#O月O日の妖怪 4月28日　クサゲー様 長崎県の壱岐島の伝承。 4月28日にはクサゲー様の神官が馬で村を巡り、行き逢った者を杓子のようなもので招く。招かれた者は死ぬという。クサゲー様は軍越(くさごえ)神社の神で農業と牛馬の神とされている。 (出典:『旅と伝説』通巻85号「壱岐島年中行事」)

（出典：『郷土研究』2巻9号、『南越民俗』2巻4号「分類･福井県伝説集追補1」） #O月O日の妖怪

行き逢った時に「天下の名将柴田勝家公」あるいは「柴田勝家公の家来」と言えば助かるとも伝わる。 昔はこの行列が出ることを「柴田の軍勢が勢揃へをする」と言った。 #O月O日の妖怪

#O月O日の妖怪 4月24日　首無し行列 福井県福井市の伝承。 毎年4月24日の晩、神明神社前や新橋、九十九橋の辺りに白装束の供を連れた首のない騎馬武者が出た。行き逢った者は死ぬという。 (続)

六太夫は自分の田を観音に献上し、以来その田の米で作った餅を「白髪餅」と名付けて毎年餅投げを行ったという。 (出典:『日本の民話　紀の国篇』「直川の白髪餅」) #O月O日の妖怪

#O月O日の妖怪 4月18日　直川の観音 和歌山県和歌山市直川の伝承。 4月18日には餅投げを行う。 昔、直川の大岡六太夫という侍が観音に祈って娘を授かったが、娘は生まれつき白髪だった。親子が再び祈ると観音像から強い光が出て娘を照らし、白髪が美しい黒髪に変わった。 (続)

#O月O日の妖怪 4月15日　漁止め 島根県簸川郡の伝承 4月１日と4月15日は漁も農作業もしてはいけない。この日に漁をすると「正月のトンドさん」に祟られるという。昔この日に漁に出たところ大漁だったが、帰ってくると魚がすべて茄子になっていたという。 (出典:『民間伝承』5巻2号 「漁止め」)

祭りの日には檀家総代と世話人が裃と天狗の面を着けて寺まで行列をしたという。 (出典:『山梨県北都留郡小菅村長作(昭和44年度) ; 茨城県真壁郡大和村本木茂賀坪(昭和45年度) : 調査報告』「信仰」) #O月O日の妖怪

#O月O日の妖怪 4月10～13日　マダラ鬼神 茨城県真壁郡大和村本木茂賀の伝承。 応永3年に兵火で楽法寺が焼失した際、マダラ鬼神が現れ大勢の鬼を率いて7日7夜で本堂を建立し、寺運を祝福して鬼踊りを踊った。それに因み4月10日から2、3日間祭りを行う。 (続)

#O月O日の妖怪 4月9日　九日だおし 新潟県佐渡市琴浦の伝承。 昔、4月9日に海で死んだ4人の供養をする行事。この日に氏神の縁の下に隠れていた14歳の子も連れていかれて死んでしまったという。 (出典:『新潟県史 資料編23』第５編第6章「信仰的講」)

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#O月O日の妖怪 4月8日　悪い神 福島県須賀川市の伝承。 旧4月8日はカミゴトの日である。この日、小豆を食べないうちに外に出ると悪い神が飛んでくるという。 (出典:『宇津峯山麓の民俗』「十六 祈願と呪願」)

#O月O日の妖怪 4月7日　鮫 山形県鶴岡市の伝承 昔、八幡太郎義家が五十川の古四王神社の近くで敵に襲われ撃退した。義家は古四王神社の神の助力で勝てたと考え、鮫に五十川の浜へ草鞋を届けるように頼んだ。以来、この日は鮫が海岸に近寄るという (出典:『日本の伝説4　出羽の伝説』「庄内の里」)

#O月O日の妖怪 4月6日　喜兵衛庄屋 岐阜県恵那市明智町の伝承。 天明の頃に飢饉があり、農民は代官に年貢が多いと伝えるように庄屋の喜兵衛に働きかけたが、喜兵衛は動かなかったため殺された。その後祟りが起こったので、この日喜兵衛の塚で読経するという。 (出典:『旧静波村の民俗』「伝説」)

既に三本のうち一本は斧が入れられていたため枯れてしまった。斬られた日が4月4日だったのでこの日には祭りをして菓子や花を供えるという。 (出典:『信統一達記』巻之三) #O月O日の妖怪

#O月O日の妖怪 4月4日　西光寺の三本杉 福島県福島市南杉妻の伝承。 西光寺には巨大な三本杉があった。昔、住職がこの杉を伐って売ろうとしたところ、乞食の夢に杉の精らしき三人の男女が現れたり、伐採に賛成した人が次々に死んだため伐採は中止になったが、