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宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』読了。大津市民課題図書。1日1回は見る女。突拍子もない主人公に付き合う語り手や人間関係に悩む高校生といった鉄板の設定に加え、地元大型百貨店の撤退やコロナ禍そして主人公たちの大学進学により、ああ確かに平成は終わったんだなと感じられる。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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脇田修、脇田晴子『物語京都の歴史』読了。巻頭の各時代の地図と照らし合わせて読み進めることで、比叡山延暦寺、修学院離宮、祗園、宇治の立ち位置を理解できる。また都にしては物流の面で不利であり、引いては戦災がなかったのも大した軍事施設がないからというのでなるほどと思った。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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リチャード・E・ルーベンスタイン『中世の覚醒』読了。アリストテレスの再発見から中世ヨーロッパの哲学・宗教を辿るボリューミーな一冊。極めて難解というわけではないが、それでもややもすると置いてかれるのでじっくり取り組める。こういう本が流行る(要出典)TL構築は成功と言える。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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これからも読みたい!もっと少女小説ガイド 読了。インタビューやコラムが素晴らしかった。それぞれの方には色々あっただろうけど、だからこそ多彩な作品を楽しませていただいていることにいつも感謝。紅玉いづきさんのコラムの中に出てくる若木未生さんがとても若木未生さんだなと思った。 #dokusyo

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ジェンマ・エルウィン・ハリス編『世界一素朴な疑問、宇宙一美しい答え』読了。「ミミズを食べても大丈夫?」「どうして音楽があるの?」「自分で自分をくすぐれないのはなぜ?」など子供の素朴な疑問に専門家や著名人が答えるもの。神や哲学っぽい質問は色んな答えがあって面白いね。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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中井浩一『日本語論理トレーニング』読了。文章の構造を理解して論理的に読むことについてだが、「わざわざ解説しなくてもそう書いてあるじゃん」と思うことがほとんど。それよりも例題として出てくる丸山眞男とか村上陽一郎とか重松清の作品をもっと読みたいと思った。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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小林武彦『生物はなぜ死ぬのか』読了。有性生殖で多様性が生まれる、だから学校教育では多様性を大事にしなければならない…この「だから」は成り立つのか?観測するまでは存在は確率でしか表せない、だから月は目を閉じてるときもあるかどうかわからないという一足飛びの主張に聞こえる。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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勝俣隆『七夕伝説の謎を解く』読了。織姫と彦星はどこから生まれたのか、なぜ7月7日なのか、1年に1回しか会えないのはどうしてか、なぜ願い事をするのかといったことの解説。馴染み深い行事でも改めて聞かれてみると知らないことだらけだなーと思った。鵲やそうめんは初めて知った。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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大串夏身『レファレンスと図書館』読了。1988年9月から1989年1月までの東京都立中央図書館のあるレファレンス係実録。とにかく忙しく「これくらいは地元の図書館で訊いてくれ」「大学はもっとちゃんと指導しろ」「有名人ほど横柄」など随所に接客業のイライラ感があふれる。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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とある方の呟きから知った「きいろいばけつ」シリーズも、ちょっと切なく、そしてとても共感できる素晴らしい児童書でとても良かった。「メモリークエスト」、表紙が岩波の「ドリトル先生アフリカゆき」オマージュっぽいのがいい。内容も超面白かった #dokusyo

ともきち@tomokichi2703

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マンロー「小説のように」、短篇小説の名手/女王との形容は伊達じゃねえ……はっとする瞬間の描写がとにかく鮮やか過ぎて、衝撃に膝から頽れて降参するみたいな体験多々。ベストは「遊離基」、あと「次元」の希望のほの見えるラストもとても良い。凄すぎる作家を知る事ができて嬉しい #dokusyo

ともきち@tomokichi2703

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マキャフリー「歌う船」はずっと昔に旧版を読んでピンと来ず、今回改めて読んでみてものすごく楽しめた。なかでも最後の「船は還った」は読んで励まされる素晴らしい一篇。さすがの名作 #dokusyo

ともきち@tomokichi2703

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9月他読了分続:→アリス・マンロー「小説のように」米光一成「思考ツールとしてのタロット」高野秀行「メモリークエスト」 あと100分de名著:畑中章宏「宮本常一「忘れられた日本人」」戸谷洋志「ハイデガー「存在と時間」」 #dokusyo

ともきち@tomokichi2703

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9月他読了分:尾崎俊介「アメリカは自己啓発本でできている」山極寿一・鈴木俊貴「動物たちは何をしゃべっているのか?」アン・マキャフリー「歌う船 完全版」筒井康隆「残像に口紅を」もりやまみやこ作・つちだよしはる絵「きいろいばけつ」シリーズ全5巻→ #dokusyo

ともきち@tomokichi2703

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ハル・アベルソン他『教養としてのデジタル講義』読了。コンピュータ、通信技術、AIにより1984年の世界が実現しつつあるという本。皆がプライバシーを売り渡しても利便性や安全を求めることについて、相互に全てを知っている村落社会に回帰しようとしているという分析が面白かった。 #dokusyo

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諸富祥彦『人生に意味はあるか』読了。既存宗教を信じることができない、でも哲学ほど合理的になれない人がスピリチュアルにはまることがわかった。それも「怪しいけど結構良いことを言っている」と自覚的にハマるとのこと。結局自分に都合の良い問いしか突き詰めないのではと思う。 #dokusyo

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野村駿『夢と生きる バンドマンの社会学』読了。バンドマン自身も「夢を追っていることを批判/見下されている」と肌で感じており、それとどう向き合うかということと、最初こそ売れるのを目標にしていたがそう上手くはいかないので続けるのを目標にしているのが、わかるなあ…と感じた。 #dokusyo

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島村恭則『現代民俗学入門』読了。掃除や家の伝統、年中行事、子供の通過儀礼など私にはほとんど関係なくて、それはそれで市井の人々がどのような生活を送ってるかで興味深いが、それよりも「口裂け女の発祥」「LGBTとマッチングアプリ」「現場猫」の方がやりがいがありそう。 #dokusyo

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リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音II  穴に落ちた男(瑚池ことり)読了。あれっ私一冊読み飛ばした?ってなったけど、大丈夫だったことにすぐ気づいた。ようやく、リヒトもニナも肩を合わせて並べる大人になったなあ。二人の関係がとてもよいです。 #dokusyo

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清水建二『教養の語源英単語』読了。ひたすらトリビアが書いてあり果たして著者としての工夫がどのあたりにあるのかよくわからない。それはそれとして語源を知るのは面白い。言われてみれば確かに~と思わせられる。 #dokusyo

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臼田孝『新しい1キログラムの測り方』読了。「定義が変わっても、何も変わらない」という結果に本物の基礎科学を感じた。プランク定数の測定についても、原理を知ると頭良い~~~と感心してしまう。また、単位系で電気関係がちょっと離れたところにあるというのも初めてわかった。 #dokusyo

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玄侑宗久『死んだらどうなるの?』読了。現役の僧侶が日本の死生観について語るという新書だが、量子論やゲーデルの不完全性定理なんかを持ち出して「こういう人がいるから…」と思わずにはいられない。17秒間考え続けるのってこの層に需要ありそう。 #dokusyo

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宮竹貴久『したがるオスと嫌がるメスの生物学』読了。しょーもないタイトルだが中身は面白い。特にオスが交尾したあと他のオスの精子を混入させないような戦略と、メスが交尾したあとに他のオスと交尾する理由が戦ってるねえ!と感心してしまう。哺乳類の恣意的な流産も初めて知った。 #dokusyo

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高橋昌一郎『20世紀論争史』読了。まさに温故知新。特にファイヤアーベント(15年ぶりくらいに名前を聞いた!)の指摘は本質を突いてると思う(私自身がこういう皮肉に惹かれてしまう面もあるけど)。ローレンツの「八つの大罪」はSNSでほぼ見ることができるので大変正確だなと思った。 #dokusyo

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佐々木閑、宮崎哲弥『ごまかさない仏教』読了。あれだけ悪行を重ねたアングリマーラでも初期の経典では「修行したら解脱できた」とあっさり書かれており、時代を経るにつれて最後には「あの悪行は幻だった」と書かれるものもあり、いやごまかしとるやんと思った。 #dokusyo

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小林昌樹『調べる技術』読了。本に件名を付与するやつ、私も司書課程でやったときこんなのあったのかと思ったし、利用者が図書館でウェブ検索するときはgoogleと同じようにタイトルで調べるのがほとんどだと思うのでもっと改良の余地があると思う。 #dokusyo

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佐藤岳詩『メタ倫理学入門』読了。問いの立て方が面白い。「そもそも道徳的にやらなきゃいけないの?」まで遡ってちゃぶ台をひっくり返すのが好き。特に道徳というより「お気持ち表明」みたいな表出主義や、ヒューム主義の「信念と欲求は分離できるか?」「信念は動機づけになりうるか?」 #dokusyo

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石井研士『魔法少女はなぜ変身するのか』読了。魔法少女・巫女・異世界に着目しアニメ・マンガを分析する。魔法使いサリーでは、魔法は使うけどそれに頼らず自分で問題を解決するのが大事と説いたり、従来は魔法を使う→願いが叶うだったのがまどマギで逆転したなど新たな見方を学べる。 #dokusyo

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畠山雄二編『ことばの本質に迫る理論言語学』読了。1つの問いに対し4ページで説明する構成なのでテンポよく進む。「なぜ受け身にbe動詞が必要なのか」なんて考えたこともなかった。中高の英語の先生は仕事で間違いを集められるので言語学者になる素質を秘めてそう。 #dokusyo

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山本ひろ子『摩多羅神』読了。出雲の鰐淵寺から東照大権現、平泉の毛越寺に至るまでの広がりや、諏訪のミシャクジの関わりも本当か!?と思ってしまう(疑わしいらしいが)。比叡山も関連しおり、言われてみれば鞍馬山が近いから天狗について何かしらあってもおかしくないなと思った。 #dokusyo

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高橋昌一郎『フォン・ノイマンの哲学』読了。私も決して立派に生きてるわけではないが、圧倒的な頭脳を駆使してもなお世界に対する無責任感・虚無感を持っていたのはそれでええんか?と思ってしまう。ジョークと喧騒が好きとかナチスに対する宥和政策への怒りとか、全部装ってたんですかね? #dokusyo

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幸田正典『魚にも自分がわかる』読了。恥ずかしながらマクリーン仮説をずっと信じてた。マーカーの色が重要という指摘葉言われてみれば確かに〜と思う。自己を認知できるのが生得的なのもかなり意外。魚を通じて「じゃあ意識って何?人間って何?」と探求できるところが面白い。 #dokusyo

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長谷川修一『謎解き 聖書物語』読了。「最初からアダムとイブを同時に作ったらよかったじゃん」に対して「ノアの方舟もそうだけど、神も試行錯誤を繰り返したというのを聖書の著者は伝えたい」という説明。それはわかるが、神が行き当たりばったりなのは聖書学ではどう解釈されてるのだろう。 #dokusyo

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池田譲『タコの知性』読了。タコに麻薬を摂取させる実験がぶっ飛んでるし、最近は動物実験の倫理規定がタコにも適用されそうで人権ならぬタコ権が守られそうなのも安心(?)。それにしてもチンパンジーにさせるような実験をタコにさせて成果を得られるのも大変おもしろい。 #dokusyo

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織田一郎『時計の科学』読了。花時計がとても良い。花曇りの日にピクニックと称して一日中眺めていたいね。また現代で時計の精度が高まりすぎた結果、「時刻と時間の差異を埋める」という何やら深淵な問いに直面してるのも面白い。自動巻腕時計ってマジで機械的に巻いてると思ってた(小声) #dokusyo

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今井むつみ、秋田喜美『言語の本質』読了。人間は過剰な一般化をしてしまうが、論理的ではないからこそ、「間違ってるかもしれないけど、そこそこうまくいく」を使うからこそ言語を持ったという結論に驚いた。生まれて数年の子供から得られることがこんなにも豊かなんて思いもしなかった。 #dokusyo

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森岡正博『生まれてこないほうが良かったのか?』読了。反出生主義について考察する。ベネターやショーペンハウアーを始め過去の反出生の思想を振り返った末の著者の結論には納得感がある。出産を肯定するか、生まれてきた子供が「なんで産んだの?」と質問したとき答えられるかを深めたい。 #dokusyo

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荒木博行『世界「失敗」製品図鑑』読了。SNSの手探り感を置き去りにして企業主導にしたgoogle+、構想ばかり大きくて足元のものづくりがうまくいかなかったドリームキャスト、ニッチなことやってられなくなったニュートン(アップル)など「負けに不思議の負けなし」を思い知らされる。 #dokusyo

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荒木博行『世界「倒産」図鑑』読了。「バブルが弾けたから」という単純化から掘り下げて「前と同じことをしていればいい体質」「技術に自身を持ちすぎて協調できない」「そんなに酷いことは起きないという希望的観測」「不正に追い込む評価制度」という本質を追求し身につまされる。 #dokusyo

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水野太貴、堀元見『言語オタクが友だちに700日間語り続けて引きずり込んだ言語沼』読了。オモコロのようなノリで進んでクスっと笑える。特に面白かったのはオノマトペの章。カービィが「ペポペポ」鳴く(?)のにもそれっぽい理由があり、また英語と日本語の設計思想もわかってくるのが良い。 #dokusyo

樹脂@r0s1n

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