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真っ赤なリンゴを中心に、放射状に散らばった人間たち。度々視線を向けて、デッサンを続ける。視線が集まった先に穴が空いて、そこから青虫が出てきた。リンゴの上に登った後、こちらを向いて言う。 「どうしたの?集中してないようだね」 鉛筆は尖り、食パンのカケラとキャンバスは、白いままだった。

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庵@140文字小説@kaKu4472atm

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