#書写食堂 第466回　中勘助「銀の匙」より 【そこには】～【さつとかかる。】（102字） ※中勘助の自伝的小説。2013年、岩波書店が創業100周年記念に開催した「読者が選ぶこの一冊」キャンペーンでは、「こころ」「君たちはどう生きるか」に次ぐ３位に選ばれている。

#書写食堂 第460回　夏目漱石「博士問題とマードック先生と余」より 【先生はその時】～【気がする。】（104字） ※「先生」とは、スコットランド出身の学者ジェームズ・マードックのこと。1889年に来日し、旧制一高で西洋史や英語を教えていた際に、学生の夏目漱石と親しくしていたという。

#書写食堂 第458回　坂口安吾「ラムネ氏のこと」より 【ラムネは一般に】～【ラムネと言ふ。】（60字） ※…と詩人・三好達治が自信満々で言った、という話であって、ラムネは「レモネードが訛ったもの」という説が一般的である。サントリーによれば、ラムネとサイダーの違いは「容器」。