成 1分子を繰り返し読み精度を上げる方法なども開発し、100以上のアミノ酸長の解析や翻訳語修飾の同定などを可能にした #BNTNJC nature.com/articles/s4158…

植物細胞器官におけるN末端の修飾状況の網羅的同定 タンパク質のN末端断片を選択的に集めて質量分析を行う方法を開発して達成 コケ植物のプラスチドやチラコイド、ミトコンドリアのタンパク質におけるN末端の修飾状況や配列との相関を特定した #BNTNJC link.springer.com/article/10.100…

E-カドヘリンの接着構造をDNAオリガミで可視化する E-カドヘリンをまぶしたビーズをDNAオリガミで作ったブロック上に等間隔で並べることで達成 ヒンジのような新規構造やカドヘリンモノマー単位でのダイナミクス、接着様式の多様性の可視化に成功した #BNTNJC biorxiv.org/content/10.110…

固形物表面上を運動する細菌の走化性物質受容メカニズム 1細胞単位で誘引/忌避物質濃度勾配を感知して運動のための線毛が生える向きを切り替えるという、べん毛を使って液体中を高速で泳ぎ回る細菌では細胞が小さすぎて不可能と言われていたメカニズムを利用していた #BNTNJC nature.com/articles/s4156…

進化初期に種分化した真核生物における走光性の発見 動物や真菌と姉妹群を形成する原生生物Apusomonadsにおいて青色光への忌避応答が確認された この応答は鞭毛波形や細胞形状の変化を伴い、すでにCa増加やアクチン及びダイニンの機能がかかわっていたとのこと #BNTNJC biorxiv.org/content/10.110…

De novoデザインしたタンパク質におけるリガンド結合の協同性 ペプチド結合に応じて形や会合状態を変化させるデザインタンパク質において、側鎖間の厳密なネットワークをデザインせずとも、ペプチド結合の協同性を示すことを見出した #BNTNJC nature.com/articles/s4158…

グルタミン酸産生で工業的に重要なコネリ型細菌の最外層のタンパク質層の構造解析 構成タンパク質は六角形のユニット構造を持ち、それが細胞極側から成長するように二次元結晶状に整列していた #BNTNJC biorxiv.org/content/10.110…

狭い道を通る細胞の細胞骨格再編成 狭窄した細胞の後方に微小管を補強する因子が再局在し、微小管がアクトミオシンの力を効率的に前方向に伝えるなどの役割を持つクッションとして働いた 再局在因子を欠損すると核が狭窄部分を通れず細胞が断裂するとのこと #BNTNJC nature.com/articles/s4155…

神経細胞の軸索起始部におけるクラスリン依存性エンドサイトーシスの制御 膜上を覆うアクチンとスペクトリンの円形の隙間で膜から離れないクラスリンが形成され、神経刺激と同時に枝分かれしたアクチンを形成してクラスリンをねじ切る制御を行っていた #BNTNJC science.org/doi/10.1126/sc…

肺炎クラミジアが上皮細胞への侵入のために分泌するSemDタンパク質の構造と機能 宿主細胞のCdc42のようにアクチン制御因子N-WASPを活性化することに加え、それと同時にエンドサイトーシス関連因子SNX9と結合することによる膜リモデリング系乗っ取り機構を示した #BNTNJC nature.com/articles/s4146…

微小管の核形成因子であるγ-チューブリン環状複合体に関する総説 近年様々な種において明らかになった高分解能構造をもとに、複合体活性化に際したリングが閉じるような構造変化や、数々の因子による複合体活性化メカニズムについて紹介されている #BNTNJC onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/bi…

アクチンによる膜リモデリングを器官内で直接観察 唾液腺を生きたマウスに繋げながら直接蛍光観察し、アクチンやトロポミオシンなどと連動した膜陥入の安定化や、ミオシンIIや枝分かれしたアクチンネットワークと連動した膜陥入の押し出しの可視化に成功した #BNTNJC doi.org/10.1083/jcb.20…

アクチンのプラス端に関する総説 近年になって明らかにされてきたプラス端の構造や、重合促進因子フォルミンの機能状態での構造解析を踏まえ、様々なアクチン結合タンパク質によるアクチン重合ダイナミクスの制御が広く紹介されている #BNTNJC sciencedirect.com/science/articl…

深海の細菌の細胞分裂の圧力補償機構 好圧力のシュワネラ属細菌において、細菌分裂に関わるZ-ringは50MPaの圧力下でも正常に形成された また、Z-ringを構成する細菌チューブリンFtsZのチューブリン様ドメイン表面の5つのアミノ酸が圧力補償性に重要なことを示した #BNTNJC frontiersin.org/journals/micro…

生細胞内における微小管の新規イメージング法開発 AlphaFold2を駆使してループ内にsplit-GFPの断片を組み込んだチューブリンを設計 元々の微小管の機能を損なわず、胚発生中、線虫成体内、哺乳細胞内など様々な場面で微小管のダイナミクスを可視化できた #BNTNJC journals.plos.org/plosbiology/ar…

アクチンストレスファイバーの細胞内分布を細胞形状から予測する ストレスファイバーと細胞形状のデータセットを用いた機械学習により、高精度な実験結果の再現を達成 長方形や楕円など仮想的な形の細胞におけるストレスファイバー分布の再現も可能であった #BNTNJC journals.plos.org/ploscompbiol/a…

アクチン線維切断因子コフィリン結合の共同性 ADP結合型のアクチン線維上にコフィリンが結合すると、矢じり端側の巻きがきつくなってコフィリンが結合しやすくなった また、リン酸によるコフィリン結合阻害は、アクチン線維の巻きの分布が狭まることによるとのこと #BNTNJC elifesciences.org/articles/95257

エンドソーム輸送を担うレトロソーム複合体とアクチン線維の核形成にかかわるWASH複合体との相互作用の構造基盤 WASH複合体の天然変性タンパク質FAM21は、変性領域の異なる点でレトロソームのVPS35とVPS29に結合し、その領域間では揺らいでいるモデルを示した #BNTNJC pnas.org/doi/full/10.10…

尿道炎マイコプラズマ接着タンパク質の基質結合および解離状態での構造解析 基質のシアル酸オリゴ糖との結合部位を含む界面の開閉のサイクルが確認された その領域は膜貫通領域を介して細胞質とつながっており、内部構造と連携した構造変化サイクルが可能とのこと #BNTNJC journals.plos.org/plospathogens/…