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プロップの質的な構造研究を折口信夫の質的な構造と合わせてるんだろうな。構造主義とはことなる流れ。もっと民族的なニッチ、ゴロゴロした怪しさがある。 五老星も和洋折衷妖怪だし。意識的なんだろうね。確実に。となると精神の民族誌、小松和彦とか読んでそう。
怪異の民俗学 3 河童 /小松和彦編 #読了 定番シリーズのパート3、一冊まるごと河童の論文集。 日本全国、個体差のある河童。 北はアイヌのミンツチから、南は奄美のケンムンまで、不思議なほどに類似性のある河童タイプ妖怪の正体を多角的に明らかにする。 pic.twitter.com/pacQUMIBx9
まだ百年たってはいなかったが、古文書の霊魂の助けを借り、化ける能力を得て、鬼になる。 しかし、結局、この古道具の妖怪=鬼は退治され、悪行を悔い改めて仏教修行に励み、最後には成仏する。 興味深いのは、古道具が鬼になっていく過程である。 『妖怪文化入門』小松和彦
道具の霊魂は百年経つと化ける能力を獲得すると信じられているので、道具はその前に捨てられていた。 路傍に捨てられた古道具たちは、使用者からなんの感謝の念も表されずに捨てられたことに怒り、団結して人間に復讐することを思い立つ。 『妖怪文化入門』小松和彦
現代でも、日本文化はその基底にアニミズム的観念をもっているが、中世になって、日本人は自然物の霊魂を見出すアニミズムを拡張させて、人間が作った道具のなかにも「霊魂」を見出すようになり、道具の妖怪化もおこなわれるようになったのだ。 『妖怪文化入門』小松和彦
ところが、中世になると、絵巻のなかに、脇役ながらも、鬼とも人とも動物とも判断しがたい気味の悪い姿をしたものが描き込まれるようになる。 そのなかに、明らかに目鼻や手足がついた道具、つまり妖怪化した道具が混じっていた。 『妖怪文化入門』小松和彦
小松和彦編著『怪異・妖怪百物語 〜異界の社への誘い〜』。 国際日本文化研究センターの「怪異・妖怪伝承データベース」の制作者たちが、作業をする中で興味を持った怪異・妖怪のコラムを毎日新聞で週1ペースで連載した。 本書はその連載をまとめたもの。簡潔な説明と絵で気軽に読める。 この本は怪。 pic.twitter.com/UMz3QeW0mB
妖怪学の分野でもこのような問題意識を持ち始め、小松和彦以前の妖怪学者と妖怪学の境界の外で妖怪について言及した作家たちを熱戦形式でまとめた書籍が出版された。伊藤信吾、五右手孝仙編、列伝体妖怪学前史(東京:勉誠出版、2021)。本稿で手がけた井上円涼から始まり、江松哲、柳北グニオ、水木
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カクレンジャー以降約10年の資料の拡充は凄くて、『列伝体 妖怪学前史』という本は「前史」(編者の意図を汲むと宮田登、小松和彦より前)という括りからそこに入る前までになっているので、その先まで継続して見れる本としても『特撮に見えたる妖怪』は意識した部分はあります。
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本日、小松和彦先生の「憑霊信仰論 妖怪研究への試み」「柳田国男︰民俗学の創始者」等、4冊が旅立ちました。 民俗に関する書籍を手に取っていただけるととても嬉しいです😊 ありがとうございました✨ #共同書店 #PASSAGESOLIDA #神保町 #古書 #古本 pic.twitter.com/nGBs3wgjoj
国際日本文化研究センター名誉教授の小松和彦先生は水木しげるが生み出す妖怪画の制作手法をすでにあるものの断片を寄せ集めて作るというレヴィ=ストロースのブリコラージュ(器用作業)に似ていると指摘しています。バルトの「引用の織物」やクリステヴァの「間テクスト性」と同じ発想になります。 pic.twitter.com/2LZDcyc1Dh
元ツイ消えてるから名指しで言及しないけど話題の妖怪は神が零落した姿って話 これ大元は民俗学のスーパースター柳田國男の説なんだ。でも、これには同じくスーパースター小松和彦が疑問を呈してる。雑に纏めると「なら、零落する前の神しかいなかった時代に妖怪は存在してないはずじゃない?」って→
妖怪というと民俗学だ しかし今回は理論的背景に構造主義、サーリンズ、ジェル、ドゥルーズを据えているので人類学でよいだろうという判断(あの小松和彦も構造主義者だから人類学なのだ) そして井之口章次宮田登の復権を目指す というのが大まかなあらすじ