第13回 ｢大衾長枕(たいきんちょうちん)｣ 兄弟の仲むつまじいこと。また交情が親密なこと。 ｢衾｣は寝るときにからだをおおうもの。夜着。かけぶとん。 唐の玄宗が兄弟仲良く寝られるように長い枕に大きな掛け布団を作ったことから。 #よじしょしゃ 2022.8.17 pic.twitter.com/sEvhu0yyou

第12回 ｢碧落一洗(へきらくいっせん)｣ 大空がからりと晴れ渡ること。 碧落は東方の天、転じて青空のこと。 一洗はきれいさっぱり洗い流す意。 雨で青空をひと洗いする意から。 #よじしょしゃ 2022.8.16 pic.twitter.com/2dEfDDQSh9

第11回 ｢創業守成(そうぎょうしゅせい)｣ 新しい事業を始めるのはやさしくその成果を守り維持してゆくのは難しい。 創業は易く、守成は難し。 #よじしょしゃ 2022.8.15 pic.twitter.com/WONqZi62vd

第10回 ｢韻鏡十年(いんきょうじゅうねん)｣ 理解することが非常に難しいたとえ。｢韻鏡｣は、中国唐代末の漢字の音韻を研究した書物。｢韻鏡｣の内容が難しく理解するのに十年はかかるという意。 #よじしょしゃ 2022.8.14 pic.twitter.com/ycUapmQr6M

第9回 ｢竜跳虎臥(りょうちょうこが)｣ 筆勢が縦横自在ですばらしいこと。 竜が天に向かって跳びあがり、虎が伏す意。 #よじしょしゃ 2022.8.13 pic.twitter.com/BReh2XNsFa

第8回 ｢釜底抽薪(ふていちゅうしん)｣ 問題を解決するためには根本の原因を取り除かなければならないというたとえ。 釜の湯の煮えたぎるのを止めるためには釜の下のたきぎを引き出して火を止めることが肝心である意から。 #よじしょしゃ 2022.8.12 pic.twitter.com/Tgw7PUCHz3

第7回 ｢射石飲羽(しゃせきいんう)｣ 精神を集中して必死の思いで事にのぞめば、どんな困難なことでもできるということ。 射石は矢で石を射ること、 飲羽は矢の羽の部分まで深くつきささる意。 #よじしょしゃ 2022.8.11 pic.twitter.com/vlsoCIjljY

第6回 ｢傾側偃仰(けいそくえんぎょう)｣ よきにつけ悪しきにつけ浮き世まかせの暮らしにいう。 傾側はかたむき世を随順すること。動いて定まりがないこと。 偃仰は伏したり仰いだり寝たり起きたりすること。転じて、浮き沈みすること。 #よじしょしゃ 2022.8.10 pic.twitter.com/JINNPamP6I

第5回 ｢雪裏清香(せつりせいこう)｣ 梅のこと。雪の中にほのかなにおいを漂わせる意。梅は百花にさきがけて雪をしのいで咲くのでいう。 #よじしょしゃ 2022.8.9 pic.twitter.com/paQxBrHchi

第4回 ｢羽化登仙(うかとうせん)｣ 酒を飲むなどしてよい心持ちになることのたとえ。羽が生じ仙人になって空を飛ぶ意。また、そのような心持ち。 #よじしょしゃ 2022.8.8 pic.twitter.com/9nJ7gv42S2

第3回 ｢面壁九年(めんぺきくねん)｣ 長年わきめもふらず勉学すること。 また、長いあいだ人知れずある事に専念して苦しみ続けること。 #よじしょしゃ 2022.8.7 pic.twitter.com/5yn8F9k8Bf

第2回 ｢一葉知秋(いちようちしゅう)｣ わずかな兆しから、物事の衰亡や大勢を察知すること。 #よじしょしゃ 2022.8.6 pic.twitter.com/cKc8haWrM7

第1回 ｢吉日良辰(きちじつりょうしん)｣ 縁起のよい日のこと。 #よじしょしゃ 2022.8.4 pic.twitter.com/D0zNVRQWQn