題名も作者も不明の本。誰に話しても聞いたことがないと言うし、検索しても見つからない。#twnvday 巡り巡った古書店の棚でやっと見つけた。作者の名前は、父の名前と同じだった。

毎月14日はツイノベの日！ 今回のお題は「本」です。 白紙を積み重ねても、本にはならない。文字を綴った紙も、ほんの数枚では本にならない。 多くの文字・言葉・物語をまとめる為に。遠く、遥か遠くまで伝える為に。時さえも越えて伝える為に── 【毎月14日はツイノベの日！ お題「本」 #twnvday 】

#twnvday 「辰、お前を干支から追放する。これは総意だ」 よりによって俺の当番の年に…何故だ？ 「何故って。お前だけ何か違うからだよ。わかるだろ」 幻想生物はダメってか。ならば教えよう。実は、俺の正体はワニと言われている！ 「日本に馴染みないなあ」 古事記とか出るだろ！ 「あれサメだよ」

「こちらが本みりん、こっちが電子Bookみりんです。どちらになさいますか？」 #twnvday 違いを教えてもらえますか？ 「本みりんは、本をたくさん読み込んだ職人が作るので、料理に知識が滲み出て深い味わいになります」いいですね、で、電子Bookみりんは？ 「安くて使いやすいんですけど目に負担が」

【毎月14日はツイノベの日！ お題「本」 #twnvday 】 #木槿国の物語 同人誌あるある(^▽^;) pic.twitter.com/cqEMtfzCla

#twnovel 読書家の本棚を見せてもらう機会があったのでお宅にお邪魔した。「すごい本の数ですね。あれ？これよく見るとタイトルだけで代本板だ。図書室でよく見たヤツ」「いま人に貸してるんだ」「あれも、これも代本板だ。まさか、これ全部……」「よく借りパクしてく人がいて困ってるんだ」#twnvday

#twnvday 本 #twnovel

「ねえ、こんなに本積むのやめてよ。危ないじゃない」 彼の部屋にはあちこちに本のタワー。しかもどれも不揃いで絶妙なバランスで積まれている。 「平気平気。君が部屋に来るようになってから一回も倒したことないでしょ」 #twnvday そんなタワーを遂に崩す日が。 「新居ではちゃんと本棚に並べてね」

#twnovel 自分が書いた本のとおりに事件が起こることに気がついた作者。後先考えずにありえない状況の密室殺人事件を書いても実際に起こってしまった。連載の終了が迫りいよいよ犯人を決めなければならない。が、どうしても思いつかず投げ出して未完に終わってしまった。事件は迷宮入りした。#twnvday

#twnvday 表紙も中身もまっ白な本。これを素体にしてＡＲグラスで画像を重ねればどんな電書も手に持てる本に変わる。だが。　原書の判型、厚み、表紙と各ページの手触り厚み固さ等々々々を追求した結果、素体だけですでに数百冊。置き場所にも使い分けるのにも一苦労。紙の本ってたいへんだ。

読 #twnvday 「利用してた電子書籍ストアがサ終しちゃって。何度も読むならやっぱ紙がいいのかね」 「紙の本だって、濡れたり、破れたりしたらダメになるっしょ」 「うわ、本って脆いっすね」 「だからこそ、それがあるうちに、読んで、何かを感じたり、考えたりする存在が必要だったりするんじゃね」

#twnvday 男に、銃を突き付ける。これが魔王の倒し方か……と彼は自嘲した。この本の良い点は、最後の戦いが書かれていないから脚色が自由だ。 本と聞いて、彼は唖然としている。あんたは本の虫で、本の物語の中へ潜れるんだ。この本に潜って、帰れなくなったけど。 魔王として死ぬ？信じて飛び込む？

#twnvday 片手に数千冊が入る。そんな謳い文句が昔々にはあったと祖母から聞いてるし、我が家にもより進化した物が一人一台ずつある。調べものには便利だけど、私はあまり使わない。ご先祖様から受け継がれてる書庫に篭って、ページをめくる方が好き。こことこの気持ちを次の世代にも引き継いでいく。

本の価値 #twnvday 「また紙の本なんて買ったのか。しかもそんな分厚いのを」 「いいでしょ、好きなんだから」 「装丁？　手触り？　ナンセンスだね。本の価値はデータだ。ならデジタルで充分。紙の本なぞ無駄、それを欲するのも――うわっ、やめ、ろ……」 「ね、紙の本だって利用価値があるでしょ？」

【ツイノベの日ご案内】 ツイノベの日とは、日々それぞれバラバラに個性豊かなツイノベが生まれる中で、月に一度くらいは同じお題からtwnovelを書いてみたらそれはそれで面白いことになるのでは？、という企画です。 参加方法:お題をテーマにtwnovelを書く。 #twnvday