来て帰る甚平試着室を出て 　#asedaku　#候刻み

この足は父方の足甚平の子 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

kigo　～甚平～ 軍服も甚平も要らぬよわが家 #候刻み　#さみしい夜の句会

百足虫には引く足置く足上ぐる足 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

kigo　～百足虫～ 太郎冠者追うて百足虫も舞台上 #候刻み　#さみしい夜の句会

大雑把かつ大袈裟な言われよう百足虫 　#asedaku　#候刻み

蚊を乗せて居眠る人の二の腕よ 　#asedaku　#候刻み

【候の季語553+3237】百足虫（むかで：動物●） ◇百足虫ゆく畳の上をわるびれず（和田梧朗・即興の山） #pephaiku #候刻み 旧6月1日（三十一候/温風至）

蚊に喰はれ易く選挙はいつも負け #候刻み 投票は欠かさず行くけど、都長選は権利なし x.com/pephaiku/statu…

kigo　～蚊～ 蚊を打つ様を見てより叔母に近づかず #候刻み　#さみしい夜の句会

はじまりとおしまいを見る水中花 　#asedaku　#候刻み

【候の季語552+3237】蚊（か：動物◎） ◇わが宿は蚊のちいさきを馳走なり（芭蕉・芭蕉庵小文庫） #pephaiku #候刻み 旧5月30日（三十候/半夏生）

屈辱といふ養分も水中花 #候刻み ちょっとキレ気味のレポート添削だった。前々回のレポートに立ち返って直した方が近道かも x.com/pephaiku/statu…

kigo　～水中花～ 体内で生くるざうきや水中花 #候刻み　#さみしい夜の句会

kigo　～水中花～ 朽ちたがる切り花よりも水中花 #候刻み　#さみしい夜の句会

【候の季語551+3237】水中花（すいちゅうか：生活○） ◇水中花にも花了りたきこころ（後藤比奈夫・金泥） #pephaiku #候刻み 旧5月29日（三十候/半夏生）

紅花にいつも混乱きたす脳 　#asedaku　#候刻み

紅花のひかり遥かに立石寺 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

心許なくもないかな菊挿して 　#asedaku　#候刻み

kigo　～紅花～ 紅花の魔法よとどけわたしまで #候刻み　#さみしい夜の句会

【候の季語550+3237】紅花（べにばな：植物◎） ◇紅花摘みに露の干ぬ間といふ時間（田畑美穂女・吉兆） #pephaiku #候刻み 旧5月28日（三十候/半夏生）

疎なるは期待の証菊挿すを #候刻み x.com/pephaiku/statu…

#候刻み　第二十九候　菖蒲華 ゼリー　こんな世ならゼリーにあたしを閉ぢこめて 鰺　もの言はぬ鰺を案ずることもなし パセリ　パセリ食ふか残すか皿の下げられて 噴水　噴水前さびしき人がいつまでも 虹鱒　虹鱒にいねと云はれて川下る pephaiku

#候刻み　第二十八候　乃東枯 ラムネ　ラムネほらと口つけわたしくれしひと 夏の月　夏の月閉ぢてベッドにころがされ 目白　目白鳴く句点打つ場に迷ひけり アイリス　アイリスやクラスに帰国子女ふたり 雨祝　子どもらの質問攻めや雨祝 pephaiku

#候刻み　第二十七候　梅子黄 焼酎　焼酎のにほふ唇には接吻ごめん さくらんぼ　嫉妬するこころしづめてさくらんぼ 朝顔市　朝顔市しばらく花のあるくらし 鷭　あの鳥は鷭でせうかと聞かないで 病葉　病葉やわれもまもなく重なりぬ pephaiku

第二十九候［菖蒲華］ #候刻み 身じろぎもしないゼリーが地蔵尊 ぱくぱくは人間だけでいいでしょ鯵 いつになくパセリをパセるクラス会 心配になって噴水の穴見にゆく くっきりとあらわれながら虹鱒と #asedaku　#haneoki72kou

第二十八候［乃東枯］ #候刻み ラムネ好むよ概ね人で少し魚 遊び場の土管に入る夏の月 大差なき目白仔目白続き翔ぶ アイリスの尖紋章に成る決意 見えていた島影の無く雨祝 #asedaku　#haneoki72kou

第二十七候［梅子黄］ #候刻み 割りきって末席汚す生焼酎 勝つためにサーブが大事さくらんぼ ませなんぞ付けたら売れぬ朝顔市 時が来て鷭が出てくる指名打者 病葉を落としもせずに目の奥に #asedaku　#haneoki72kou

第二十六候［腐草為螢］ #候刻み 器ごとにのびのびとする冷素麺 イモリ一歩進むすぐ澄む水けむり マンゴーが出てくるとんでもなく切られ 螳螂生るうろつくうろつくはなっから 仕事中いつもしゃかりき芝刈機 あらためて末法の世を説く郭公 #asedaku　#haneoki72kou

第二十五候［蟷螂生］ #候刻み 延伸の新駅山滴る先に 片サンダルの表裏表裏す離岸流 海亀の中に女神が入ってる 百日紅百日先の別世界 とろとろに見えて一すじ富士詣 #asedaku　#haneoki72kou

第二十四候［麦秋至］ #候刻み 掌中に音立て磨くピーマンを 冷麦は食いたし冷や飯はごめん 無茶苦茶だわな皮剥もタコブツも すこぶる陽気トルコアイスの夜店かな 開通の予定は未定だが尺蠖 #asedaku　#haneoki72kou

kigo　～菊挿す～ 菊を挿す術は知れども子はをらず #候刻み　#さみしい夜の句会

【候の季語549+3237】菊挿す（きくさす：生活○） ◇菊挿すや大川端へ用足しに（加藤郁乎・江戸桜） #pephaiku #候刻み 旧5月27日（三十候/半夏生）

桟橋の列滞る半夏生 　#asedaku　#候刻み

kigo　～虹鱒～ 虹鱒にいねと云はれて川下る #候刻み　#さみしい夜の句会

kigo　～噴水～ 噴水前さびしき人がいつまでも #候刻み　#さみしい夜の句会

kigo　～パセリ～ パセリ食ふか残すか皿の下げられて #候刻み　#さみしい夜の句会

第二十九候［菖蒲華］ #候刻み 透明のスプーン掬う朱のゼリー 皿の鯵活きし姿を串支ふ まだパセリあるから席を立たないで 女の子噴水三基操れリ 目無しカーブ抜けます虹鱒有ります #pephaiku

第二十八候［乃東枯］ #候刻み 玉を落としラムネ塞き止む和むまで なかよしを見える化せしは夏の月 神宮の目白代々木の垣のなか アイリスという生き方も捨てがたし 六限は倫社やさてと雨祝 #pephaiku