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結城正美さんが『彼女たちの戦争 嵐の中のささやきよ!』から『恐るべき緑』まで「モア・ザン・ヒューマン対談の余白」のnoteお書きくださっています!毒ガス(と窒素肥料)を作ったフリッツ・ハーバーと環境などなど。嬉しい! note.com/kind_auk76/n/n…
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』を紹介するので原稿書いてたのだけど、映画『オッペンハイマー』の副読本としてこれと村田喜代子さんの『新古事記』を激推しする、というくだりを、文字数のため泣く泣く削除した。 でもなー、泣く泣く削除って、多分、ないほうがいいとこなんだ。知ってる。
ちなみに、グロタンディークを知ったのは 『恐るべき緑』収録短編で、望月新一さんとグロタンディークの人生の交錯を描いた「核心中の核心」。
このおとこ、発言の当日と翌日にヤギになる本とステラ・マリスを買い、さらには関心領域に手を出そうとしているのである… ちなみに、ステラ・マリスはとても…良い…!20世紀の(元)天才数学者グロタンディークを友人にもつ20歳の(元)天才数学者の女性と、1人の精神科医の会話文のみで構成された作品
『恐るべき緑 (エクス・リブリス)』ベンハミン・ラバトゥッツ 事実とフィクションの区別が難しい 自分に科学の知識があったらもっと面白いと思う 面白いっていうよりなんか凄いって感想 #読書メーター bookmeter.com/reviews/120789…
昨日、ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』から引用しようと思って忘れてた箇所。「僕は、こんな夜中に庭仕事をしているのかと尋ねた。そうだ、夜がいちばんいい時間なんだ、と彼は言った。植物は眠っていて感覚が鈍っている、麻酔で夢を見ている患者みたいに、植え替えてもあまり痛みを感じない」
しかし、ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』の文体や構成から醸し出される奇妙な面白さは、なかなか説明しづらいな。テーマ的には、先日観た映画『オッペンハイマー』と今読んでいるSF『三体』の間に置くのにぴったり。ちょろっとだけど、オッペンハイマーも三体問題も出てくるし。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、「エピローグ 夜の庭師」で再び「緑」に戻ってくる。これまで語られてきた大きな発見が、我々の庭のサイズへ集約されるような感覚。ああ、植物と毒物から始まるこの小説は、「際限もなく制御不能な成長を遂げる我々自身の過剰さ」について語られていたのか。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、構成も奇妙かつ巧みで、短編集だけど全部つながっているとも言える。最初の「プルシアン・ブルー」は染料と毒薬の文化史といった趣き。そのあと人物伝を二篇挟んで、三人の学者たちが理論を戦わせる長めの短編へ。エッセイ風のエピローグで静かに終わる。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、それにしても20世紀の初めまでは「窒素」は希少でピラミッドの盗掘も窒素が目的だったとか、全然知らなかった。「シュレンディンガーの猫」がシュレディンガー自身の意図とは違う使われ方をしていることも。こーゆートリビアがたくさん出てくるのも楽しい。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、偉大な科学的発見がもたらす災厄は、兵器だけにとどまらない。量子力学の科学史を描いた短編のタイトルはこうだ。「私たちが世界を理解しなくなったとき」。不確定性原理の後では、もうかつてのようには世界を捉えることはできなくなってしまったのだ。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、「緑」が毒ガスの煙と植物の両方を指しているように、核爆発がブラックホールを裏付けるように、様々なトピックがするすると結びついていくのがスリリング。どの作品にも、戦争における毒ガスや原爆が影を落としている。科学史は戦争の歴史でもあるのだ。
ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、読了。科学や数学の発見とそれが人類に与えた影響について奇人列伝風に語られる4つの短編に、エピローグを加えた構成。学者たちの奇矯な振る舞いにくすりとし、彼らの想像を超える発見の偉大さに圧倒され、そこから生まれた災厄の取り返しのつかなさに慄く。
誰かに薦められたベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』(白水社)。ハイゼンベルク(ウォルター🥺)、シュレディンガーとか偉業を成し遂げた科学者たちの虚実ないまぜ。史実と想像力と2500円な感じで、ローラン・ピネ『hhhh』と読後感が似てる。想像力より高く飛べる鳥はいないなぁ。 #恐るべき緑 pic.twitter.com/Bj86Xk8zzx
#読了 恐るべき緑 ベンハミン·ラバトッツ 著 松本健二 訳 真理を探求する実在の科学者の狂気と紙一重の情熱をフィクションを交えて綴った作品。戦争と科学は常に紙一重を改めて認識させられました。 専門用語満載だけどあっと言う間に読了でした。 pic.twitter.com/hNv0dmJmTa
#読了 ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』なにこれ、専門用語が頻出するけど、たまらなく面白い サイモン・シンの一連の著作を思い出した 時代を一変させる発見を成し遂げた科学者といえど一人の人間 彼らの不安定な情緒と言動が切なかったり笑えたり 次作が楽しみな作家 pic.twitter.com/fjlCb7F89g
#読書の日記 更新しました。 読んでいた本は、ベンハミン・ラバトゥッツ『恐るべき緑』、蟹の親子『脳のお休み』、『Number 1094・1095号 大谷翔平とドジャースの挑戦。』、米澤穂信『冬期限定ボンボンショコラ事件』です。 fuzkue.com/entries/1306
『恐るべき緑』を読みました フィクション部分を信じてしまい何人か実在か調べてしまいました笑 解明への情熱とその危うさが刃の上を歩くようなバランスで書かれていて他の著作も読んでみたくなりました 翻訳されるだろうか
#TSUTAYAウイングタウン通信 #5月号 #恐るべき緑 #ベンハミン・ラバトゥッツ #ガザとは何か #無限角形 #ヴァージニア・ウルフなんかこわくない 久しぶりに余裕を持って書けました。(いつも前日夜なべパターン) なぜかと言うと、ウルフについて語りたくなったから。誰か読書会やろうよ! pic.twitter.com/DopPdnZLWb
告知です!深緑がWeb東京創元社マガジンで連載中の「にちにち読書」が復活しました!(なんだかんだで1年振りです。すみません......!) 今回は『グッド・オーメンズ』『ぼっち・ざ・ろっく!』『夢みる宝石』『恐るべき緑』などの作品を取り上げております。よろしくお願いします🙏
【Web東京創元社マガジン 5月1日更新】 作家 #深緑野分 の読書日記、連載再開いたします! #東京創元社 「深緑野分のにちにち読書」第十一回 webmysteries.jp/archives/35592…