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「何・・・?」 「いいえ、何でもありません」 「何だよ。気になるだろ」 詰め寄るセトから視線を反らしながらオシリスは誤魔化そうとしたが、そこは惚れた弱みと年の功で、すぐに白状させられた。 「プッハ。あんなの気にしてんのかよ」 「・・・・そんなに笑わなくても」

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くろみみくるみ@fAg4Xyp66SbsLWV

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「あの空はCGだし、共演した相手はどうでもいいヤツ。そもそも仕事だろ。こうして恋人と本物の星空を眺めるのと比べるのがおかしい」 セトが体勢を変えたことで、ブランケットが地面に落ちる。向かい合いながら、こつん、と額を合わせて、オシリスのぼやけた視界の中でセトが目を閉じた。

くろみみくるみ@fAg4Xyp66SbsLWV

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