「五色の虹」を読む。満州国に短期間存在した満州建国大学という最高学府の学生のそれからを追ったノンフィクション。日本や中国、ソ連圏等では冷遇あるいは迫害されたのに対して、エリートとして遇された韓国というのは驚きだった。不完全燃焼気味なところが迫力があり必読と思う。

#読了 五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後（三浦英之） 戦時中の満州に東アジア各国のエリートが集められた国際大学があった。卒業生たちは戦後、日本帝国主義の協力者として弾圧を受けながらもそれぞれの人生を築いていく。ノンフィクション。 pic.x.com/DVks2hk1kJ

『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』三浦 英之 同筆者の「涙にも国籍はあるのでしょうか」が面白かったので読んでみた。筆者が新聞記者のため読みやすく、調べる過程もロードムービー的で面白い。フィクション・ノンフィクションの別なく、これはい... #読書メーター bookmeter.com/reviews/123820…

返信先:@yuukun_reborn感覚って昔の人も、今の人も共通してるからですかね？ 面白いのは、日本も江戸時代までは青と緑の区別がなかったので 『五色の虹』 と呼んでいたようです。 転じて、 物、事象への『名付け』＝区別が 大事で、議論の基本だと思います。 説明ムズい微妙な色でグラフ描くと、説明難しくなるように😅

返信先:@miura_hideyukiこれからも私は暮らしに根ざした新聞記事を書き、良質の本を出し続けていきます。→ますますのご活躍を期待しております。今、五色の虹を読み直しております。再度、発見する事が多々です。

産経朝刊13P、"五色の虹　満州建国大学 卒業生たちの戦後"　三浦 英之 著 (集英社)。石原莞爾が構想した"五族協和"の実践の為、日本、満州、中国、朝鮮、モンゴル、から選ばれた若者達が集い共同生活。当時では信じ難い特権"言論の自由"を与えられ、誰もが日本政府批判を出来たという。