アガサ・クリスティ｢エッジウェア卿の死」読了。ドラマ｢アリバイ崩し承けたわりますSP」放送時に話題になっていた作品。気になって購入していました。流石はクリスティ、巧いなと思わされました。私は途中まで、こういう事だろうな…と予想していた通りの展開とポアロの推理過程だったのです→ #v読 pic.twitter.com/2XqTrVEHAg

宮田眞砂氏の｢ビブリオフィリアの乙女たち」読了。｢セント・アグネスの純心」が素晴らしかったので同じ作者さんの作品をと手に取りましたがこちらも凄い作品でした…その本を読んだ誰かの記憶を読み取るサイコメトリーの持ち主、文詠と幼馴染みの識字障害の花奏。文詠が図書室で遭遇した→ #v読 pic.twitter.com/ytiJu948RL

小森収 編｢ミステリ=22」読了。ミステリに関する、エッセイ・解説・評論22編を収録したアンソロジー。本格ミステリからハードボイルド、冒険小説、スパイ・スリラー作品まで多種多様な内容です。私は本格ミステリ関係を読みたくて購入したのですが、ハードボイルドに関しての評論も面白かった→ #v読 pic.twitter.com/x8Yp0zsjqX

橋上秀樹氏の｢だから、野球は難しい」読了。巨人、楽天、ヤクルトでコーチを務め、現在はオイシックス新潟アルビレックスBCの監督である氏の指導論、監督論。私の地元新潟、試合を観に行く事もあるチームの監督という事もあり、先ずは御自身の指導者としての考え方を興味深く読ませてもらい→ #v読 pic.twitter.com/xTEovYyPKs

今村昌弘氏の｢明智恭介の奔走」読了。神紅大学ミステリ愛好会、明智恭介の｢屍人荘の殺人」以前を描いた短編集。大学内で遭遇した事件に加えて葉村と出会う前、探偵事務所のアルバイトでの事件も1作あり。どれもが所謂❬日常の謎❭。どの作品もミステリとしての完成度が高いのは勿論→ #v読 pic.twitter.com/9qtxQyaMv4

#2024年上半期の本ベスト約10冊 番外(再読) 凶笑面/北森鴻 触身仏/北森鴻 写楽・考/北森鴻 #v読

#2024年上半期の本ベスト約10冊 小説以外② 刑事ドラマ名作講義/太田省一 なぜ働いていると本が読めなくなるのか/三宅香帆 東国武将たちの戦国史/西股総生 藤原道長｢御堂関白記」を読む /倉本一宏 明と暗のノモンハン戦史/秦郁彦 決断の太平洋戦史/大木毅 11冊 #v読

#2024年上半期の本ベスト約10冊 小説以外① 赤と青のガウン オックスフォード留学記/彬子女王 大楽必易 わたくしの伊福部昭伝 /片山杜秀 君主制とはなんだろうか/君塚直隆 名馬を読む4/江面弘也 死の貝 日本住血吸虫との闘い /小林照幸 #v読

#2024年上半期の本ベスト約10冊 小説② 魔女推理 きっといつか、恋のように思い出す/三田誠 蝶として死す/羽生飛鳥 雨と短銃/伊吹亜門 かくて謀反の冬は去り/古河絶水 オルクセン王国史/樽見京一郎 13冊(シリーズものは2冊で1冊と考えました。) #v読

#2024年上半期の本ベスト約10冊 小説① お誕生会クロニクル/古内一絵 漣の王国/岩下悠子 つまらない住宅地のすべての家 /津村記久子 セント・アグネスの純心/宮田眞砂 異端の聖女に捧げる鎮魂歌 /宮園ありあ ソコレの最終便/野上大樹 ブリーダーズ・ロマン/島田明宏 さよなら凱旋門/蜂須賀敬明 #v読

野上大樹氏の｢ソコレの最終便」読了。一気読み、面白かったです。終戦間際の満州、ソ連軍が侵攻してくる中、関東軍総司令部から特命を下された装甲列車隊(ソコレ)。目的地大連港までの行程は侵攻してくるソ連軍との苛烈な戦闘の連続、その中で朝倉大尉を始めとするソコレの隊員ち、そして→ #v読 pic.twitter.com/bgWATkDRWl

金子跳祥氏の｢亜人の末姫皇女はいかにして王座を簒奪したか 星辰聖戦列伝」読了。ワウリとネクルの二神によって作られた人間と亜人。神別れの山脈を挟み二手に別れて戦い続ける事に…その聖戦を人間、亜人合わせて14人の英雄たち各々の物語。その個々の物語が聖戦の全体の姿を浮かび上がらせて→ #v読 pic.twitter.com/ydzLCz9j34

市川憂人氏の｢ボーンヤードは語らない」読了。マリア&漣シリーズの短編集。マリア、漣が過去に遭遇した事件、2人がコンビを組んで始めて担当した事件、4つの短編各々がミステリとして高水準。そして2人が何故捜査官を志したのか？その理由や如何なる気持ちで捜査に臨んでいるのか…→ #v読 pic.twitter.com/Myf9yqNueN

村井啓氏の｢カノンレディ～砲兵令嬢戦記～2」読了。前巻のラストで帯にある❬戦場の怖さ❭を知ったエリザベス。心に傷を受けた彼女がどう立ち直るか、どういう思いで現実に立ち向かっていくのかと心配しましたが…良いですね。エレンとの絆も感じるところも…そのエレンの活躍が→ #v読 pic.twitter.com/knLIYQzDcZ

古河絶水氏の｢かくて謀反の冬は去り2」読了。前巻読み終えた時点で、この先の物語が読みたいと思っていた作品。期待通り、いや期待以上の面白さでした。兄王の死の混乱を乗り越えた奇智彦、その王国に更なる謀反が…コミカルな会話ややり取り。その中で進んでいく政治劇はシリアスなもので…→ #v読 pic.twitter.com/u6xhKNmX3A

樽見京一郎氏の｢オルクセン王国史2」読了。前巻同様に全てにおいて❬濃い❭作品。エルフの国、エルフィンド王国への侵攻、その準備段階…開戦前、戦闘シーンも何もなく戦争計画、外交、兵器等々が描かれる…それだけなのに何故ここまで面白いのか？不思議になる作品です。TLでも多くの方が→ #v読 pic.twitter.com/2PQqSMa1U7

伊吹亜門氏の｢幻月と探偵」読了。1938年大戦前夜の満州。革新官僚、岸信介の秘書が不審死を遂げる。依頼を受けた私立探偵 月寒三四郎は調査を進め…満州を舞台にした本格ミステリ。ですが、冒頭から序盤、中盤と受ける印象はハードボイルドそのもの。それが終盤にかかると一気に→ #v読 pic.twitter.com/ZIy9MczOwY

清少納言｢枕草子」佐々木和歌子 訳。読了。大河ドラマ関連での新訳でしょうか。こういう機会が無いと読む事がなさそうですから手に取りました。内容に関して知っている事と言えば、高校時代に暗記させられた❬春はあけぼの～❭からの一文位(今でも諳じる事は出来ます)。角川、ちくま、河出…→ #v読 pic.twitter.com/zHDhPd9k4j

古内一絵氏の｢二十一時の渋谷で キネマトグラフィカ」読了。シリーズ第二作になるのですね。映像配信会社に買収される事になった老舗映画会社銀都活劇で働く人々を描く…私は正直、映画をあまり観る方では無いのですが、前作同様そんな事は全く関係なく楽しめました。所謂、お仕事小説としても→ #v読 pic.twitter.com/Rp2ACnZoG1

西股総生氏の｢東国武将たちの戦国史」読了。面白かったです。大河ドラマ｢真田丸」の戦国軍事考証を担当された著者による❬軍事史的❭観点で読み解く東国戦国史。歴史群像で掲載されていた記事をまとめた1冊。 合戦を戦争として捉えた(微妙なニュアンスですが伝わるか…)内容で、他の戦国史に→ #v読 pic.twitter.com/AwbDkX1sLe

トマス・アクィナス｢君主の統治について 謹んでキプロス王に捧げる」読了。｢神学大全」で知られる神学者の唯一とも言える政治思想論文。100頁程の小品で内容も難解ではなく、何より後半に収録されている訳者解説が本書も含まれる❬君主の鑑❭といわれるジャンルの性格から、同ジャンルの→ #v読 pic.twitter.com/cOh4Rdf77K

弥生小夜子氏の｢風よ僕らの前髪を」読了。第30回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。夫を殺害したのは養子ではないかと疑う伯母から従弟の身辺調査を依頼された悠紀、その従弟の過去をたどって見えてきたものは…作品紹介にもある通り愛憎渦巻く異様な人間関係、その真相が明かされた時には→ #v読 pic.twitter.com/zZ01DWUkXd

君塚直隆氏の｢君主制とはなんだろうか」読了。古代文明から現代までの君主たちの5000年史。古代文明の王の誕生から世界各地における君主たちの歴史、哲学者、思想家達による君主論、様々な宗教との関わり等々、君主制を通して見た世界史面白かったです。❬王様は何でえらいの？❭という→ #v読 pic.twitter.com/Y3T0Wk4NYq

吉岡平氏の｢北海の堕天使」読了。1939年日本の同盟国である北欧のトスルテイン公国を親善訪問する途中の軽巡洋艦石狩が撃沈される…撃沈したのは謎の巨大戦艦、そしてその正体は…架空戦記でありながら海洋冒険小説の魅力に溢れた作品でした。ソノラマ文庫で最初に発刊されたのは1991年そんな→ #v読 pic.twitter.com/GfG1hAwaFd