以前読んで良かった小説で和田芳恵『掌の恋』ってのがあるんだけど、私はそれの終盤の文章がすごく好きで、そこだと（間にセリフやモノローグを挟みつつ）文末の「〜た」が11回続いてました 今その本が手元になくて、抜き書きした一部の「〜た」を数えただけだから実際はもっと続いてたかも

今回、初めて小学館のP+D BOOKSで読んだけれど、いまどきこのくらいの廉価で古い作品を新刊で読めるのは奇跡。が、高い金を出してまでも作者年譜がついている講談社文芸文庫が欲しいときもあって、初・和田芳恵の「暗い流れ」はP+D ではなくわざわざ文芸文庫の古本を探して買った。

和田芳恵「塵の中」(小学館)読む。 表題作の前半部分が別の題名で直木賞候補、表題作が芥川賞候補、表題作を含んだ本書で直木賞受賞とややこしい。その表題作より所収の「道祖神幕」が頭を抜けて良い。収録作いずれも女性をメインの登場人物に置き、いろんな顔をみせる。ちなみに作者は男性ね。 #読了 pic.twitter.com/T73KBFy0pX

古本屋ソラリス新規出品本 よろしくお願いします。 和田芳恵 接木の台 初版 帯付 新潮日本古典集成 近松門左衛門集 信多純一/校注 近松門左衛門 若山牧水 若山牧水詩歌集 大悟法利雄/編 世界の詩72 宮脇綾子 アプリケ芸術50年 宮脇綾子遺作展 図録 アップリケ pic.twitter.com/Tj9vbRIp7f

梅宮創造の「千無のまなび」読了。今夜から和田芳恵の「塵の中」を読む。古本で既読だが装い新たに刊行されれば読まずばなるまい。 pic.twitter.com/Dn19pkn93w

P＋D BOOKS 塵の中 和田芳恵 2024年04月11日配信開始 al.dmm.com/?lurl=https%3A…