返信先:@tamuratera法華経信者・僧俗の帰依するお寺や門流にも影響があったとされます。室町時代から戦国時代末期、西国、九州でも、勝劣派日隆門流が勢力を増し、富士門流京都要法寺の日辰上人は門流内の対立どころではないと、危機感を『負薪記』に記されています。故に東国の富士五山を和融・通用を図ったとされます。

返信先:@tamuratera他1人武田家や徳川家五ケ国時代の宗教統治に、国主の役人として「各宗派は宗派内派閥教えの違いを差し置いて一元統治に応じよ」との命で、各日蓮門下(主に駿河国担当)に派遣されております。各門流内(身延末・富士五山・本山光長寺等の日隆門流)でさえ統合に抵抗した様です。 立正大学紀要の坂本論文参照。

返信先:@tamuratera他1人清彦三郎徳長(武田勝頼や徳川家康の被官)は、西山本門寺檀家の南条兵衛七郎三女一族の傍系なんで、寺院間の隔絶とは別に、他の富士五山に属する南条一族の僧侶や檀家に水面下でアクセス出来たでしょうし、そもそも国主たる戦国大名の家臣であれば種々の要件で各本山に出入り出来たでしょう。

返信先:@tamuratera他1人近世富士門流の大学僧の要法寺日辰上人が、他門流の西国での興隆に対抗上、何百年か隔絶していた富士五山を通用させようと使者・清彦三郎徳長を遣わしたものの、歴史上の問題や内部での教えの違いがあり中々和融しなかったとされますから、同門流であっても帰一出来ない関係性は元々ありました。

【日蓮宗の宗史⑳】 日興門流（富士門流）は、日興上人を中心に多くの弟子が生まれ、お寺を各地に作り、富士五山・興門派八ヵ本山を中心に拡大していく。 富士門流でも日蓮宗に所属する寺院もあり複雑だが、富士門流は勝劣派・日蓮本仏論といった教義を採用する。 #作務衣チャンネル豆知識 pic.twitter.com/ntihN9z9N2

【日蓮宗の宗史⑲】 日興門流（富士門流）には「富士五山」という5つの本山（ボス級の寺）がある。 ✅上野大石寺（日興）→富士大石寺・上条大石寺とも ✅北山本門寺（日興） ✅西山本門寺（日代） ✅小泉久遠寺（日郷） ✅下条妙蓮寺（日華） （）内は作った僧侶です。 #作務衣チャンネル豆知識 pic.twitter.com/8LD6I8KiEQ

返信先:@cAkanrozikimetu他1人清彦三郎徳長(上野尼の三女系)が、要法寺日辰上人の使者となり富士五山(各本山間の)で交流が途絶えた所に、通用を働き掛けてます。 彼が要法寺と大石寺の通用を図った流れも面白いです。 日隆門流に九州や西国で、僧俗引き抜きもあり、富士門流内で確執している場合ではないとの日辰上人の思い故かと