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さえずり季題【725】は「夜なべ」です。傍題に夜仕事、夜業など。昼間の仕事を終え、夕食を済ませてからする仕事で編物や針仕事なども。ついつい根を詰めてしまいますね。「飢ゑすこしありてはかどる夜なべかな 鷹羽狩行」 #saezuriha #saezuriha_odai
さえずり季題【724】は「朝寒」です。傍題に「朝寒し」「朝寒み」。やっと秋らしい朝になったと思ったら、そろそろ冬なのかと。夏の記憶が強く残っていて、まだ日にあたりたいとまでは思えないなあ。 「朝寒や日あたる臼に鶏の居る 大須賀乙字」 #saezuriha #saezuriha_odai
さえずり季題【723】灯火親しむ 傍題に灯火親し 読書の秋など。秋になり読書や勉強に適した頃となりました。今年は気温の乱高下で秋を感じにくいのですが、秋にふさわしい言葉として親しまれています。 「灯火親し仔犬の寝言唄に似て」あかぎ倦鳥 #saezuriha #saezuriha_odai
さえずり季題【722】は「新米」です。その秋に収穫されたばかりの米。みずみずしく香り高い。今年は米不足、値上げと話題も絶えません。新米が出ると、去年の米は「古米」。これも秋の季語です。どちらかで詠んでみましょう。新米というよろこびのかすかなり 飯田龍太 #saezuriha_odai #saezuriha
さえずり季題【721】は「鹿」です。晩秋、交尾期を終えた牡鹿は激しく争う。盛んに鳴く声は寂しげで、古来から鹿と言えば声だったそう。 今回はあえて「鹿」のみで。 自転車に子供を乗せて鹿の中(岸本尚毅) #saezuriha_odai #saezuriha
さえずり季題【720】は「松茸飯」です。茸飯でも。香り、風味、歯ざわりのハーモニーは炊き込みご飯の王様と言えます。今年は豊作とか。美味しそうに詠んでみましょう。「二人前炊くくせやまず茸飯 岡田史乃」#saezuriha #saezuriha_odai