ポスト
「それが本音ならちゃーんとわしの目ぇ見て言うてみぃ」 「…」 ガタッと音を立て椅子から立ち上がると両手で頭を掴まれた。 否が応でも視線が合う。 「なぁ…一緒におらん時もお前はわしのもんやって思わせて」 息がかかるほどの距離で見つめられ、ようやく思い出した。
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