#卵 #夢野久作 「卵とは何なのか？」 多種多様な解釈ができる怪作。 本来ならば、その雰囲気は 奇怪で不気味なはずなのに、 どこかすっとぼけていて、独特です。 夢野さんのような世界観を持つ作家は なかなか、いないでしょう。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/esCLReNynh

#人間華 #山田風太郎 医学の知識を生かした名作。 さすが、医科大学卒業です。 愛する人を思うあまり タブーを犯そうとする医師。 その姿は痛々しくも、 どこか切ないです。 我が身に置き換えて考えると、 身につまされるものがあります。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/LM7KLSZdiZ

#赤い鼻緒の下駄 #柴田錬三郎 時代小説が有名ですが、 実はオールラウンダーな柴田さん。 伝奇物や怪奇物も 多数、残しています。 仄暗い闇夜に浮かぶ 鮮やかな鼻緒の「赤」。 その光景は、どこか懐かしく、 切ない事実と相まって、 忘れられない心象を残すのです。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/tSRzjybM7U

#香山滋 #月ぞ悪魔 独特な作風で 今だ語り継がれる香山さん。 ここでは、 悲恋の物語が選ばれています。 無国籍で、妖しいムード。 怪奇物でありながら、 どこか物悲しいストーリーは 惹き込まれるもの。 香山さんの作品の中では トップクラスのクオリティーです。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/pzKdf7iKI7

#上半期ベストミステリー 上半期に #読了 した小説は、97冊です。 その中でもダントツトップは #高橋克彦 さんの 「 #緋い記憶 」です。 こんなに素晴らしい作品が 数百円で読めるなんて、 日本に生まれてよかったです。 @mwjsince1947 #日本推理作家協会 pic.twitter.com/19RgvJVDSn

#山村正夫 #魔性の猫 #怪談 といえば やっぱり、犬より猫ですね。 犬だと、不気味さに欠けます。 はたして、 良心の呵責による幻想なのか、 魔性がもたらす悪意なのか。 余韻のあるラストが また、恐怖を煽るのです。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/QTvqJYAIOi

#岡本綺堂 #兜 名工の兜にまつわる不可解な話。 実際の出来事と兜との関連は、 最後まで曖昧で、解かれないまま。 近年の怪談は結末が明確でなく、 それを考察するのを楽しみとする 流れがありますが、 この作品にも、その趣きがあり、 今読んでも興味深いです。 #十の物語 #高橋克彦 #読了 pic.twitter.com/MZFld47O1s

#十の物語 #読了 #高橋克彦 さんによるアンソロジー。 お気に入りは、 #中津文彦 さんの #すてきな三にんぐみ 。 謎自体はシンプルで、 推理は可能ですが、 破壊力抜群なラストシーンが 待ち受けています。 この作品を書いた 中津さんはもちろんのこと、 選んだ高橋さんの センスには脱帽です。 pic.twitter.com/YYKhDBkIEl

おはようございます🍀✨ #イマソラ #読了 #高橋克彦 pic.twitter.com/Xs5rFf3Ul8