逆の峰逆さ富士から「ルパン来て」 　#asedaku　#候刻み

輪唱のごと熊鈴や逆の峰 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

『羽沖の夏2024』より 見つかっていないつもりの蟇 網戸から入ってこれたのか君 延伸の新駅山滴る先に ラムネ好むよ概ね人で少し魚 身じろぎもしないゼリーが地蔵尊 乗組員のひとりの立ち止まるダリア パラソルの下に待たせている球体 #候刻み #haneoki72kou

『関屋の夏2024』より 夏立つやあんなところへ落ち行く陽 麦笛の吹き上げてくる分水嶺 蝙蝠や浚渫船のゆるき水脈 書写終へて黒ずむ小指百日紅 アイリスという生き方も捨てがたし 弟と犬と百足も居て生家 パラソルとあはす帯締め吾妻橋 #候刻み #pephaiku

近道がばれております草虱 　#asedaku　#候刻み

#候刻み 【関屋の夏2024】より 麦笛の吹き上げてくる分水嶺 方言の指さす南十字星 蝙蝠や浚渫船のゆるき水脈 アイリスという生き方も捨てがたし 短角をつままれ拗ねる兜虫 ノイズキャンセラーや伽羅蕗の噛み心地 #pephaiku

通学班途中に来し子草虱 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語601+3237】草虱（くさじらみ：植物●） ◇草じらみ行を同じうせし証し（上田五千石・田園） #pephaiku #候刻み 旧7月20日（四十候/綿柎開）

降らせつつ高枝渡り居る松虫 　#asedaku　#候刻み

その好きは届くと良いね松虫よ #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語600+3237】松虫（まつむし：動物○） ◇松虫に村は早寝の灯を消しぬ（三村純也・一） #pephaiku #候刻み 旧7月19日（四十候/綿柎開）

思い切りだけどちょっぴり秋手入 　#asedaku　#候刻み

【季刊句集・候刻み（２０２４夏）】 お待たせしました。 #プリマ （ネットワークプリントマガジン）配信のお知らせです。 A3サイズ1枚白黒20円（またはカラー100円）です。 お楽しみいただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。 #yoshinono #haneoki72kou #asedaku #候刻み #pephaiku pic.x.com/nf1lbempgb

秋手入最高気温睨みつつ #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語599+3237】秋手入（あきていれ：生活○） ◇秋手入右の手助けて左の手（村上佳子・琅玕） #pephaiku #候刻み 旧7月18日（三十九候/蒙霧升降）

夢の淵にも内外あるや万灯会 　#asedaku　#候刻み

万灯会誰にも祖父母曾祖父母 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語598+3237】万灯会（まんとうえ：行事●） ◇子の画きし一灯探す万灯会（吉田早苗・鉾） #pephaiku #候刻み 旧7月17日（三十九候/蒙霧升降）

盆の月あんぱん夕餉にすると母 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

盆の月見入る子供の後ろ頭 　#asedaku　#候刻み

【候の季語597+3237】盆の月（ぼんのつき：天文○） ◇灯を消して畳に招く盆の月（黒田杏子・一木一草） #pephaiku #候刻み 旧7月16日（三十九候/蒙霧升降）

早いものねと頷き合うて茄子の馬 　#asedaku　#候刻み

第三十八候［寒蝉鳴］ #候刻み 玫瑰の実など咥えてどこさ行く 山肌に見えてどんどん谷へ鹿 秋暁の真水枕辺より胸へ 自分らのこととは知らず稲の虫 先生の夢にもきっと貝殻草 #asedaku　#haneoki72kou

第三十七候［涼風至］ #候刻み 風すこし何の香りか今朝の秋 歯を受けてかちんときたる桃の種 硯洗うとことん水洗いに限る 流し目の先へ無声の梶の鞠 浮かべたる梶の葉浮かべたる二星 #asedaku　#haneoki72kou

エフエム横浜のロゴ盆波にレゲエ 　#asedaku　#候刻み

第三十八候[寒蝉鳴]ひぐらしなく 20240812〜0816 玫瑰の実歌碑ありて知る岬の名 木洩れ日か集ひて寝たる鹿の背は 秋曉や名残に鳴くも早鳴くも 進駐は過誤とぞ言はん稲の虫 乳の張る夢や懐かし貝殻草 #候刻み #yoshinono

俯いて草食みながら茄子の馬 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

第三十八候［寒蝉鳴］ #候刻み 一見に玫瑰の実のツンとデレ 耳傾けて鹿の四方山話 秋曉の空の港のメダリスト バス停の待ち人一人稲の虫 貝殻草ふわり努力のやうなもの #pephaiku

【候の季語596+3237】茄子の馬（なすのうま：生活○） ◇初捥ぎのわが丹精の茄子の馬（石田あき子・馬酔木季語集） #pephaiku #候刻み 旧7月15日（三十九候/蒙霧升降）

紙袋湿気るバス停盆の波 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語595+3237】盆波（ぼんなみ：地理○） ◇打ち寄せしものをまた引き盆の波（白濱一羊・喝采） #pephaiku #候刻み 旧7月14日（三十九候/蒙霧升降）

先生の夢にもきっと貝殻草 　#asedaku　#候刻み

乳の張る夢や懐かし貝殻草 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

【候の季語594+3237】貝殻蒼（かいがらそう：植物○） ◇つづく訃に触れて音たつ貝殻草（横山房子・一揖） #pephaiku #候刻み 旧7月13日（三十八候/寒蝉鳴）

自分らのこととは知らず稲の虫 　#asedaku　#候刻み

進駐は過誤となりけり稲の虫 #候刻み x.com/pephaiku/statu…

秋暁の真水枕辺に戻しけり 　#asedaku　#候刻み

【候の季語593+3237】稲の虫（いねのむし：動物●） ◇道の辺や小萩にうつる稲の虫（樗堂・発句題叢） #pephaiku #候刻み 旧7月12日（三十八候/寒蝉鳴）

秋暁や名残に鳴くも早鳴くも #候刻み x.com/pephaiku/statu…