まるで地獄だつた。酔うては彷徨し、さめては慟哭した、自己冒涜と自己呵責との連続であつた。（種田山頭火「其中日記」）

八月七日 長生すれば恥多しといふ、あゝ私は生き過ぎてゐる、あまりに恥が多い、恥の多い一生、ただ幸にして、私はまだ恥を失はない。 ――種田山頭火『草庵日記』

酒！ ああ酒のためだ、酒が悪いのではない、私が善くないのだ、酒に飲まれるほど弱い私よ、呪われてあれ！ 肉体的にはとうとう吐血した、精神的には自殺に面して悩み苦しんだ。（種田山頭火「其中日記」）

4月17日 渋谷で天ぷらを食べる。人生の諸選択においてはマルチバース的世界観が助けになるのだと話した。 米津玄師の影響で種田山頭火の日記を初めてじっくり読む。気質は暗い。が蓋し俳句は形式上、造られたエモを遠ざけ、可笑しみを伴うので良い

マツタク春風ノマンナカ ドシヤブリ、遠イ遠イ春ノ出来事 種田山頭火が 『其中日記(ごちゅうにっき)』の 昭和八年四月に記した 俳句から選んだ 六句がモチーフの包み紙 カゼノロツクとアメノロツク . . . ［包む紙文具 / 包み紙 小 　カゼノロツク・アメノロツク］ shop.hisanaya.net/items/78411283 pic.twitter.com/8tGwQe5AJQ

私はハシゴだ、飲みだしたら次から次へと飲み歩いて、泥酔するまで飲みつづける、ぐでんぐでんの老いぼれはおよそ愚劣の愚劣の愚劣だ！（種田山頭火「其中日記」）

自分で自分に腹が立つうちはまだ見込があると思ふ。"種田山頭火『其中日記（十五）』

雑草につつまれて弱い心臓で "種田山頭火『其中日記（六）』

あるのは命だけだ――まだ命だけは残つてゐる。"種田山頭火『其中日記（二）』

さくらちるさくらちるばかり "種田山頭火『其中日記（三）』

種田山頭火や古川緑波の日記を青空文庫で拝読して思う。結局は赤裸々な、素直な心の動きを記録することが、百年後の人間にも訴える何かを持つのだと。こう思われたい、こう見られたい等と見栄や自己顕示欲等で書かれた文章は、短命且つ少い支持で終わると。この場所、Xも、同じなんじゃないかな。

白い野良犬の咥えていた餅をたべる。3日後には逆に、自分の飯を猫に食べられて、その残りを朝飯にする。「いくらでも稿料が貰へたら、ワン公にもニヤン子にも奢つてやらう」と日記に記した５日後、松山・一草庵にて脳溢血で念願のコロリで死去。昭和15年10月11日、山頭火57歳。 #種田山頭火 pic.twitter.com/BJfwN2088H

種田山頭火著 『其中日記』の 昭和八年四月に記した 句の中から 雨を詠んだ句で終わる 六句を選び 紙文具に仕立た アメノロツクシリーズ . . . shop.hisanaya.net/items/78095953 pic.twitter.com/AK08bIHAx3

物忘れすることは悪くない、自分自身をも時々は忘れるがよろしからう。　 種田山頭火『其中日記』 #cats #monochrome #猫 pic.twitter.com/09srLWcyLQ

物忘れすることは悪くない、自分自身をも時々は忘れるがよろしからう。"種田山頭火『其中日記（九）』

ぬくうてあるけば椿ぽたぽた "種田山頭火『其中日記（八）』

山頭火を読む 【うめ編.1】 ・けさも一りん開いた梅のしづけさ（種田山頭火・三八九日記) Photo:さつき #朗読 #自由律俳句 pic.twitter.com/vDHwZMQxtJ

つかれた、つかれた、……うれしい、うれしい。"種田山頭火『其中日記（六）』

山頭火を読む 【椿編.4】 ・ふりかへる椿が赤い（種田山頭火・其中日記•6) #朗読 #自由律俳句 pic.twitter.com/Bi4YK1lkh2

山頭火を読む 【椿編.3】 ・逢へたゆふべの椿ちりをへてゐる（種田山頭火・其中日記•2) #朗読 #自由律俳句 pic.twitter.com/FnQLujq2Jh

🟦 山頭火を読む 【椿編.2】 ・椿おちてゐるあほげばさいてゐる（種田山頭火・其中日記•8) #朗読 #自由律俳句 pic.twitter.com/EUvMTEbt3Q

🟧⬜️ 山頭火を読む 【椿編.1】 ・椿の落ちる水の流れる（種田山頭火・其中日記•6) #朗読 #自由律俳句 たまにはこういった表現もいかがでしょうか🎤✨ pic.twitter.com/rcYt63Do2E

🍄 山頭火を読む 【夕焼け編6】 ・そこまで送る夕焼ける空の晴れる（種田山頭火・其中日記•8) #朗読 #自由律俳句 pic.twitter.com/TnMfV0rtKE