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思わせぶりな瞬きも、小さな頷きも、見つめ合う数秒も、特になんの意味も含まなかった。 「さっきのなんだったんですか?」 これが答えだ。年齢に任せたはぐらかしでその場を乗り切り、盛大なため息は、車の中で吐き出す。口に出さないとわからない、これは真理だ。次に活かそうと、視線を前に向ける。

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庵@140文字小説@kaKu4472atm

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